ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/10 巨人 3-6 阪神 → これで対阪神の勝ち越しも不可能に・・・優勝よりそっちの方が悔しい

巨人 3-6 阪神

阪神:9勝11敗2分

勝利投手:能 見 26試合 10勝 9敗 0S

セーブ :藤 川 52試合 3勝 3敗 38S

敗戦投手:西 村 36試合 7勝 5敗 0S

投手リレー

巨人:西村→越智→高木→福田→アルバラデホ  捕手:阿部

阪神:能見→福原→渡辺→榎田→藤川 捕手:小宮山→藤井彰

本塁打

巨人:

阪神

日テレG+ にて観戦

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4位・阪神タイガースを東京ドームに迎えての3連戦初戦。クライマックスシリーズ進出を争う両チームの試合は、巨人が五回に西村のスクイズで先制。しかし六回、鳥谷と新井貴に連続タイムリーを浴び逆転されると、その後も追加点を奪われ敗れた。この敗戦で巨人のリーグ優勝の可能性が消滅した

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開始前、今日のゲームには色んな意味(目標)が込められていた

1)勝ち越せば、対阪神の負け越しがなくなる

2)澤村の奪三振の可能性を残すために、能見からとにかく三振しない

3)長野が首位打者になるために、バッテリーはマートンを徹底的に抑える

4)3位死守のために勝ち越しに繋がる初戦の1勝を取る

などなど・・・・

まぁ、マートンを抑え、長野に安打が生まれ、能見から三振をしなければ結果的には勝てるってことになるんだけど、こちらの意図する通りにはなかなか行かないもんだ。

能見との相性を考慮して、ヨシノブ、谷をスタメンにおいたメンバーでのぞんだゲーム。左右病の原監督も、ココまできたらそういった机上の計算は無視してくるようになった。両方が打ってくれれば一番良いが、少なくとも谷の起用は大当たりだったわけで、そこで作ったチャンスはモノにしたかったが、2回は2アウトから脇谷がショートゴロ、5回は西村のスクイズで先制、7回はノーアウトで谷が出たが、脇谷、亀井、坂本が倒れて無得点。3安打もすると思わなかったのか、7番に置いた事が裏目に出てしまい、そこからチャンスを広げてゆくことがなかなか出来なかったのがもったいないが、かといってクリーアンアップに置くわけにもゆかず、まぁそこは仕方ない。

負ける時の定番パターン、1,2番がノーヒットというわかりやすい展開だったため、反省するところもピンポイントになってくるが・・・コトコト言ってもテンション下げるだけなんでやめておく。

能見からの三振は6イニングで4つ。もう少し減らしたいところだったが、割と頑張った方かな?可能性はかなり低いが、澤村にはあきらめずに頑張ってもらいたい。

マートン、長野は共に4打数1安打で僅かながらまだマートンが上。残り試合がマートンの方が多く、巨人が日程を終了した時点で打席に立たなくなる・・・なんて可能性もあるので、こちらも相当に頑張らないと難しい。

さらに今日負けたことで、残り2つを勝っても5分にしかならず、勝ち越しというのは無くなってしまった。こうなると、せめて5分に!という事になるし、残り2つを連勝することで3位の死守も少し現実的になってくる。が、残りを1勝1敗で終了すると2ゲーム差のまま阪神との対戦が終了し、巨人は残り4試合、阪神は11試合となって日程のキツさを差し引いても、阪神のやる気はMAXになってきて、厳しくなってくる・・・

なんか、9連戦の前までは下はかる~く意識しながら、上だけ見てればよかったのに、もう上は遥かかなたで、すぐ下を見て戦わなきゃいけないところに追い込まれた気分。

西村は、これまでのゲームを考えたら、今日は非常に丁寧に投げていたけど、失点するとキョドってしまう悪い癖は相変わらずだった・・・この辺の課題は東野と一緒。二人とも右のエースになれる資格のある持ち球を持っているのに、精神的な弱さがどうしても今以上のレベルに上がるための邪魔をしてしまう。彼らに澤村のような動じない落ち着きと、闘争心があれば来季の先発ローテは間違いないし、短期決戦にも自信を持って送り出せるんだが・・・頑張っていると思うが、この壁を何とか乗り越えてひと回り大きくなって欲しい。