ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/13 巨人 8-6 日ハム → 久々にリアルにビッグバン打線見ちまった・・・・(汗)

巨人 8-6 日ハム 対日ハム:2勝1敗0分

勝利投手:内 海 12試合 6勝 4敗 0S

セーブ :山 口 29試合 0勝 0敗 2S

敗戦投手:斎藤佑 12試合 5勝 5敗 0S

投手リレー

巨人:内海→高木康→福田→山口  捕手:阿部→實松

日ハム:斎藤佑→谷元→乾→森内  捕手:鶴岡→大野

本塁打

巨人:長野6号2ラン、阿部9号2ラン

日ハム:陽2号3ラン

札幌ドーム

BS朝日にて観戦

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内海、斎藤佑の開幕投手同士の投げあいとなった北海道日本ハムファイターズとの3回戦は、五回に長野、八回には阿部がそれぞれ2ランホームランを放つなど、日本ハム投手陣を圧倒した。終盤には救援陣が日本ハム打線につかまり2点差まで詰め寄られたものの、山口が最後を締めて逃げ切った。7回1失点と好投の内海は6勝目を飾った

Yomiuri Giants Official Web Site

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普通に巨人のチーム防御率(2.21)考えたら、ピッチャーは内海だし、5回の3点で勝利はほぼ決まりだろ?と思われるところで、谷のタイムリー、エドガーのタイムリー、寺内の犠牲フライ、阿部のホームランなど8得点。

内海が1失点するものの、好調中継ぎ陣は勝ちパターンじゃなくても、まぁ抑えてくれるだろうと・・・・

いやぁ、久々に見たね、日ハムの「ビッグステーキ打線(原命名)」いやもとい、「ビッグバン打線」。これが2~3点差の状態であれば、また違った結果になったんだろうけど、7点差なんて統一球になってからお目にかかってないような点差で、首脳陣もバッテリーも、そして我々ファンも、ちょっとひと息ついちゃったような状態になったことは否定できないかな。

結果的に勝ったから、今になって思えば、何点差あろうが、ゲームセットになるまでは決して気を緩めてはいけないという教訓になった・・・・が、もしも仮に追いつかれていたとしたら、取り返しのつかないトラウマになるところだった。ホントあぶねぇっていうか、こういう状態でグッさんを使わなければいけない羽目になるとは、よもや思わなかったし、どんだけグッさんにおんぶに抱っこだよ!と言いたくなる。

集中した時の連打とランナーが1人以上いるところでのホームランは、前回のロッテ戦で4点差をひっくり返した勢いそのまんまで、日ハムバッテリーに十分脅威を与えたと思う。坂本のノーヒットは予想外だったけど、逆にいえば、坂本がノーヒットでも8点取れたということで、打線の状態に関しては明日も期待できる(吉川相手にできるか?)。

ゲーム前は「昨シーズンは持ってたけど、今シーズンは”持っていない”内海」と「持ってる男は卒業して”背負ってる男”」になった斎藤との対戦ということで、まぁハンカチ君に0封されることは考えにくい、2~3点は取れるだろうからあとは投手陣が踏ん張れば・・・ただ、怖いのは何だかんだ言っても「持ってる男”斎藤佑樹”」だけに何が起こるかわからないという不安を(私は)抱えてのプレイボールだった。

序盤の斎藤はランナーを背負っても、ボールから入るカウントになっても、しっかりと抑え、ストライクを取ってくるピッチングで、「打てそうで打てない空気」をだしていて、このまま終盤にもつれ込むと嫌だなと思うピッチングをしていた。

しかし、その空気を切り裂いたのは長野

すぽるとによれば、長野の2ランホームランは橋上戦略コーチとの間で「この場面は狙ってもいい」という指示が出ていたようだ。どおりで、まるで待ち構えていたかのような「1,2の3」で振りぬいたホームランだった。

(長野のレフトスタンドへのホームランなんて、めったに見れるもんじゃないので、びっくりした)

そこから堰を切ったように、たたみかけた巨人打線もさすがだけど、この8得点の裏に橋上コーチの影響があったわけで、原監督の信用もますます大きくなったんじゃないだろうか?(問題は交流戦が終わった後の、ペナントでどこまで威力を発揮するか・・・だな)

ゲーム後、すぐにロッテvs広島にチャンネルを切り替えたけど、いやいや、すさまじく盛り上がってた。最後、送りバントをしっかり決めてれば、犠牲フライで得点出来ていただけに「何だよぉカープぅ、あそこまで追い上げたなら勝ってくれよぉ」と思ったが、引き分けで終了したことで、とうとうマジック2が点灯。明日巨人が勝ち、ロッテが負ければ一気に優勝となる。

