ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/11 巨人 4-3 阪神 → 目まぐるしく攻守が変わった試合で・・・疲れたぁ

巨人 4-3 阪神

阪神:10勝11敗2分

勝利投手:山 口 57試合 5勝 1敗 2S

敗戦投手:メッセンジャー 24試合 12勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:東野→高木→山口  捕手:阿部

阪神メッセンジャー→藤川 捕手:藤井彰

本塁打

巨人:阿部19号ソロ

阪神:新井貴16号ソロ

東京ドームにて観戦、日テレG+にて見直し

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CS出場をかけ、直接対決となった阪神タイガースとの23回戦。二回、阿部のソロ本塁打で先制した巨人だったが、先発の東野が三回に三者連続四球とタイムリーヒットを許し、逆転される。その後一進一退の攻防が続いたが、同点のまま迎えた九回裏に藤村が左翼にサヨナラヒットを放ち、4対3で接戦を制した

Yomiuri Giants Official Web Site

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ドーム帰りで、録画した試合も見てたのでちょっと更新が遅れました

サヨナラ勝ちでちと興奮してるところもあって、文章、表現がおかしいところがあったら最初にお詫びしておきます(って逃げ道作るな!>オレ)。

表題の通り、攻守が目まぐるしく変わる試合で、ため息をついたり、喜んだり、怒ったりの繰り返し。見ているファンがそうなんだから、ベンチにいる選手、首脳陣は本当に疲れたんじゃないだろうか?

最終的に勝ったので、愚痴は封印しようと思ったけど、まぁちょっとだけお付き合いください。

初回の坂本ヒットのあとの脇谷だが・・・初回だし、送りバントでいいんじゃないか?と思っていたけど、原監督の決断はヒッティング。先発が東野ということで1点ではなく、2点以上を取りに行ったのかもしれないが、そうはいってもまずは先取点じゃないかと・・・まぁ脇谷なんで犠打を命じても成功するかどうか微妙なところだけど(涙)。結局ショートフライでランナーを進めることが出来ず、次の長野がショートゴロでゲッツーと3人で終了。1回表は阪神が平野フォアボールのあと、柴田がキッチリと送っただけに、どちらも0点で終わった1回だったが、明暗分かれそうな気がして、ちょっと嫌な予感がした。

しかし先取点を取って流れが欲しい巨人に主砲の一発で先制点をあげ、さぁ今日は終始こっちのペースで行くぞ!と思っていたのだが・・・・

しかし東野は、びっくりするくらい予想通りにキョドっちゃうな

(いい加減、このフレーズも言い飽きた)

点取った後のイニングでビビって2アウトから3者連続でフォアボール、ストレートしか投げられない状況に自らを追い込み、案の定ブラゼルに2点タイムリー。新井が3塁に行ってくれたおかげでアウトに出来たけど、あのアウトが無かったらと思うとぞっとする。

んで、逆転されたら次の回は開き直って三者凡退・・・・ってどんだけわかりやすいんだ!!!なんかもう完全にトラウマになっちゃってるね、見てるこっちもすっかりトラウマになっちまった。

もういいでしょ、今の東野は大事な試合や短期決戦では使えないって決定しちゃっても。プレッシャーのない場面なら、しっかり抑えてくれるので、大量ビハインドでもあきらめずにゲームを立て直したい場面とか、大量リードで山口、久保を休ませたいときとか、そういう時に投げさせる感じで・・・今季の「論ずるに値しない大賞」は東野で決まりなので、来季の再起を期待して残りの試合は悔しいという思いを増幅させる起用でゆきましょう。ただ、誤解しないでいただきたいのは、東野が嫌いとか憎いんじゃなくて、もっと出来る子なのに消化不良になった分だけ、来季に花開いて欲しいからであって、事実 CLUB G-PROの MY HEROには東野を選んでるんで・・・その辺は考慮いただけます?(涙)

