巨人 4-4 中日
対 中日:8勝9敗2分
勝利投手:
敗戦投手:
投手リレー
巨人:内海→福田→ロメロ→久保 捕手:阿部→鶴岡
中日:吉見→浅尾 捕手:谷繁
巨人:
中日:ブランコ13号ソロ
BS-TBS にて観戦
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首位・中日ドラゴンズとの天王山。巨人・内海、中日・吉見という最多勝を争うエース同士の対決となったが、内海は一回に3失点。一方、打線は吉見の前に八回までわずか2安打に抑え込まれていたが、九回に阿部、高橋由の適時二塁打で同点に追いついた。延長十回までもつれた激戦は、最後まで両者譲らず、規定により引き分けとなった
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これからの記事は、あくまでも8回裏までのメモに基づいて書いてます。まずはそれを了承いただいた上で、お読み進めください
内海vs吉見のエース対決。しかし、単なるエース対決ではない、この二人が最多勝、防御率で争っているからだ。数字の上では全くの互角。
打線に関しても、谷繁、阿部の両キャッチャーが打線好調で、ラミちゃん、ブランコの両外人対決では今はブランコのほうが上。長野vs森野の3番対決では圧倒的に長野が有利。復調してきた和田と、ん~~~比べるならとりあえずはヨシノブか?ここはちと分が悪いかな。
となると、勝負は1,2番にかかってくるのだが、坂本は先日のセンター返しで何かを掴んだ気がすると言っており、コンパクトにセンターにという意識を持っていたようだが、今日に関してはちょっとそういった雰囲気ではなかったかな、ただそれでも2安打は1番としてはまずまず。何より内野フライが無かったのは良い傾向だと思う。
っていうか、今日の問題は2番か・・・
初回、10回とも脇谷に送りバントを命じることなく、打たせた結果、凡打してしまい、そのどちらもが決勝点になりうる可能性を秘めたチャンスだったことが、ゲームの結果に影響した。
いけね、8回裏までの話だった。
初回にお互いにミスが出て、それを得点に結びつけた中日と0で終わった巨人。
これが勢いの差なのかもしれないが、結果的にそれがその後の展開にも影響を及ぼし、びっくりするくらい中日が想定している通りの試合展開をさせられ、今日は中日と巨人の強さの違いをまざまざと見せ付けられた試合になってしまった。
解説の彦野氏が言うように、今日の吉見はストライクゾーンにボールが集まりすぎて、絞ってゆけば打てそうな気がするが、それを逆手に取られて術中にはまっている、コレが阿部と谷繁の差なのか?と思わせる展開で、歯痒さだけが募ってゆく。
8回まで僅か2安打と手も足も出ない状態・・・4点差じゃ、浅尾や岩瀬を出させて疲れさせることも出来やしない、なんにも得るものないし、これで明日からターゲットを阪神に絞って考えるしかないか。
と、8回裏までは思っていた
坂本のヒットをきっかけに、阿部のタイムリーで2点(これは半分はラッキー)。さらにヨシノブのタイムリーで一気に同点においついた。この時点では勢いは完全に逆転し、勝ち越しまで見えていたのだが・・・・初回、9回、10回と脇谷に送りバントをさせず、ヒッティングさせて3度失敗しているのが痛い。っていうか、なぜ脇谷なのか?10回にいたっては長野の前に矢野を出すべきなんじゃなかろうか?藤村の2番も正直なところ心もとないんだが、チャンスを潰してしまう脇谷に関しては藤村以上に相手にとって嫌らしさのかけらも感じない。
(9回はともかく、1回、10回に1点を取りに行く野球ではなく、2点以上取りにゆく野球、もしくは脇谷に1,2塁間を抜ける安打を期待したところがマズかった)
とはいえ、じゃあ2番は誰が適任なんだと言われれば、正直なところ今はいないというのが本音。個人的には矢野を置きたいが、そうなると1~3番まで右が揃うことになってしまい、そういうのは原監督は嫌がる。となると、古城・・・・かなぁ。
9回表に一気に逆転に持ち込めなかったこと、5回のブランコのホームラン。
この2つが最後に追いつきながらも追い越せなかった原因だろうか?
個人の争いとしては内海、吉見のどちらにも勝ちがつかず、痛み分けのような感じなった事が幸いか?表面的に見れば、勝てる試合を落とした中日と負けてる試合を五分に戻した巨人という見方が出来るが、今の時期においては引き分けはどちらのチームにとっても負けと同じ。むしろ巨人としては、残りの中日との直接対決を全勝しても地力では逆転できないという事態に追い込まれた感が強い。かといって、引き分けではターゲットを阪神に絞るわけにもゆかず、やはり対中日をターゲットに明日の澤村にかけるという展開になってしまった。
中日のつめが甘くて助かったが、やはり先制→逃げ切りで中日のペースに巻き込まれないやりかたしか勝てる要素が無いので、明日は澤村に早い段階で2点くらいの援護をあげて、こちらのペースで進められるよう、長野と阿部に期待したい。