明日の澤村vs吉川は正直なところ「きびしぃな」という言葉しか出てこないが、ここまで交流戦優勝がギリギリになったのは澤村の3連敗が原因(というのも可哀想だけどね)なわけで、ここで一気に交流戦優勝投手となって挽回をしてくれれば「ある意味”持ってる”」男として、不振脱却のきっかけになるかもしれないので、ちょっとだけ期待したい。

とりあえず、明日の最短での優勝が決まれば、お疲れモードの杉内を寒くて苦手なKスタで投げさせることなく、ペナント復帰後のヤクルト戦、中日戦に持ってゆくことができる。おそらく原監督のことだから、杉内にこれ以上負担をかけることはしないと信じているが、仮に交流戦優勝が最後までもつれそうなことになれば、楽天戦に指名しそうなもんで、そこがちと怖い。

どんな点差だろうが、勝ちは勝ち。リッチギー、福ちゃんに言いたいことはあるけれど、今シーズンのここまでの頑張りを知ってるわけで「まぁこういう日もあるよ、負けにならなくて良かったね、グッさんに思いっきり高級料理でもおごってあげてね(グッさんの方が高給取りだけど(笑))」と言うに留めておこうと思う。

さて、今週はG球場でファームの試合が連続しているので、実は昨日、ちょっと行ってきた。

雨が降ってたし、めちゃくちゃ寒かったので、ガッツの第1打席だけ目の前で見て、あとは帰ってG+で生中継を見ることにした。

その打席だけど、自打球を膝に当てて一瞬ひやっとするが、粘ってフルカウントから高めのストレートをフェンス直撃の2ベース。心なしかタイミングの取り方は故障前に比べると良くなっているような気がする。家に戻ってみれば、2打席目もツーベースヒットでファームで無双してた。録画したデータを見直してみれば、打席の中で右足でタイミングを取りながら、アウトコースはレフト方向へ、インコースは思いっきり引っ張ってという基本に忠実なスイングをしてるなという感じ。

そして今日のゲームもG+の中継を見たんだが、今日も好調をキープしていた。

速球に空振りしてしまう4月の姿はなく、かといってフルスイングをするでもなく、球なりのミートに徹した打ち方で、それでいてとらえた打球の伸びは在りし日のガッツの姿だった。走塁する姿にまだ不安が表れていたけれど、交流戦明けの復帰に関しては問題ないと思っていいと思う。何といっても今日はじき返したのはDeNA国吉のストレートだったし。

ガッツ本人が「悪くない」なんてらしくない発言をするのは珍しい(いつもならまぁまぁで終わる)みたいで、そういう意味でも状態の良さを表わしていると吉村氏は言っていた。

さらに触れれば、昨日は小山が7回1/3を1失点で抑え、非常に腕が振れていたのが印象的だったし、今日は辻内が今シーズン初先発で4回を1失点で抑えていた。特に辻内はまだ多少コントロールに乱れはあるものの、暴れん坊だったころに比べれば遙かにイイ。ストレートは145~147kmで威力はあったし、杉内の影響か投げる瞬間、グラブをパンと叩き、脱力するようなしなやかなフォームだった。欲を言えば、あと少し腰を低くして投げられれば制球も安定しそうだけど、今の状態をキープできればどこかでお呼びがかかるかもしれない。投手陣でいえば、一岡もよかったし、野間口も球速こそないものの、変化球のキレが良くて大人のピッチングをしていた。

そして気になる矢野、古城だけど、バッティング・守備共にもう問題ないと言っていい。特に古城の球に逆らわないバッティングは健在で、今日は光っていた。1軍が好調なだけに、首脳陣としては入れ替えに関して慎重になると思うが、交流戦後の練習においては1軍に呼ばれて、一緒に練習をして状態の確認をしてからの判断になると吉村氏も言っていた(あ、そうそう隠善、中井もね。中井は特に今日は右、左、中と打ち分ける4安打だったし)。

石井、中谷、ボウカー、松本あたりと比較されることになるんだろうけど・・・

今日は微妙に美味い酒だったので、明日は歓喜の酒を浴びれるように、

澤村ぁ~~~~頼んだよぉ!

あと、マエケンもね(汗)

追記

ロメロ・・・先月G球場で見た姿がジャイアンツのユニフォームを着ている見納めになってしまった・・・個人的には、長身から投げおろす姿が好きだったし、あと少しで・・・というところまで来ていただけに残念。ただ、今のジャイアンツでは、そこそこの成績では外国人枠の問題でチャンスはないので、新天地(ソフトバンク)で頑張ってほしい。福元も支配下になった時には期待したんだけど・・・・これまた心機一転でさらなる飛躍を期待してます。