ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/18 巨人 4-0 中日 → 阿部が攻守にわたって活躍。フィールズのHRは・・・まぁマグレ・・・かな?

巨人 4-0 中日

対 横浜:8勝8敗1分

勝利投手:東 野 27試合 7勝 10敗 2S

敗戦投手:ソ ト 20試合 5勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:東野→久保 捕手:阿部

中日:ソト→鈴木→平井→三瀬 捕手:小田→小山

本塁打

巨人:阿部15号ソロ、フィールズ1号2ラン

中日:

日テレG+ にて観戦

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中日ドラゴンズとの第17回戦は、七回に阿部のソロホームランとフィールズの2ランで3点を奪うと、八回には阿部のタイムリ二塁打でさらに1点を追加して突き放した。先発の東野は5イニングを三者凡退とし、8回2安打無失点で今季7勝目を挙げた

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昨日、中日との戦いで気をつけなければいけないこととして下記の3点をあげた

1)寝てる子(森野、和田、ブランコ)を起こしてはいけない

2)相性の良い投手(ネルソン)に勝ちをつけて、ジンクスを崩してはいけない

3)今季、巨人戦で相性の良い選手(谷繁)には絶対に打たれてはいけない

2)、3)を完遂できなかったために、前夜は悔しい負けを喫した。

さて、今日は?

今日はソトが先発ということで、谷繁ではなく小田がキャッチャーとして出場となり、5番は和田ではなく堂上剛となった。微妙に三か条が崩れてしまったが、堂上剛にも結構痛い目にあっているので、和田が出ない(登録抹消)からといって安心は出来ない。

で、ソトといえば5勝負けなしで、巨人にとっても天敵といっていい投手。まだ打ち崩せない苦手相手だが、7安打を奪い阿部、フィールズのホームランで降板させることが出来、来日初黒星をつけることができた。クリーンアップをいじった原監督だが、大きくいじった3,4番というより5番の阿部が奮起した感じか?ソロホームランはちょっと押し込まれながらこすった感じで、ドームランといわれても仕方ないか?と思わなくも無いが、それでもこれまであぁいった打球がスタンドまで届いていなかったので、それだけ阿部のスイングが鋭くなってきたという風に解釈したい。

長野から打席前に腕立てするといいとアドバイスを受けてから、打撃が好調の寺内が今日も2安打を放った。昨日もそうだが、右左に関係なく使ってもらえるところまできつつあるので、この調子を維持して欲しい。ただ、それに呼応するかのように藤村が打てなくなってしまった。だからこそ余計に今の寺内のポジション(2番)が重要になっている。正直なところ、本当は2番には足が速くてツーベースが打てる亀井がふさわしいと思っているのだが、2番に入っても状況に応じたバッティングやバントが出来るほど器用ではないのがネックで、何度か試してもらってはいるものの、結果が出せず悶々としている。まぁ、理想は1,2番の連続出塁もしくはチャンスメークでクリーンアップへ!だが、今の打線の状態では、1,2番のどちらかでいいから出塁を!!という期待値が大きいので、藤村が調子悪い時は寺内が、寺内がサッパリな時は藤村が!でいいと思う。とにかくいかにしてランナーがいる状態(出来れば得点圏に)で3,4,5番に回すかというのが野球のセオリーであるならば、今はこの二人のどちらかが出てくれるだけで、得点チャンスは大きくあがる。

あと、来日初ホームラン&初打点のフィールズだけど、原監督は「ジャイアンツファンとしても一番喜んでいるのは自分」と嬉しがっているが、ん~~~どうだろう?フィールズのスイングからすると、唯一打てるのが真ん中から低めの変化球だとするならば、今日のようなボールしか打てる球がないという方が正しいかもしれない。まぁそれでも、スタンドまで運んでしまうパワーは認めてあげたい。今日のバッティングをきっかけに一気に波に乗るかというと、そこは微妙なところだと思っている。

昨日負けて、3連敗も覚悟しながら東野の立ち上がりを見ていたが、今日はストレートが走ってて、阿部も今季一番と褒めていたように、綺麗な線となってストレートが伸びており、ストレートを決め球にして三振を取れるなど、これまでとは別人の東野がマウンドにいた。この投球が常に出来るようになるのであれば、これから先も期待できると思うが、いかんせん東野の場合は投げて見ないとわからないし、調子よくても突然崩れる病があるので、今日は今日としてよかったとしても、次も良いかどうかわからない不安はまだ拭えない。それでも、8イニングを僅か2安打で抑えたことは自信になるだろう(中日の打線が不調であるという事を差し引いても)。これまでチームに迷惑をかけた分、残り試合は全て今日のような調子で投げてくれれば、ファンの不満も少しは和らぐ・・・・か?

(ゲーム前にスライダーがストライクが全く入らなくて、阿部に「今日はあきらめろ」と言われたらしい、ただ、それが逆に開き直るきっかけになったか?今日はストレートに伸びがあり、スライダーも切れていた。ストライクが入らなかったブルペンの割には四球は1度だけだし、ホントわからない投手だ)

この3連戦で2位を奪取という目論見は初戦で崩れたが、2位を狙う球団としての意地は見せれたと思う。あとは明日、内海で勝って勝ち越しを決めた状態で、ヤクルトとの最終戦に望みたい。個人成績も狙える内海としては勝利数、防御率で争っている吉見と投げ合って、勝利を手にしたいところだろうが、日程の関係から最多勝争い同士の対決は無い。まぁ本人的には個人の成績は二の次と考えているだろうが、内海が勝利と防御率を意識して投げる限りは自ずと勝利が舞い込んでくるわけで、明日も如何に0点で抑えるかをテーマに中日打線が起きないように、寝たままの状態で3連戦を飾って欲しい。

今季、負けなかったネルソンに負け、勝てなかったソトから勝つことが出来た。ネルソンが今後は巨人キラーになるかも?と思ったが、ソトから勝ったことで、まぁジンクス的には五分五分になり、中日との対戦も五分ということで、今日はほっとした。あとは明日、勝つことで対戦成績も1つ勝ち越した状態で終えることが出来れば、次の対戦が少し気楽になるので、明日は何が何でも勝つ!という気迫を見せて、勝ってヤクルトを迎え撃って欲しい。