ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/9 巨人 4-1 阪神 → 負けを覚悟→引分けに安堵→勝利に乱舞!

巨人 4-1 阪神阪神:12勝3敗3分

勝利投手:田 原 15試合 1勝 0敗 0S

セーブ :西 村 45試合 3勝 1敗 18S

敗戦投手:スタンリッジ 18試合 5勝 8敗 0S

投手リレー

巨人:杉内→田原→西村 捕手:實松→加藤

阪神スタンリッジ→筒井 捕手:藤井彰

本塁打

巨人:阿部13号3ラン

阪神

東京ドーム

日テレG+にて観戦

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの18回戦は、八回に阿部が3ランを放ち、逆転勝利を飾った。7回を投げた先発・杉内の後を受け、1回をパーフェクトに抑えた田原がプロ初勝利。ジャイアンツはこれで引き分けを挟んで5連勝とした

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今日の感想は表題のとおりです。

スタンリッジの投球内容と球数から、6~7回を見ていると、このまま最後まで行かれてしまうのではないかと思い、ワンチャンスくらい作れるかもしれないが、流れ的に難しいか?と裏でやってる中日vs広島とザッピングしつつ「カープがんばれ!」と応援に熱が入った

8回、代打の藤村が四球を選び、危なっかしかったけど石井がショートゴロの間に何とか2塁へ。昨日の松本の力強い打球と今日のそれまでの3打席の内容を考えると、長野よりもむしろ松本の方が可能性があるか?と思っていたんで最悪2アウト3塁になるのを期待していたら、長野も四球を選んだ。

この時点でピッチャーを代えられるのは嫌だなと思っていたので、続投でひと安心。四球を2つだし、100球を超えたスタンリッジに対して4打席目の松本は、予想どおりしっかりとボールを捉えた。

ここのところ満塁というチャンスを生かし切れていないけれど、坂本が犠牲フライを打って同点に・・・

ここでピッチャー交代となるが、いやいや今日のゲーム展開でホントよく追いついたよ、お見事!!!このまま引き分けでも十分チームに勢いはつくよ

って引き分けで終わるかのような気持ちに・・・・(いや、皆もそうだったでしょ?(笑))

代わりッパナの初球を一発でとらえれば、まさかの逆転はあるかな?くらいの軽い気持ちで見ていたんだけど、まさかねぇ・・・・あそこで一発が飛び出るとは。

久々の四番ファーストでスタメンには名を連ねたものの、右足に違和感があった状態では過度の期待はしない方がイイかなと思っていただけに、予想外そして狂喜乱舞の3ランホームランだった。

こうなれば、グッさんを使うことなく、西村が伸び伸びと投げてくれる。終わってみれば8回を三者凡退で締めて、打線に勢いをもたらせてくれた田原がプロ入り初勝利で気持ちの良い3連戦の締め方となった。

(いや、ホントは杉内に勝ちがつくのが一番うれしいけど、そもそも今日は勝てると思わなかったし)

それにしてもお互いのチームがオーダーをいじってきた今日のゲーム。

上本、俊介を1,2番においての鳥谷→新井(弟)の打線は「こういう組み方されたらやだな」と思っていた打線だったので、最初に見た時に「やられた!」と思った。

前日に違和感を訴えていた阿部だから、實松のスタメン起用は予想の範疇だったけど、四番ファーストで使ってくるとは思わなかった。實松のキャッチャーは悪くない(と言おうと思ったけど、今日はちょっと・・・ね)のだが、攻撃面で(ほぼ)自動アウトが1つ増えるのは今の巨人打線にとって痛いので、そこが心配だった。ま、原監督も同じ気持ちだったんだなということで、だったら5番or6番でも良かったんだけどね(ま、四番だったことであの3ランが出たと思えば、原采配グッジョブ!だったわけだけど)。

