ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/11 巨人 3-2 広島 → ヨシノブ8年ぶりのサヨナラ!9月の成績を5分に戻した

巨人 3-2 広島

対 広島:14勝6敗1分

勝利投手:久 保 57試合 4勝 1敗 17S

敗戦投手:サファテ 53試合 1勝 2敗 34S

投手リレー

巨人:東野→高木→野間口→越智→山口→久保 捕手:阿部→實松

広島:バリントン→今村→サファテ 捕手:石原

本塁打

巨人:

広島:

日テレG+ にて観戦

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広島東洋カープとの第21回戦は、三回に2点を先制されたが、七回に大村、八回に亀井のタイムリーでそれぞれ1点を返し、同点とした。さらに九回、高橋由の中堅越のタイムリーヒットでサヨナラ勝ちした

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昨日なみに広島の攻撃を受けたといっていい、全イニングで走者を背負うという苦しい展開だった。

まずは9日の広島戦で初回に3点を失い、僅か1イニングで降板させられ、2試合連続の炎上となってしまった東野。中一日で雪辱を果たすために改めてマウンドにあがったが、初回、いきなり東出にヒットを打たれ、バーデンに四球を出すなど「おぃおぃ、本当に反省しているのか?」と正直心配になったが、ここは何とか0で凌ぐ。

ただ、3回までは何とかしてかわそうとしているように見え、ピンチで甘い球が行っていたため、こりゃダメか?とあきらめかけていた。

その後もランナーを度々背負うが、ピンチになってからも粘り強く投げており、ここらへんから前夜の西村の投球スタイルが参考になったのではないか?と思われた。

もともと崖っぷちにいる状態で中途半端は許されない立場だけに、もっと打者に向かってゆくような投球をしなくては、失った信頼を回復するにはちょっと物足りないと思うし、今日の投球で、もっと長打力のあるチームとの対戦はまだ不安が残る。

ただ、先発のコマが足りない現状としては、どうしても残さざるを得ないか?

とりあえずラストチャンスは、ギリギリで何とかモノにしたとは思うので、次の登板までに自信を取り戻し、自分の良さは何だったのかをしっかりと思い出し、もう1段、大人になってくれることを期待したいと思う。

(時期が時期じゃなきゃ、早いところ「下でひと皮向けて来い!と言いたいところだけど)

打線は10安打放ったものの、そのほとんどは5回以降と序盤に援護をしてあげることが出来なかったのが悔やまれる。広島守備陣は東京ドームということもあり、常にいつ反撃を食らってしまうのか?という不安を抱えながら戦っているように見えた。追いつくチャンスはもっとあったと思うが、なかなか得点にまで結びつけることが出来ない展開に正直あせった。

ただ、最後に突破口を開いたのは藤村。藤村の足じゃなきゃ、ただのセカンドゴロになるところだったが、ノーアウトで先頭打者が出たことで、相手に大きなプレッシャーを与えることが出来た。寺内が送ったところで長野は敬遠、すでにラミちゃんはベンチに下げていたので、そこで代打の谷を起用したが、直球に押されてファーストフライ。

ストレートに強いヨシノブに対して、ストレート勝負を選択してきたサファテのボールを見事に打ち返して8年ぶりのサヨナラヒットを放ってくれた。

正直なところ、昨日、今日は対広島との相性の良さ(広島が苦手に思ってくれていると言い換えていい)が手伝っての連勝だったような気がするが、とにかく負け数で大きく水をあけられている巨人としては、どんな内容だろうと、どれだけ無理をしようと最悪でも引き分け、いや、勝利のための采配を強いられる(と私は思っている)。

(9日のゲームもやりようによっては追いつけたと思っているし・・・)

明後日からは現在6連敗中の横浜と3連戦。

ヤクルト、中日が横浜との対戦で3連勝したことで、巨人的にはますます苦しくなっている現在、追っかける立場の巨人が横浜戦に取りこぼしていては始まらない。

(でも、そういう時にコロっと負けちゃうのも巨人なんだよなぁ)

横浜3連戦のあとは変則で中日との3連戦から始まる5連戦が待っている。

10月の9連戦を最後の大勝負とするためにも、絶対に取りこぼしてはいけない戦いが9月末まで続く。

選手も苦しいだろうけど、とにかくひとつでも余計な負け数を増やさないよう、自宅で明日を過ごせるからと、余計な疲れを作らず、家族サービスも大事だけど、ぐっと堪えてまずは疲労を抜く休日にして欲しい。

疲労の心配が無いなら、リフレッシュでも・・・いいか)