ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/06 巨人 6-0 DeNA → この10勝目は素直に喜んでいいのかな?>澤村

巨人 6-0 DeNADeNA:16勝4敗3分

勝利投手:澤 村 27試合 10勝 10敗 0S

セーブ :

敗戦投手:ブランドン 16試合 2勝 8敗 0S

投手リレー

巨人:澤村→宮國→福田→高木京 捕手:阿部→市川

DeNA:ブランドン→田中→大原慎→山口 捕手:高城→黒羽根

本塁打

巨人:長野14号ソロ

DeNA

東京ドーム

日テレG+にて観戦

(解説 水野雄仁 実況 平川健太郎町田浩徳

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横浜DeNAベイスターズとの23回戦は、坂本、阿部の犠飛、村田、長野のタイムリーなどで効率よく得点したジャイアンツが快勝した。藤村はタイムリーを含む猛打賞に加え、盗塁も決めるなど大活躍した。5回無失点の先発・澤村は、新人から2年連続で2桁勝利をマーク。球団では、堀内恒夫氏以来45年ぶりとなる快挙を達成した

Yomiuri Giants Official Web Site

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終わってみれば、5イニングで被安打1、四死球2、自責点0で勝利投手。

自身2年連続の2ケタ勝利で、デビューイヤーからの2年連続は堀内氏以来・・・本当ならもっと喜んでもいいようなところなのだが・・・

確かに練習の成果か、制球は以前よりも安定したようだし、緩急を使ってうまく打ち取っていた・・・ん?緩急?

1安打しか許さなかったものの、何となく感じていた違和感はコレか

ま、確かに緩急は投手にとって最も打ち取りやすい武器ではあるし、澤村にかけていたものといえば、緩急なんだけど

お前、制圧って言ってたじゃん!(笑)

いや、もういいです制圧は・・・(苦笑)

勝てなかった間、いろんな人から助言を受け、自分でも色々と試し、随分と苦しんだであろう事は十分にわかりました。正直なところ、CSで通用するかどうか微妙なところではあると思うけれど、少し成長した姿を見れただけでお腹いっぱいになりました。

水野氏が言っていたように、澤村といえばストレート。なのに今日はストレートのスピードは抑えて、フォーム重視の置きに行ったピッチングになっていた。それが結果的に相手の裏をかくことにつながり、抑えられたような気はするが、まぁ2ケタ勝ったし、本人も人の意見に耳を貸しているような感じなので、まぁ、いっか。

でも、アレだね、打線としては今日のDeNAよりは中日の方が怖いし、ヤクルトはさらに怖い。ヤクルト打線には今日の状態では通用しないと思うので、もしもヤクルトがファイナルに上がってきたら、澤村が活躍する場は限られてしまうと思うけれど、まだ日数もあるし、とりあえず修正しようとしている部分は間違っていないと思うので、もう少し頑張ってみようか。

一方で初めて中継ぎで投げた宮國は・・・・イイねぇ。

はじめての体験だったと思うけど、中継ぎでも自分の持ち味を発揮できることを証明した内容だった。もちろん、今の時点では先発4番手の最候補だと思うけれど、これだけのピッチングをされるとロングリリーフ要員として中継ぎ待機もさせたくなってくる。

ま、それは無いとして(笑)、ペナントの最後の登板を良い感触で終われたのは、今後に繋がる良い材料として十分に計算できる。

福ちゃんの今シーズンの安定感は言うに及ばないし、何よりも高木京のピッチングも良かった。新人賞の最有力候補は広島の野村だと思うけれど、優勝チームということを加味して・・・高木にあげることはできないもんだろうかと思う。登板数とホールドポイントくらいしか、中継ぎにとって有力な数値がないわけだけれど、久保がいない、越智がいない、星野が***、マシソン離脱という中で、彼がいなかったらペナントはもっと苦戦していたかもしれないわけで、リーグ優勝に貢献した今シーズンデビューの若手の中で、最も評価されていいのに、もっとも巷で話題になっていない(少なくとも私の周りでは)高木京に何かタイトルをあげたい

これで、最後の3連戦に投げていないのは西村だけか・・・今日も3点以上のリードだったし、さすがにこのタイミングで7回から3イニングとか投げさせるわけにはゆかないので、最多セーブが微妙になってきたし、そもそも投げていないので不安は残る。