しかし、7回まで僅か3安打に抑えられ、チャンスらしいチャンスも作れず、スタンリッジには良い投球をされてしまった・・・っていうか、スタンって味方の援護に恵まれてさえいれば、ヘタしたら8~9勝くらいしててもおかしくない投手だよなぁ。

一方の杉内はと言えば、4回以外毎回ランナーを背負う苦しい投球だったし、5四死球なんて珍しいんじゃないかと思うくらい判断に迷う出来だったけど、失点も四球→盗塁→悪送球という流れからの犠牲フライで、立ち上がりの悪い杉内としては「痛いけどまぁ想定内」くらいの失点だった。

(でも、7イニングで11個も三振とっちゃうんだよなぁ)

ランナーを出しても粘り強い投球は相変わらずだったし、ココぞというところで三振を狙いに行って取れるところはさすが。本人はどんな状況でもボールから入るのは嫌だと言っていたので、ファーストストライクを打ちにきた阪神打線の作戦は正解なんだけど、それを察知すると巧みに配球を変えてきたり、変化球から入ったりとバリエーションを持たせられるのもスゴイと思った。

昨日の涙のインタビューで松本に感情移入してしまった私だけど、今日も良い働きをしてくれた。今のところ、調子が落ちる気配もないし本人もノリノリでいると思うので、明日以降も活躍してくれそうだ。1番起用でも活躍してくれそうだけど、ジグザグ大好きな原監督のことだし、今は2番でうまく行っているので、1~5番まではこのままでいいでしょう。しいて言うならヨシノブを5番に・・・と思わなくもないけれど、これまたジグザグじゃなくなってしまうし、阿部とヨシノブに挟まれている方が村田も気が楽だろうから、今のままで少しでも上向いてくれることを期待するか。

明日は内海vs赤川

6月以来ほぼ一ヵ月半ぶりのヤクルトとの対戦。今シーズンの最初の躓きはヤクルトとの対戦からスタートし、3,4月は1勝5敗という屈辱の結果となった。去年のこともあるし、正直なところヤクルトに対してトラウマが無いか?と聞かれれば自信をもって無いと言い切るのは難しいけれど、5月は1勝1分けで交流戦快進撃の狼煙を上げる勝利をしたし、6月も1勝1敗1分けと五分だった。

巨人の状態も盤石とは言い難いけれど、3,4月とは明らかに違うし、一方のヤクルトは巨人以上に不安を抱えていると思う。あの時とは条件も違うわけで、この3連戦は最低2つ、できれば3つ取りに行って(この先たんまりと残っているヤクルト戦への)自信を深めてナゴヤに乗り込むキッカケにしたい。

そのためにはエース内海がビシっと締めて、苦手の赤川をしっかりと攻略することが大事なので、まずは初戦!なんとしても取ってほしい

それにしても・・・やはり中日も強い。追う側の中日と追われる側の巨人と、どっちがしんどいのかちょっと判断が難しいところだけど、巨人サイドとしては相手のことを気にするよりも、チーム内をどう活性化させるかに頭を悩ませているだろうし、相手にかかわらず負けを増やさないことを念頭に一戦一戦戦っている気がする。ローテに関してもこの先の相手との噛み合わせよりも、コンディションを重視する方向にやっとシフトしたような・・・(してないか?(笑))

8月に入って

巨人 5勝1敗2分け

中日 6勝1敗1分け

中日からしたら「6勝1敗で1.5ゲームしか縮まらんってどういうこと?」と言いたくなるのかもしれないけれど、巨人としても「5勝1敗なのに微妙に追いつかれてるってなんだよ!」と言いたくなるか。

ゲーム差以上にお互い一歩も引かない展開で、どっちが先に息切れするかというつばぜり合いだけど、見ている側としては毎日緊張感があって面白い。

選手も首脳陣も裏方もしんどいと思うけど、相手よりも先に音を上げないように、踏ん張る姿をこの先も見たいもんだ。

(管理人:みんぐ)