5回、ノーアウト1,3塁の場面での亀井のファーストゴロにはびっくりで、ヤバイ!ラミちゃん飛び出してる!と思ったが、塁間で粘ってくれたおかげで結果的に1アウト2,3塁にすることができた。亀井にはガッカリだったけど、ラミちゃんに救われた(ついでに阪神の守備にも)し、その後の谷の激走もヨカッタ。

今日に限って言えば、1回、6回に長野にヒットが出ていれば、もう少し楽だったかもしれないが、それをカバーしたのがその後の阿部とラミちゃんだった。特に阿部は主砲として引っ張ってくれている。ニュース的にはサヨナラヒットの藤村がヒーローになっているが、自身3安打で打線に活をいれ、ふてくされ気味の東野を何とか5回投げきらせる活躍で、私の中では完全に阿部がヒーローだった。

でも、藤村も良く頑張った。三回の三振を見たときには「またかよ!いっそのこと全打席セーフティバントしたほうが打率良くなんじゃないの」というヤジが私の頭の後ろで聞こえて'、「うん、まぁ確かにオールセーフティでも2割は出塁してくれそうだよな」'''なんて納得しちゃったが・・・

最終回、藤川が出た時は次の古城がサヨナラ打って、また「茂ちゃんフィーバー」なんてお立ち台で言っちゃうのか?なんて思いもして、藤村には期待してなかった・・・・ゴメン。詳しい配球は忘れてしまったけど、投球前は追い込むまでは全球変化球で、2ストライクを取ってからストレートで三振なんて図式を予想していた。事実、初球はフォークでストライクを取られた。藤村としては藤川相手ならストレートでタイミングを取るしかなく、それは絶対に投げてこないと思っていたんだが、次のフォークを藤村が見極めたことで状況が変わったように思う。1球ストレートを見せてフォークで仕留めようと変更した(かどうかわからないが)か、そのストレートが来てくれてタイミングを計ってた藤村が合わせることが出来た。あれが高めのボール球だったら完全に空振りしてたんだろうけど、ストライクを取りに来た分、ボールの上を叩こうとしていた藤村にとってはドンピシャだったようだ。とにかくフォークを見極めたことで舞い込んできたサヨナラヒットだった(と私は断言したい)。

どちらかというと、メッセンジャーのカーブには全くタイミングがあっていなかったので、続投されていた方が嫌だったが、2打席目に犠牲フライを打ったことが、この場面でメッセンジャーを変えるキッカケになったし、藤村にとって流れを呼び込んだんじゃなかろうか?実力的にはまだ頼りないが、若い分、こういう一打が出ると波に乗る可能性だってある。今夜は興奮しちゃって眠れないかもしれないが、明日も続けることで残り試合ひいてはCS(出る前提で)でのキーマンになってくれると嬉しい。

私自身、昨日の負けを引きずっていたが勝った事で、明日に向けてさらに気が引き締まった。昨日の初戦と同じくらい明日が大事で、明日負ければ対阪神は負け越し決定となるし、再び2ゲーム差に縮まることになる。一方で勝てば一気に4ゲーム差となり、残り試合の多さを差し引いてもかなり有利になる。明日は内海、次の中日は澤村で連勝することが出来れば、明日、明後日の中日vsヤクルトの結果次第で2位を狙える可能性も(かなり少ないながら)出てこないわけではない。

(まぁ今の中日に勝ち越すとか3連勝とか、かなり非現実的ではあるが、澤村、ゴンちゃんが前回登板のようなピッチングをしてくれれば充分有り得るし、明日の吉見の結果次第では内海に明日投げさせて、中3日で16日の中日戦、中5日で22日の横浜戦というのも有り得なくは無いと思う。もう本当に最後だし、残りの5試合は内海→澤村→ゴンザレス→(中3日)→内海→(中5日)→内海といって、西村、東野は中継ぎ待機で、山口、久保が後ろに控えるとなれば、期待の出来る締めくくりになるかも・・・・・?

問題は中3日の内海を決断するかどうかだなぁ、明日の内容次第ってところかな?)

CSも睨めば、内海を壊したくないし、でも、最多勝も取らせてあげたいし、そもそも残り試合全部勝ちたい!私が監督だったら本当に悩むなぁ。