個人記録を重視する采配は(基本的に)しないと思われる原監督だけれど、西村以外の投手はひと通り投げさせたし、明日は展開次第ではセーブをつけさせる形で投げさせてもいいんじゃないかと・・・・ま、リードしていればの話だし、無理やり回跨ぎで投げさせるようなことして、調子を崩したり故障されたりしても困るんで、微妙なところだけど・・・そもそも、明日、バーネットが34セーブをあげたら、どれだけ頑張っても無理なわけだし・・・・でもなぁ、デビューからの西村を見続けているファンとしたら、そろそろ1つくらい何かタイトルを取らせて、少しでも自信をつけさせてあげたいなって思うんだよなぁ

打つほうでは村田に今日もタイムリーが出た。ってか、やっぱり予想通り5番で起用してきたな>原監督。

これで打てなければ元に戻るのに・・・と思っていたけれど、昨日の猛打賞が効いたか、今日は第1打席から打席内で余裕を感じることが出来た。スイングも良くなっていたし、1打席目からタイムリーが出たのは明日に繋がる一打だったと思う。CSでは恐らく経験したことのない緊張感が襲って、またゲーム前に嗚咽しちゃうと思うので、調子が上がるまで(第2戦とか3戦まで)は6番でいいような気もするけれど、なんにしても今日も1打が出て良かった。

村田、ヨシノブがここ一番で数回に1度のチャンスでも結果を出してくれれば、1ゲーム3点は取れる打線が5点打線になる。投手力は盤石とはいえ、何が起きるか分からない短期決戦では3点と5点の違いは大きいので、何とかこの2人はさらに調子をあげて、最終戦を終わってもらいたい

それとね、長野ぉ~~~~

「勇人と一緒にタイトルを取れたら・・・」なんてヌルいこと言ってるけど、インタビュアーも突っ込んでいた通り、それじゃあ明日は長野は無安打って事になっちゃうので「最終戦で一気に突き放します」くらい言ってくれないと(笑)

でも、少なくとも最多安打のタイトルは、ほぼ手にしたわけで、何よりもオメ!

来シーズンは1番で起用されるかどうか微妙だと思うけど、入団してから3年連続でタイトルを手にするなんて、なかなかできないことだし、ヘタしたら超遅咲き(入団が遅かったからね)だけれども、2000本安打を狙えると思うので、このままケガをせずに安定感のある長野でいてください。

(えっ?坂本の方が2000本に近い?確かにね、でも坂本の場合は腰に爆弾抱えているから、このままあと10年くらいスタメンに居続けられるかどうか、ちょっとわからんし)

三冠王はあきらめたと言っていた阿部が犠牲フライはあったものの、久々にノーヒットで終わった。それでも、ランナーが3塁にいる時の「阿部なら何とかしてくれる」っていう安心感は半端ない。3回の犠牲フライももうひと押しあったら、フェンス直撃だろ?ってくらいの当たりだったし、本当にスゴイバッターになっちゃったね。ホームラン王に関しては、バレンティンが離脱してなきゃ、もともと届かなかったし・・・なんて、タラレバで無理やり納得するしかないけれど、それでもキャッチャーで2冠だけでもスゴイこと。WBCでは(故障の具合次第だけど)間違いなく正捕手でクリーンアップを打つことになるだろうけど、今のバッティングスタイルなら、相手投手に関わらず結果を残せると思うので、是非とも世界の舞台で輝いてください・・・なんて、まだ気が早いか

今日の堂林の2打席連続ホームラン、そして日ハム中田のシーズン終盤の活躍を見るにつけ、「大田、中井もシーズン最初から使い続けていれば・・・」なんて思わなくもなかったけれど、チーム事情も違うし、仕方ないか。

素材は一流、足りないのは自信と経験ととっさの判断力だと思っていたけれど、何とか結果を出し続けることでしがみつき、経験は着々とモノにしている。まだまだ自分のことで精いっぱいでゲームの中で自分のやるべき事を冷静に判断できるところまではいっていないと思うけれど、それは積み重ねて、身につけるもの。今度の自主トレもチーム阿部について行くかどうかわからないけれど、もしも行ければ、来シーズンこそ、本当に見たかった大田が見れると思うので、明日のゲームも結果を出して日本シリーズまでついていって欲しい。

(とはいえ、さぁこれから!というところでケガでチャンスを不意にする選手もいたりするので、体のケアだけは怠らないようにね)

さて、明日はシーズン最終戦

優勝決定後に色々と試してきた総決算。私もスタンドで応援して、原監督の最後の演説を聞きたいと思います。できればシーズン最後のマウンドに立っているのは西村で、最多セーブに並んでいればベストなんだけどなぁ~~~

DeNA戦前までは、ちょっと愚痴ってしまったけど、ラスト3戦はなるべく愚痴は封印して、明るい話題で終われるように明日もたのんます!

(管理人:みんぐ)