ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/26 巨人 2-5 広島 → ナゴドに続き、マツダスタジアムも苦手な球場になった?

巨人 2-5 広島 対広島:2勝5敗0分

勝利投手:大 竹 11試合 7勝 2敗 0S

セーブ :ミコライオ 29試合 1勝 3敗 5S

敗戦投手:ホールトン 12試合 5勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:ホールトン→高木京→福田→高木康→田原 捕手:阿部

広島:大竹→今村→ミコライオ 捕手:石原

本塁打

巨人:

広島:岩本3号2ラン、堂林7号ソロ

マツダスタジアム

BS朝日にて観戦

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敵地・マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの第7回戦は、先発のホールトンが初回に2点本塁打を浴びるが、三回にホールトン、坂本のタイムリーで同点に追いついた。しかし、四回に再び被弾して勝ち越しを許すと、五回にも2失点した。打線は四回以降、広島投手陣の前に沈黙し無得点。坂本が4安打と活躍したが、打線がつながらず勝利に結びつけることができなかった

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交流戦優勝を喜び、ペナント再開に向けて、何としても払拭しておきたかったのは、開幕戦の悪夢をリセットすること。

3月30日からの開幕は東京ドームでのヤクルト3連戦を石川、村中、赤川という左3連続に1勝2敗というスタートを喫し、その後のマツダスタジアムでのカープ3連戦に3連敗という思い出したくもない開幕を迎えた。

奇しくもペナント再開の6試合は開幕と同じカード、同じ球場(ヤクルトの初戦だけ長野だったけど)。あの時が1勝5敗だったので、5勝1敗で終了出来れば借りを返すだけでなく、チームに勢いが生まれるはず・・・と挑んだものの、ヤクルト戦は1勝1敗1分の五分で終了、まぁ負け越さなかったのでギリギリの成績ではあったか・・・と乗り込んだマツダスタジアム

負けたくない気持ちは相手も一緒。久々にじっくりと見たカープ打線は、みんなが迷いなくバットを振っているように見えた。いやぁ~~~いい振りしてるな・・・

ホールトンは全体的にボールが高かった・・・ストレートもチェンジアップも低めに決まってこそなんだけど、今日は苦労してた感じ。柔らかいと言われているマツダスタジアムのマウンドが合わなかったのか?日ハムの中田とか、ヤクルトのバレンティンとか、今日の岩本・堂林とか巨人投手陣はどうも相手チームのキーマンに打たれてしまうことが多い(まぁそういう時に打つからキーマンなんだけど)。4回の堂林の勝ち越しホームランが最後まで重くのしかかったしまった今日のゲームだった。

もちろん、単に1点を取られるだけでなく、球場の雰囲気が一変するという副作用もあって、それが5回の2失点にも繋がったんじゃないかと・・・・・・・・

それでも、3失点くらいなら想定内だし、仮に3点差であってもビハインドを返す力はあると信じてたが、ちょっと今日はかみ合わせも悪かった。チャンスを作りそうになるも、いつものリズムで攻められずに歯がゆいイニングを重ねることに・・・

ヤクルト戦で左を3枚持ってこられて、やっとこさ右投手に・・・・と思っても、好調大竹を打ち崩すことは出来なかった。右投手ってことで、2番に藤村、7番に亀井を持ってきたんだけど、1,2番が機能しないと苦しい。坂本が4安打だっただけに1,2番が少しでも出塁していれば・・・と悔やまなくはない。ただ、巨人打線も4,5回以外は塁に出ているわけで、相手から見れば大竹が粘りのピッチングをしたということになるんだろうな。阿部の打球にしても、ガッツの打球にしてもあとひと押しが足りなかったのは、バッターの問題というより、大竹のピッチングが勝ったんだろう。

報道ステーションで村田の特集をしていた・・・今シーズンの村田の活躍は、ぶっちゃけるなら可もなく不可もなくという状態じゃないかと思うけど、あの西武戦でのサヨナラヒットのインタビューで言っていた「ここで打たなければ来た意味がない」という印象的な言葉。ここのところちょっと精彩を欠いているだけに、もう一度あの時の興奮を思い出して、集中力を発揮し、坂本、阿部の間のキーマンとして活躍してほしい。

さて、ゲーム後、ガッツの登録抹消が発表された(らしい)。

ヤクルト3戦目のセンターフライは悪くないなと思ったし、あれでリハビリは終了と判断するなら今日は思い切ってスタメンで使っても良かったんじゃないかと思うけど、監督の言葉によれば「足が完治していない」とのこと。彼のプライドを傷つけないための言葉なのか、本当なのかはちょっと判断しかねるが、同じノーヒットでも前回の降格前に比べれば、もう少しで何とかなりそうな気がしていただけに、ちょっと残念。前にもさんざんいったが、ガッツの場合は今日のように逆方向を意識するよりはライトポールにぶち当てるくらい、徹底的に引っ張りを意識する方が回復には早かったんじゃないかと思っているのだが・・・・スイングをコンパクトにした分、それはむしろ引っ張った時に切れにくいという副作用を生むと思う。その辺は指一本分短く構えて逆方向を意識する村田とは対極の選手なのではないかな。

もひとつ、昨日、週刊ジャイアンツで徳さんが「フリーバッティングの時と同じ気持ちで打席に立てれば、素晴らしい打球を飛ばす」と評し、吉村元コーチが「彼は真面目すぎる性格が邪魔して、考えすぎ」と言っていた亀井。今日は久々のスタメンで3ベースを放ち、1点目のお膳立てをしてトータル4打数2安打とまずまずだった。ただ・・・・なんだろう?ここで!という時のオーラの少なさは・・・今日は4打席すべて逆方向と何とか結果を残して踏みとどまりたいという気持ちは伝わったが、それゆえに相手と戦っているというよりも、自分と戦っているように見え、ゲームの流れの中に参加していないような空気を感じた(私だけかもしれないが)。前回の最終打者になってしまった時に、厳しいことを言ったので、今日はその分、注目して見ていたのだが、先のような感想になってしまった。

置かれている状況を考えれば、チームがいくら勝とうが、自分の成績が残せなければ、立場が危ういだけに気持ちはわかるのだが、それが悪い方向へ流れている気がするので、もっと周りの空気に溶け込むように、周りの勢いも自分に取り込んでしまうように、頭をからっぽにして雰囲気の中に溶け込んで打席に立てば、もっと光るんじゃないかなぁ。明日は篠田ということなので、恐らく谷と入れ替わりになるんじゃないかと思うけど、ガッツがまた離脱するとなれば、今日よりも重要な立場になるわけで何とかメンタルの弱さを克服して、またあの伸び伸びした姿を見せて欲しいと思う。

2カード連続で初戦を落とし、交流戦の勢いをなかなかペナントに持ち込めない状況だけど、中日戦を前に3ゲームに離されるのはよろしくないので、何とか残り2勝して、週明けには首位を奪還出来ているような結果になってくれる事を期待したい

これでマツダスタジアム4連敗・・・マエケンがマウンドの柔らかさを指摘(東京ドームのようにして欲しいと)して、今オフには改修されるようだけど、東京ドームと違いすぎるマウンドに左右されることなく、守りの部分でしっかりとしたゲームを見せて欲しい。

(管理人:みんぐ)