ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/21 巨人 6-6 ヤクルト → 勝っとかなきゃいけないゲーム、だけど、負けなくて良かったともいえるか

巨人 6-6 ヤクルト 対ヤクルト:5勝7敗3分

勝利投手:

セーブ :

敗戦投手:

投手リレー

巨人:澤村→福田→高木京→田原→山口→西 村 捕手:實松→加藤

ヤクルト:石川→平井→松井光→山本哲→バーネット 捕手:中村

本塁打

巨人:實松1号ソロ、坂本10号2ラン、阿部17号ソロ

ヤクルト:ミレッジ18号ソロ、畠山11号ソロ、武内1号ソロ

神宮球場

フジテレビONEにて観戦

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セ・リーグ5球団で唯一負け越している東京ヤクルトスワローズとの15回戦は、両チームが点を取り合う乱打戦となった。五回には1イニングで3本のホームランが飛び出るなど、一時は3点のリードを奪った。しかし先発の澤村が4失点、中継ぎ陣も2点を失い、勝ちには繋がらなかった

Yomiuri Giants Official Web Site

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打線ひと回りを終わったところでの石川のピッチングを見て、

こりゃ、今日はてこずりそうだな・・・澤村との我慢比べになるか?と開幕戦で見た石川の嫌な姿が目に浮かんだ。

さらに2回の寺内の三振、3回の實松の三振を見た私のメモには

「澤村の方がするどいスイングしてんじゃんか、この二人はどうやったらバッティングで貢献できるかなぁ~~~?」

と書いていた

その實松が今シーズン1号のホームランを打つとは・・・・(笑)

打線に関しては、村田を6番に下げたことで、重圧が減ったか、それともトレーニングの成果か、少しずつだけと村田の状態が上がってきているように見える。

ただ、その弊害として7,8番の攻撃力が余りにも他の選手と差があるので、どうしても村田とは勝負してもらえず、”四球止む無し”というギリギリを狙ったピッチングになるため、まともに打たせてもらない・・・特にゲーム中盤までの1アウト、2アウトの場面だと真っ向から勝負してもらえることがほとんどない。

それは村田のせいではなく、ヨシノブが6番にいた時も同じだったわけだけど、代打を惜しみなく出せる終盤ならいざしらず、中盤までは一見するとチャンスが広がったように見えて、結局、ただ塁を埋めているだけということになってしまっている。

寺内(もしくは藤村)と實松(もしくはカトケン)は、率を上げるのは難しいだろうけど、せめて相手投手に”少しでも嫌だな”と思われるような粘り強さor力強さを身につけて欲しい

原監督は以前どっかのインタビューで「内容のあるアウトは認める」といったような発言をしていた。例えば「狙い球と違っていた」とか「逆方向を意識していたが、徹底してインコースをつかれた」など。

残念ながら寺内、實松の打席での姿には、そういった”狙い”が見えてこない。もちろん、本人たちはしっかりと考えて打席に立っているんだろうけど、何を狙っていたのかわからない”力のない空振り”とか”のけぞってよけてるけど、ストライクを見逃して三振”なんていうのを見てしまうと、非常に悲しい。特に實松はキャッチャーなんだから、もう少し相手バッテリーとの頭脳勝負を打席の中で見せて欲しいなと思う。

ホームラン打ったのに、ファンにそこまで言われたくないなぁ!って思ってるかもしれないけど・・・(笑)

まぁしかし、これが神宮(というか対ヤクルト)の戦いなのか・・・

1イニングに實松、坂本、阿部のホームランが出るなんて1シーズンに1度あるかないかの展開で逆転したのであれば、この点差を守ってサックリと勝たなきゃなぁ~~~ヤクルト打線の「巨人に負けたくない」というよりも「巨人に負けるはずがない」とでも思っているかのような気持を感じた

ま、實松がホームランを打つなんてサプライズが起きた時点で「今日のゲームはどっちに転がるか、全く読めないな、最初は投手戦になると思ったけど、終わってみれば乱打戦になるかもしれないな」と思った人も多いんじゃないだろうか?

澤村が5イニングで4失点したのが悪いといえば悪いのだが、交流戦からの、見ている側が地団駄を踏むような悪さでは無かったと思う。四死球も1個だけだったし・・・・序盤はスライダーが高めに浮いた所をうまく打たれた2本のホームランだったので、半分は打った方を褒めるべきなのかもしれないけれど・・・少なくとも”澤村は打てる”という意識が相手にあったから打たれたんじゃないかと思っているので、今後はもう一段、ギアをあげて頑張ってほしい

明日が江柄子なので、早い回からブルペン総動員になる可能性があることを考えれば、澤村には7回くらいまでしっかりと投げて欲しかった。

あとは緊急登板には強いはずの福ちゃんが、いきなり打者二人に四球を出してしまう「福ちゃんの悪いところ」が出たのがマズかった。ここまでの貢献度を考えれば、責めるのはかわいそうだけど・・・

阿部がマスクをかぶるのが難しい状況で、實松、カトケンの攻撃力に期待できない状況(キャッチャーに代打を出すケースが増えるため)であることから、4人目の捕手として市川があがってきているけれど、結果的には代打のコマも1つ減っているわけで、トータルとしては痛し痒しってところかな。

京セラドームでは中日が土壇場で勝ち越して勝利していたので、こちらとしても勝っておきたかったけれど、負けなかったということでヨシとしておく方がいいかな。一応、アウェーだし。チームとしての成績で言うと、中日と引き分け数が2つ違って(中日の方が多い)いることが後々効いてこなきゃいいなぁ~~~と気になっていたのだが、今日で1つの差になった。こうなってくると負け数の差が勝率に大きくかかわってくるし、いざマジックが点灯してしまえば引き分けでも1つ減らすことができるわけで、首位のチームとしては”勝ちに等しかった”と無理やり納得するか

最後に相手が左の石川であっても松本を2番で起用し、それに応えた松本に拍手。

今後、よほど調子を落とすか、ケガでもしない限りはこのまま2番は固定だなと安心できる。

あとはやはり村田・・・か、

阿部を休ませて坂本、村田、ヨシノブの3連コンボで得点できるような安定感ができれば、スタメンから外してあげることができるんだが・・・・でも、そろそろタイトル争いってのが紙面を賑わすようになるし、そうなると本人は打席数を減らしたくないかな?いや、キャプテンとしては、今は優勝のことしか考えてないだろうな、う~ん、見ている側としても休ませてあげたい、でも阿部のバッティングも見たいし、欠かせない・・・・

悩ましい

(管理人:みんぐ)