ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/9 巨人 4-4 ヤクルト → 本来なら負けてたゲーム、勿体なかったけど引き分けならOK

巨人 4-4 ヤクルト 対ヤクルト:9勝7敗4分

勝利投手:

セーブ :

敗戦投手:

投手リレー

巨人:宮國→田原→高木京→山口→西村 捕手:加藤→阿部

ヤクルト:石川→松井光→押本→日高→山本哲→バーネット 捕手:中村

本塁打

巨人:

ヤクルト:川端4号3ラン

新潟ハードオフエコスタジアム

フジテレビONE にて観戦

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2連勝で迎えたヤクルトスワローズとの20回戦は、3点ビハインドの六回に高橋由の走者一掃のタイムリ二塁打で一気に同点に追いつくと、続く七回には長野にタイムリー内野安打が飛び出し、勝ち越しに成功した。しかし、八回に同点に追いつかれ延長戦に突入すると、試合はそのまま4対4の引き分けとなった

Yomiuri Giants Official Web Site

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統一球になってからは、3点のビハインドは相当に重い。

それを追いつき、追い越すところまで行ったのだから、ところどころ不満はあれども、文句を言うどころか「よく追いついた」と褒めてあげるのが正解なんだろうね。

(今日もヤングジャイアンツがスタメンだし)

その追いついた場面、小川監督は2アウト満塁の場面で村田に対して、松井を送り込んできた・・・・・そこで、原監督が動き、ヨシノブを代打に!!!!

ヤクルト的には完全に裏をかかれた感じになったか、こちらとしても村田に代打を出すのは非常に勇気がいる決断だったと、ちょっと驚いた。

ここで、村田が結果をだせば不振脱出のきっかけになるかもしれないし、凡退すれば今日の敗戦を背負う形になる。

ヨシノブを出せるという控えの層の厚さも際立つけれど、一方でヨシノブとしては、ここで凡退してしまえば村田の気もおさまらないし、ヨシノブ的にもガッカリ感は出てしまい、チームの雰囲気が重くなりそうなところ・・・・だったけれど、やっぱりこれまでの経験と勝負強さは伊達じゃなかった。(特に満塁での勝負強さは・・・・ね)

今シーズンの打撃成績だけで見れば、実はヨシノブと村田はそう変わらない。

それでも、ヨシノブの方が活躍しているイメージが大きいのは、こういう場面でしっかりと結果を残している印象が強いというのが一番大きいだろう。

村田としても、面白くはないだろうが、相手がヨシノブであればあきらめざるを得ない。この場面で期待してもらえなかった自分を厳しく評価し、純粋にチームが追い付いたことに喜びをあらわして欲しかったけど・・・・ちょっと不機嫌モードだったかな?

(ま、自分に対しての悔しさが顔に出ちゃった・・・という感じに見えたけどね)

ベイ時代には、チャンスで自分に代打が出されるなんて経験や、ちょっと前にあった、自分の前の打者が敬遠されて、自分との勝負を選択されるなんてことは、ほとんど味わったことがないと思うので、優勝争いをしていることと相まって、今は良い経験をしているんじゃないかと思ってほしい。

ま、ヨシノブの一打で同点に追い付いたことで、ブルペン勝負となり、そうなれば俄然、巨人が有利になるはずだったけど、今日はグッさんのところで、追いつかれたということで、そこは計算外だったかかな

ただ、グッさんだって、神じゃないのでこういうこともある。先頭バッターの初球が甘めだったこと、ランナーへの警戒をもっとすべきだったこと、この辺に反省材料はありそうだけど、そんなことはバッテリーが重々わかっていると思うので、まぁこれ以上ツッこむのはよそうかと思う。

(解説にもあった通り、比屋根の盗塁が余計だった・・・小川監督がよく走らせたともいえるけど、左投手のグッさんだったので、もう少し慎重にランナーをケアしていたら、盗塁は無かったし、盗塁がなければバレンティンのあたりもセカンドは前進守備じゃなかったろうし、おいついていたと思う)

宮國は・・・まぁ、毎回、いろんな宿題をもらって、順調に成長していると言っていいんじゃないかと思うけれど、何とかシーズン中に5勝はさせてあげたいかな。

カツオを中4日で起用してまで、巨人戦に左腕3連発を持ってきたヤクルトに対して、3連勝とは行かなかったまでも負けなかったという結果には大いに満足したい。

ヤクルトも畠山がいなかったり、宮本が本調子じゃなかったり、ヨシノリいない、中継ぎ、ストッパーが軒並み故障していたりとあるけれども、こちらにしても中井、大田を起用して本来のスタメンではない状態でのぞんでいるし、越智、久保、マシソン、ゴンちゃん抜けた状態で戦っているわけで、言いわけは無用。

正直なところ、CSで戦うなら、広島→ヤクルト→中日・・・の順で嫌だなと思っていたけれど、今の時点では中日さえ来なければ、どっちでもいいか?ってところまでは来た。その中日相手にしても、最後のナゴド3連戦でもしも勝ち越すことが出来たなら、相手を気にすることなく、自分たちの調整さえしっかりやればいいと思えるようになるだろう。

とりあえず2位との差は9.5ゲームになったし、来週にはマジックも1ケタになるだろう。残り試合も21試合となり、試すのか、調整なのか、ガチなのか、方向性を決めて戦っていると思うが、そろそろ中継ぎ陣、グッさん、西村を休ませモードにして、投手に関しても中井、大田のように下から上げて、試しながら、ヤバそうな時は今の戦力に頼るという戦いをしてもいい時期に入ってきたような気がしてきた。

(中日が本気で優勝を狙っているならともかく、あちらさんも調整モードに入っているような感じもするし、今の巨人なら試しながらでも5割以上の勝率はキープできそうな感じなので)

ま、短期決戦は別物なので、今の時点で判断するわけにはゆかないし、まだ優勝もしていないのに気が早いといわれそうなんで、このへんにしておくけれど、何にしてもこの3連戦、負けなかったことは最大限に評価したい。

あとは、今日の起用の結果を受けて村田がどんな変貌をとげるか、そこに期待して明後日からの東京ドーム6連戦プラスナゴド3連戦の9連戦に気持ちを切り替えたい。

あと、矢野!今日は2番という慣れない打順だったにもかかわらず、しっかり結果を出したね、原監督の評価も上がっただろうし、自身、今は非常に充実しているだろうな。

(開幕からいてくれたら、キャリアハイの結果をだせていたかもしれないね)

(管理人:みんぐ)