ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/29 巨 3-2 中→ やっぱり”僕は僕です”だった(涙)勝ったというより勝たせていただいた勝利

巨人 3-2 中日 → 対 中日:3勝7敗1分 東京ドーム

勝利投手:宮 國 22試合 3勝 0敗 0S

セーブ :澤 村 30試合 3勝 0敗 19S

敗戦投手:又 吉 33試合 2勝 5敗 0S

投手リレー

巨人:高木→山口→田原誠→宮國→マシソン→澤村 捕手:實松

中日:バルデス→又吉→山井 捕手:桂→武山

本塁打

巨人:實松1号ソロ

中日:

解説:桑田真澄立浪和義 実況:上重 聡、平川健太郎

日テレG+ にて観戦

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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの11回戦。巨人先発の高木勇は二回、四球と連続ヒットで2点を失う。一方の打線は三回、實松の第1号ソロホームランで1点を返すと、五回には阿部のタイムリ二塁打で同点に追いつく。さらに七回、二死満塁の場面で村田が押し出しの四球を選び、逆転に成功する。投手陣は、六回から山口、田原誠、宮國、マシソンの継投で1点差を守り抜き、九回は澤村が三者凡退に抑える完璧な投球を見せ、試合終了。巨人が逆転勝ちで、中日戦の連敗を「3」で止めた

Yomiuri Giants Official Web Site

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う~ん、基本的にはゲーム前は敗戦を覚悟していたので、勝ったことは素直に嬉しい、嬉しんだが・・・

なんか素直に喜べない自分がいる

なんとなくザッピングしていた広島vsヤクルトのゲームの広島の勝ち方が、黒田の199勝&タイムリーとかで盛り上がってて、「いいなぁ~」と思ってしまったのが原因なのか?

いや、違うよね(笑)

中9日でその間、ファームで徹底的にフォームの修正と確認に努めてきたハヤトゥーが、先頭打者に四球からのピッチャーにタイムリーを打たれるという、抹消前と何も変わらぬ姿に僕は僕ですの前に、「やっぱり、君は君なのね・・・」という残念感を感じたのがひとつ

1塁が空いてりゃ坂本とはまともに勝負してくれないでしょ、だからこそ長野さんよろしくね!と期待していた四番が

ランナーを背負っての4度の打席で全て撃沈というガッカリ感もひとつ

(いい当たりだったのに…ってのは言い訳にならない)

ついでに言えば、横浜で3打席連続でホームランを打ったのはいいが、やっぱり1試合で3本じゃなくて3試合で3本の方がイイよ、打てる時と打てない時の落差が悲しすぎだよギャレット!って思ったのがトドメ(笑)

って感じかな

まぁ、立場を変えて中日目線で見てみれば、2回のチャンスで2得点は少なすぎだろ!とか又吉引っ張りすぎ!とか、ビシエド我慢しすぎ!とか、前回のカードで爆発した堂上どうした!?などなど、こちらと似たような不満もあることだろう

つまり、お互いに勝った気もしなければ、負けた気もしない、すっきりしないゲームだったというのが、ざっくりとした今日の印象で

はるか先の首位を走る広島を追うべき、2位と3位のゲームにしては、勝つにしろ、負けるにしろ、明日に繋がりが見えなかったというのが、なんかしゃっきりしない原因なんだろうね(両チーム的に)

最終的には押し出しでもらった1点で勝ったわけで、まぁどんな結果だろうが勝ちは勝ちだし、広島も勝っていたので、これを落としたらますます悲惨なことになるだけに、良かったんだけどね

個々について、色々語りたいことはあるけれど、多分、それを全て書き連ねたら読んでいる人が重くなって、途中でブラウザを終了してしまいそうなので、今日は割愛させていただくけど(笑)まぁ不満の多い勝ちゲームでした

お立ち台に上ったのはホームランを打ち、6人の投手をコントロールした實松だったけど、個人的に良かった印象なのは坂本だったかなぁ。少しずつ打率が下がり、2位になったことで、ここから一気に下ってしまうかな?という心配もあったんだけど、今日の3度の四球のボールの見切り方を見ていて、結果を求めて焦って振りにゆかず、ボールが見えているんで、まだまだ大丈夫だなって安心した

