ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/8 巨人 0-0 中日 → 今季初の対中日戦の引き分け・・・でも、惜しかったな

巨人 0-0 中日

対 中日:7勝7敗1分

勝利投手:

敗戦投手:

投手リレー

巨人:澤村→久保 捕手:實松

中日:ソト→浅尾→岩瀬→鈴木→小林正 捕手:小田→谷繁

本塁打

巨人:

中日:

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1勝1敗で迎えた中日ドラゴンズとの3連戦の最終戦は、巨人・澤村、中日・ソトという両先発が好投し、0対0のまま延長戦に突入した。救援陣も踏ん張りを見せ、スコアレスドローに終わった

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今季初、12回までいっての0-0の同点引き分けとなれば、しびれる試合・・・と言いたいが、内容を吟味して見れば、もう少しうまくやれたろうと思わなくも無い、というか原監督も、もっともっとしびれる采配を出来たはずだが・・・・とツッコミたくなる。

5勝負け無しのソトだが、実は被打率で言えば 右には.214 左には.267と左打者の方が苦手。恐らく理由は右打者の外へ逃げてゆくシンカーが邪魔だからじゃないかと思う。にも関わらず、原監督は見事なまでに右打者をそろえてきた。

それも、2番に寺内、6番にサブロー、7番にフィールズという打線。

私に言わさせていただけるなら、ぶっちゃけ有り得ない打線。

せめてフィールズを使うくらいなら、信二をファーストに置くか、9試合連続安打中の阿部をファーストで使って欲しかった。フィールズのバッティングは、ヒッチがよく取りざたされるけど、よ~く見ていると、1,2,3!で打つところを1,2、の、3で打っているように見えるし、事実、今日も外の直球にことごとく差し込まれている。これだけ打ち方で弱点が露骨に見えていると、相手バッテリも攻めやすいだろう。フィールズが打てるとしたら、変化球が甘く入ったところを叩くしかないが、その甘い球を見逃したり、ファールにしてしまっている時点で失格。サードの守備固めでは寺内・古城がいる以上、守備で貢献することもままならず、残念ながら今のバッティングを続ける限りは、1軍では使えないと言い切らざるを得ない。

(ん?言い過ぎか?)

4、7,8,9と先頭打者を出しながら、チャンスを広げることが出来ず、長野、澤村と犠打を失敗してしまう・・・この辺が中日投手陣の良さだと言うことも出来るが、1点を奪うゲーム展開に原監督も必要以上に消極的な采配をしていると思えなくも無い。

特に12回はラミレスのヒットで代走に鈴木を送ったのであれば、引き分けを覚悟で盗塁をさせて、坂本に打たせて欲しかった。もしくは、阿部に代打を送り、小林正が出てきたところで、代打の代打で谷もしくは信二を送って欲しかった。解説の彦野氏は前夜、球筋を見ていることから阿部も昨日とは違った趣で打席に立っているだろうといっていたが、それでも対左打者の被打率を見る限りは、右打者の方が確実だったと思う。

仮に谷を代打に出した場合、1塁が空いているので敬遠されることも考えられ、そこでさらにピッチャーを代えてくることは十分に考えられるが、あそこで阿部をそのまま打席に向かわせるよりは遥かに確率は上がったんじゃないかと思う。

(阿部を出すならもっと早い段階で・・・ってか、先発ファーストで使って欲しかった)

さらに言うなら、もっと早く、例えば7~8回あたりで打者陣を入れ替えてゆくことも考えられなかっただろうか?余りにも早い試合展開で、12回までゆくことも考えられたため、なかなか動きづらかったのかもしれないけど・・・膠着していただけに、先に動いた方が負け!って考え方もあるが、何か流れを変えるきっかけがほしかったのも事実。全体的に優位に動けていただけに、どちらかというと先に動いて欲しかった。

まぁ、負けなかっただけヨシとするのが、精神衛生上は良いのだろうが、どちらかというと押していたのは巨人だっただけに、どこかで1点・・・・取って欲しかった。原監督は「反省の中で対策をどう練るかということですね」と言っているが、いやいや、対策はもっと早く練っておいて貰わないと・・・と試合後のコメントに突っ込んでしまった。

(練った対策が、単に右を並べるってことなんだとしたら・・・・悲しすぎる)

澤村はやはり實松との相性が良いのだろうか?正直なところ2安打で抑えられるほどの好投していたようには途中まで見えなかった(どちらかというと不調の中日打線に助けられた部分もあったような・・・)が、1点もやれない痺れる展開になると燃えるようだ。ただ、ストレートは走ってたね、立浪氏が言っているように、澤村のようなタイプはナゴドのマウンドがあっているのかもしれない。金曜ローテから木曜に代わり、投球テンポも良くなったと思う。相変わらず援護がもらえないという不運さはついて回っているが、今日に関しては澤村のせいではないので、勝てなかったことは気にせず、無失点を伸ばしてゆくぞ!くらいの気持ちで次に向かって欲しいと思う。

さ~て、3連戦が終わって周りを見回して見ると、ヤクルトが横浜に3連勝、阪神が広島に3連勝で、ヤクルトとの差は 4.5ゲームに広がっていた。順位表を見る限りはちょっと広島が脱落しかけているように見えるが、次の巨人との3連戦ではジオ、マエケンバリントンあたりでくると予想できるので、正直なところ楽には勝たせてもらえない感じだし(ヘタすれば3連敗だって十分考えられる)、阪神は首位ヤクルトと神宮で3連戦。どちらが勝っても巨人にとってはうれしくない結果になってしまうんだが・・・一番良いのは5分で分け合ってくれることか?。これまでヤクルトには相性の良かった阪神が、ココに来てヤクルトとどういったゲームを展開するか、今後の行方を占う首位争いになりそうだ。巨人的には明日ドームに帰ってきたら、23日からの甲子園までは自宅から通えるゲームが続くので、この期間に体調を整えながら何とか粘って勝ち続けて欲しい。

追記

12回裏2アウト2塁で森野を迎えた場面。原監督がマウンドに向かったが、どうやら敬遠を指示した模様。

しかし久保は「攻めさせて欲しい」と言い、監督もそれを了承。

結果、三振に仕留めたってのを、さっき聞いた。

しびれた・・・・・