ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/06 巨人 8-2 横浜 → 開き直れたか?やっと今季に見たかった攻撃が見れた

巨人 8-2 横浜

対 横浜:13勝10敗0分

勝利投手:東 野 30試合 8勝 11敗 2S

敗戦投手:加 賀 28試合 4勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:東野→アルバラデホ  捕手:阿部→實松

横浜:加賀→牛田→福山→山本 捕手:細山田

本塁打

巨人:ラミレス19号2ラン、阿部18号2ラン、長野15号ソロ

横浜:筒香7号2ラン

日テレG+ にて観戦

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

連敗で迎えた横浜ベイスターズとの3連戦最終戦。一回にラミレスの2ラン本塁打などで3点を奪う。その後も主軸に本塁打が飛び出し、効果的に得点を加えていく。特に阿部はこの日5打点を挙げる大活躍を見せた。先発の東野は制球に苦しみながらも7イニングを二失点の好投。8対2の快勝で連敗を止めた

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

混戦のセリーグと言われていた頃が懐かしい・・・・とノスタルジーな気持ちで始まった今日のゲーム

今日のような初回の攻撃が初戦に欲しかった・・・

坂本が出て、脇谷が送れず、長野が凡退・・・・今までだったら終了してしまうところで、阿部がタイムリーを打ってチームを波に乗せた。先制点がどれだけチームの雰囲気を楽にさせるか、それを証明したような流れ。

そんなこと、野球選手ならわかっているんだけど、この2試合はそれが出来なかった。

続くラミちゃんのホームランもそんな雰囲気が打たせたものだと思う。

今日のようなゲームが、本来の3位と最下位のゲームなんだとすれば、やっぱり昨日までの2連戦は立場が逆になっていた。

上の2チームの戦いで世間が盛り上がってる中、置いてゆかれてる感の強い巨人戦だけど、だからといって適当なゲームをしていいわけではない。

4回のホームランのビデオ判定の場面だが、あれがホームランかどうかは別にして、すかさずセカンドへ投げた矢野の送球はすばらしい。あれ、ラミちゃんだったらテレンコ投げているところだと思うが、判定がどうだろうがあきらめずに全力で投球する姿に、今、この時期に大事なプレーが何なのか教えられた選手もいるんじゃなかろうか?

投げる方といえば、東野は本当に怖ぃ・・・・

低目しかホームランできない筒香に低めで勝負するとは・・・・(涙)

アウトコースをうまく打たれて、どちらかというと打った筒香の方を褒めるべきなんだろうけど、東野のストレートにキレがあって、コントロールがしっかりしていれば、筒香のように怖いけどまだ若さゆえの穴があるバッターは打ち取りやすかったはず。

しかし、筒香はあれだけインパクトの瞬間にスタンスを広げて、それでもあそこまで持ってゆくのは下半身の強さの賜物、ほんと末恐ろしいバッターだ。ま、だからこそ、高めに穴があるんだけど・・・(中田翔にも同じようなことが言えるけど、中田は高めも平気で持ってゆくからなぁ)

阿部のツーランが無きゃ1点差まで詰め寄られていたわけで、やっぱり東野は信用ならん、っていうか、当りはずれがデカすぎる。メンタルの弱い東野には催眠術をかけてでも、精神的な障害を除かなければ、将来は無さそうな気がする・・・そういや、催眠術ってルールで許されてるのかな?(笑)

緊張感のある場面で、堅くなるようではプロの選手としては失格なわけでやっぱりオフにはメンタルトレーニングが必要だな

投げる試合毎に間合いがバラバラでは、見ているこっちの胃が痛くなってしまう。投球の基本は「テンポは速く、投球はゆっくり」なわけで、それができているのは内海と澤村か、澤村の場合はまだムラがあるけど、ゲーム中に修正できる適応力がある強みがある。

クリーンアップ3人にホームランがでたことで、明日からのナゴヤにほんの少しでも期待が持てるようになったのは嬉しい限り。

昨日の時点では、優勝どころか3位死守のことばかりを考えるようになっていたが、今夜のゲームで状況は一変した。ヤクルトが負け、中日が勝った事でとうとう中日が単独首位に立ち、ヤクルトは相次ぐ主力選手の離脱もあって5割キープも怪しいという緊急事態に・・・・

これまではヤクルトの優勝は確定で、2位の中日にどうやって追いつくかだけを考えていたのだが、直接対決が6試合残っている中日が首位に立ったとなれば、話は変わってくる。今日の時点でゲーム差は5.5ゲームということは、残り6試合を全勝すれば立場が逆転するという単純計算になる(もちろん、その場合はヤクルトが再び首位になっていると思うが・・・)。阪神と中日にさえトータルで勝ち越してくれれば、優勝を逃したとしてもまだ気がまぎれると思っていたが、ちょっと風向きが変わってきたか?こういうことがあるから、昨日、一昨日のゲームは勝って、中日との差が広がらないようにしておかなければいけなかったのに・・・・・(3.5と5.5じゃ天と地ほど違う)。まぁ今日負けていれば、中日との差がどうのこうのとか、考えても仕方ない事態になっていたわけで、そういう意味ではまだもう少しだけ野球を楽しめる日が続いたか?

そんなこんなで1年を通じて最も大事な試合が明日になった。

吉見と内海という最多勝防御率で争う二人の投げあいで始まる3連戦。

このゲームを取ることが出来れば、それこそ勢いがつくかもしれないが、これを落とした時点で、頭の中は阪神に如何にして追い上げられないようにするかに頭を切り換えなければならないだろう。予定では内海、澤村、ゴンザレスというローテで来そうだが、明日負けたとしたらゴンちゃんはそのあとの阪神戦に回すことも考えなくてはいけないかもしれない(って、解説の水野氏も言ってたな)。

原監督はよく「徳俵に足がかかっている」という表現を使うが、正確に言うと徳俵から足は出ていて、今にも地面につきそうな状態だと思う。踏ん張ろうにも力が入らない状態で、相手が体勢を崩してくれない限り自力では土俵内には戻れないという状態。

ま、いくら理屈を並べたところで、明日負ければ内海の最多勝にも黄色信号が点滅(というか限りなく赤信号)を始めるわけで、ただただ頑張るしかないか。

追記(ごめんなさい)

野球とは全く関係ないですが、私の尊敬するジョブズ氏が逝きました・・・・

詳しくは

http://blogs.yahoo.co.jp/ming_maro

を見ていただけると、うれしいです。