それと同じ感想を持つのが橋本で、確かにノーヒットの日もあるけれど、それに囚われて自分を見失うようなバッティングをしていないのは、素直に頼もしいと思った

片岡がまた抹消されたことで、先発起用のチャンスがまた増えた山本も、今日ヒットを打ったものの、犠打の技術はまだまだだし、ボール球の見切りも橋本や坂本には遠くおよばないところを見せた。でも、だからといってそれを責めるつもりは毛頭ない、経験値が違うんだからあったりまえの話で、今の山本が坂本並の見切りができていたら、今頃新人王候補に名前が上がってる

失敗はドンドンするべきで、それを糧にして成長してくれればいい。凡打した後の悔しがり方や、バント出来なくてヒッティングに戻してからのファールでの粘りなんかは、まぁまぁ良かった(失敗を取り戻したい気持ちが強すぎて、ボール球も打っちゃうのは反省だけど)。

長野、阿部、村田あたりは良い時もあるけど、チャンスになると「自分が何とかしなきゃ」が強すぎて、リキんじゃうことも多いので、良い時、悪い時の落差があるから、今はとにかく橋本が出て、何とか坂本にチャンスで回す、坂本が勝負を避けられたら長野、阿部、村田の3人で何とかするって形を作り続けるしかない

そういう意味では、不満なゲーム展開だったけど、かろうじて阿部がタイムリーを打ったこと(あの場面で凡打してたら、ますますプレッシャーがかかるところだった)、村田が功を焦って無茶なスイングをするのではなく、冷静に押し出しを選択できた事は喜ばしいことなのかもしれないのかな…

(村田は今日は守備面での貢献が大きかったので、ノーヒットでも許す(笑))

それと、個人的には又吉をあそこまで引っ張った谷繁監督の意図が気になった

多分、由伸監督だけでなく、他の監督でも1点取られたら敗戦濃厚の場面で、ストレートが全く決まらないピッチャーを引っ張ることはしなかっただろう。

(由伸監督なら、村田を迎えたところで、いくら相性が良いとはいえ、山井に代えていたのではないだろうか?)

延長を見越して、何とかこのイニングを投げ切って欲しかったのかもしれないけれど、それよりも気になるのは、中日としてのこれからの戦い方の方針。

例えば、あくまでも優勝にこだわるのであれば、これ以上広島と離されたくないということで、今日の由伸監督のように早めの継投で、とにかくガムシャラに1勝を手に入れるというやり方もありだろう。

一方であくまでもAクラスを取りにゆくのであれば、無理な継投で負担をかけるより、今日よりも明日以降ということで、又吉に全幅の信頼を託し、失敗しても抑えきっても、この先、それを糧に出来るように任せきる事で、他の投手の負担を減らす考え方もありだろう

さらに言えば、優勝は諦めないけど、今日は落とすかもしれないという覚悟を持てば、今日の又吉の失敗による1敗が、のちの5勝に繋がるという味方だって出来なくもない

試合後の谷繁監督のコメントを見ると、多分、覚悟の上で続投させたのだと思うので、何とか凌いでくれ!という願いのような気持ちが半分と、失敗しても得るものがあるという気持ちが半分だったのかな?という気がする

中日ファン的には納得がいってないようなコメントを目にするけど)

まぁ、その答えが出るのはまだ先なので、ここで何が正しかったか言っても仕方ないか…個人的には勇気のいる決断だったなと敵ながら見ていて感じた場面だった

明日は大竹と若松か

大竹の出来がどうこうというよりも、若松に対して(6月は調子が悪いようだが)は余り良いイメージがないだけに苦しい戦いになりそうな気がしているのだが、ホームで負け越しだけは避けたいので、金曜が移動日で肩を休ませられるだけに、何とかブルペン総動員で勝利してもらいたい

管理人:みんぐ

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