巨人 6-3 広島 対広島:12勝6敗1分
勝利投手:小 山 7試合 2勝 1敗 0S
セーブ :高木京 26試合 2勝 0敗 1S
敗戦投手:バリントン 26試合 6勝 13敗 0S
投手リレー
巨人:小山→田原→高木京 捕手:阿部→實松
広島:江草→岸本→中崎 捕手:石原→中東
巨人:阿部22号2ラン
広島:エルドレッド6号ソロ
東京ドーム
日テレG+ にて観戦
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本拠地・東京ドームで迎えた広島東洋カープとの一戦は、先発の小山が、8回までを無失点に抑える好投をみせ2勝目をマークした。打線は、一回に坂本のタイムリーヒットで先制すると、三回には阿部の本塁打で2点を追加。その後も、着実に得点を重ねていったジャイアンツが、9連戦の初戦を勝利で飾った
Yomiuri Giants Official Web Site
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
6番以降がノーヒットでも6点取れてしまう・・・それが今の、いや今シーズンの巨人の強さを表していると思う。
1,3,4番がマルチ安打し、2番が出塁、もしくは犠打で後押しをする。4番が勝負してもらえなければ、5番が後押しをする。
ってことで、初回に綺麗に先制し、3回に阿部がツーランで追加点をとったことで、小山の肩の力が抜け、大胆にストレートを中心に組み立てることができ、7回までピンチらしいピンチを迎えることなく、スイスイと来ることが出来た。
ま、これが1点差とかであればどうなっていたか分からないけれど、3点差だったことでカープ打線も少し淡白というか雑になっていた部分があって、終始、優位にゲームを展開できたように思う。
小山は前回の課題を修正し、初球に打たれやすい欠点を修正して、初球から丁寧に投げているように見えた。その上で、自分の利点である高い位置からのストレート、さらに、それを見せておいてのフォークと得意球を存分に投げようとしていたと思う。チームがダントツで首位に立っており、点差も3点あった上でのゲームということで、今日のゲーム運びをそのまま小山のスタイルと言い切ってしまうには無理があるかもしれないけれど、31日のDeNA戦で7イニングを自責点0で抑えたことが経験となっていることは間違いないだろう。
さらに今日のピッチングがプラスされ、監督の言うとおり階段を一歩一歩上がっていると思う。
今日、9回まで投げ切らせれば6点の貯金を使い切ることなく勝利投手になることは出来ただろうけど、あくまでも前回よりも少し長く投げさせることにしたんだろう。
(こういう使い方は原監督、独特だと思う)
だからといって、次がまた同じように抑えられるとは限らないけれど、31日のDeNA戦、今日のカープ戦のイメージというのは頭の中に鮮明に残っているだろう、しかも良い思い出として・・・・。次にチャンスをもらった時に、基準とする事が出来る投球を経験できたのは大きいかな。また、チーム内にははっきりとライバルと口に出して言える澤村という同い年の選手がいる。まだ実績では追いついていないけれど、レベルの高いところで近い存在がライバルにいるというのは、彼らにとって大きな励みになっているんじゃないかと思う。
TVでは「もう谷間とは言わせない」といったようなフレーズが飛び出したけれど、若干大げさな言い回しではあるものの、今日をきっかけにローテーションピッチャーとして胸を張れるところに近づいてはいるだろう。
少なくとも、ファームで再調整させる理由がない状態にあり、自分自身、今は野球が楽しくて、早く次も投げたいと思っているんじゃないかな?
さて、そろそろ、村田とガッツの話にも触れないといけないか・・・・
ぶっちゃけ、二人とも同じような袋小路にハマっているようにみえ、打ちたい気持ちと体のバランスがズレちゃってるように見える。二人して仲良く内野ゴロx4という結果で、今日に関しては全くと言っていいほど戦力になっていなかった。
始動は早く、でもギリギリまで引きつけて素早くスイング
が基本だと思うけれど、二人ともスイングがアウト・イン・アウトになっているので、インコースは引っ張りすぎてファールに、アウトコースはボールに当たらず、引きつければ詰まらされる・・・という感じかな?うちのチームの選手なら、詰まってもいいから、脇を開けるな!って命令するけど、プロの選手だしね、そんなことはわかってると思うし。脇を締めて詰まるなら、体を回転させるしか力を伝える手段はないわけで、自然と体の使い方が変わってくるんだけど・・・・ま、そんな簡単なもんじゃないしね
橋上コーチから配球や狙い球についての指示も出ていると思うけど、打席に入った瞬間にそんなことは忘れちゃってるような感じにも見えるし・・・・ただ、村田に関してはボール球に手を出す率は減ったように思う。一方で狙い球が外れているから、甘い球が来てもファールになってしまい、結果的に追い込まれて、凡打・・・となっている。
長野、坂本、阿部のスゴイところは甘い球の打ち損じが他の選手に比べて圧倒的に少ないって言うのが特徴なのと、追い込まれてからも粘れるところが抜きんでているから、この成績を出せている。本来、同じことが出来る二人のはずなので、
あせらず、素早く、力強く
を心にとめて頑張ってほしい。特にガッツは結果を出しつつあった大田を落として上がってきたわけで、少なくとも「大田よりははるかにマシ」という成績を残さなければ、ファンも黙っていないし、来年もない。
個人的には活躍する姿を熱望しているんだけど、戦力にならなければ使ってもらえないのがこの世界。まだまだガッツには巨人にいてもらいたい
しかし、6番村田、7番ガッツが機能したとしたら・・・・恐ろしい打線だ・・・
開幕前にメンバーとして戦力に入れていたこの二人が活躍し始めると、いよいよ当初の青写真に近づくわけだけれど、そうなってしまうと他球団から見るととんでもない打線になってしまうだろうな・・・
明日の笠原もファームでは十分に結果をだしている。防御率的にはちょっとモノ足りないけれど、ゲームを作れる(はずの)実績は作ってきての昇格。1軍では4月26日のDeNA戦、5月3日の広島戦以来になる。最後に先発した広島戦は4イニングで自責点3と、満足のゆく結果は残せていないけれど、本人はリベンジのつもりで投げるだろう。若武者たちが次々と結果を出す良い流れにうまく乗って、笠原も勝利を手にすることが出来れば、チームの勢いもさらに上がってゆきそうだ
ん?田原?まぁこんなこともあるよ、6点差って意外に投げにくいもんだしね、こういう経験もしておくことが次に繋がる。
あと、7回の坂本のタイムリーだけど・・・あれ、エンドランだったのかな?坂本が打ったぁ~~~と思ったら、もう3塁を蹴ろうとしていたけど・・・ライトがもたついた分、余裕のホームインになったけど、あれ、普通に返球してても楽勝だったんだろうなぁ~~~あぁいうのが出ると、見てて気持ち良いし相手からすると、四球で出したランナーだっただけに、ショックは大きいだろうなぁ~~~松っちゃん、坂本コンビが活躍すると2009年の良い思い出がよみがえってくる
(管理人:みんぐ)