巨人 0-1 中日
対 中日：9勝10敗2分
勝利投手：浅 尾 75試合 ７勝 ２敗 ８S
敗戦投手：久 保 66試合 ４勝 ２敗 20S
投手リレー
巨人：ゴンザレス→山口→久保 捕手：阿部
中日：チェン→岩瀬→浅尾 捕手：谷繁
巨人：
中日：
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１勝１分で迎えた中日ドラゴンズとのカード３戦目。１か月半ぶりに先発したゴンザレスが六回までヒットを許さない好投を見せるが、打線が中日・チェンをなかなか攻略できず両チームとも無得点のまま延長戦へ。十回裏に久保が代打・堂上にタイムリーを打たれ、サヨナラ負けを喫した。打線は１１安打を放ちながらも１点が遠かった
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結局また２番かぁ・・・・・
坂本が内野の頭を越えるような打球を連発するようになり、少し期待が持てるようになってきたか？と思ったら次の問題「２番が安定しない」という課題が・・・
藤村ダメ、脇谷ダメ、亀井ダメ、ヨシノブもったいない、橋本ダメ、古城・・・・微妙
という状態で「おぉそうか、寺内がいたか、打てなくても打者を送ることくらい出来るよな」と思いながらゲームを見ていたが・・・３回に唯一の仕事、送りバントを失敗すると、５回、７回には得点圏にランナーはいながら、２アウトという場面で回ってくる。寺内の役割は打者を送るか、自分が帰る人になるかで、返す人というのは・・・・ちょっと期待が薄い。それでも、どちらかのチャンスで何かが起きれば今日はサクっと勝てるはずだった。
まぁ、寺内だけを責める事は出来ない展開で、結局１０回まで全イニングでランナーを出しながら、僅か１点を取ることが出来ず、負けてしまった。
これだけランナーが出ながら１点が取れないのは、やはり要所要所で光るリードをした谷繁の影響なんだろうなぁ。これが違うキャッチャーだったら、もう少し付け入る隙もあったのかもしれない。やっぱ、巨人戦での谷繁はキーマンだなと改めて思いしらされた。
６回までゴンちゃんがまさかのノーヒットで、巨人に流れが来ているのに１点がとれない展開では、ポカーンとソロホームランとか打たれてあえなく負ける・・・というパターンがあったりするんだが、何とか延長にまで持ち込んだ。
それにしても中日打線に前夜の１安打完封負けの残像があるとはいえ、ゴンちゃんの投球は良かった。後半に疲れからか制球の乱れが僅かに見えたが、そこまでは丁寧にコースをつくコントロールと右打者のインコースへのストレートは素晴らしく、少なくとも、今の時点においては東野、西村よりも信頼のおけるピッチングをしていたし、ゴンちゃん自身、来季の契約がかかる時期だけに必死だったんだろう。空回りすることの心配をしていたが、しっかり落ち着いていたし、冷静な投球が出来ていたと思う。
ヨシノブの好返球で荒木を指したところで、完全に流れはこっちに来たと思ったんだが・・・次の回、前のイニングで寺内の代打、ヨシノブがチャンスで三振（この三振もキーだったなぁ最後の浅尾のフォーク・・・せめてファールで粘れていれば・・・）だった関係で、またも長野からの打順となる。その長野が先頭打者として出塁するが、次が阿部なので送るわけにゆかないし、そもそもその次のラミレスのところには代走から代わって入った鈴木が５番に入っている。もう阿部の長打に期待するしかない場面で、残念ながら惜しいライトフライ。次の鈴木には送りバントを命じるしか手がなく、残ったコマは脇谷、實松、鶴岡、橋本・・・・ということで、一か八かの鶴岡に託したがここも適わず、チャンスをモノに出来なかったことで、最終的にはその裏に久保が打たれてサヨナラ負けとなってしまった。
久保も含めて投手陣はまったく責められないし、最終的には打てなかった打線が悪い。キーになっていた２番が結局、チャンスながら２アウトで回ってきて、次の回の先頭が長野からという流れの悪い展開が３回あったのが原因の１つ。もうひとつは早い回での勝負に出て昨日に続き今日２安打だったラミちゃんを交代させてしまい、阿部の後ろにラミちゃんがいるというプレッシャーを中日バッテリに与えられなかったこと。
１点勝負なので、早めの勝負と、守備固めは気持ちはわかるが、せめて１点を取ってからにしてほしかったなぁ（昨日は得点後の交代だったんで、まだヨカッタ）。
それにしても、同じ総力戦で負けるにしても、相手が中日とか阪神とかだとダメージがでかいなぁ。これで対中日戦は次の東京ドーム３連戦で３連勝しないと、今季の勝ち越しは出来ないという事態になってしまった。順位はともかく、この２チームだけには負け越したくないと再三言っているが、どうしても五分に持ち込んだ後、貯金を作れず負け越してしまうという今季のペナントと同じ苦々しい展開に・・・
前夜、１０．８決戦を今季最高の勝ち方をして、その勢いも残っていたので、これでまずは勝ち越しを！と期待していたんだが、ぬか喜びに終わってしまった・・・
