巨人 7x-1 パース・ヒート
勝利投手:高木康 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:クラゲット 1試合 0勝 1敗 0S
投手リレー
巨人:小山→野間口→高木康→福田→江柄子 捕手:加藤
パースヒート:クラゲット→バロン→ザカリー→具台晟→T.ケネリー 捕手:ミゲル
巨人:
パースヒート:
釜山サジク運動場
JSPORTS 3 にて観戦
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韓国・釜山でのアジアシリーズ予選リーグ第1戦は、オーストラリアのパース・ヒートを相手に迎えた。巨人はパース先発のクラゲットに苦戦し、六回に先制を許す。しかし直後に坂本の犠牲フライで追いつくと、七回には代打の阿部のタイムリーヒットなどで3点を奪い勝ち越しに成功。八回にも3点を追加して試合を決め、大勝を収めた
Yomiuri Giants Official Web Site
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巷ではやれ罰ゲームだの、やる意味がないだの言われる事の多いアジアシリーズ。
個人的に、いつまでも野球を見ていたい人間としては、この時期まで野球が見れる喜びと普段見る事の出来ないアジアのチームが見れるということで、楽しみにしている。
(MLBh見れるけど、アジアのペナントは普段見れないから)
特に来春にはWBCがあり、アジアシリーズで出てくるチームの中には、WBCの代表に選ばれる選手も出てくるだろうし、事前情報を得るという意味でも興味深いシリーズになる。
昨日のチャイナスターズ (CBA) vs. ラミゴモンキーズ (CPBL) やパースヒート (ABF) vs. ロッテジャイアンツ (KBO 2) も見ていたが、普段見慣れている野球と微妙に違ったりしていて、見ていて面白い。
(去年はソフトバンクだったから、余り緊張せずに見れた)
で、そんな興味を持ちつつ、仕事を一旦、落ち着かせてTVの前で待つ・・・
なんだかんだ言って、君が代が流れると緊張する・・・
今回のアジアシリーズは外国人選手は派遣していないし、内海、杉内や谷、ヨシノブといった選手は除いて、キャプテンの阿部は仕方ないにしても、多くを若手主体のメンバーで構成した
アジアシリーズ2012 参加メンバー
【投手】(10人)
高木康成、澤村拓一、宮國椋丞、西村健太朗、小野淳平、野間口貴彦、高木京介、福田聡志、江柄子裕樹、小山雄輝
【捕手】(3人)
【内野手】(8人)
寺内崇幸、藤村大介、坂本勇人、亀井義行、村田修一、石井義人、古城茂幸、中井大介
【外野手】(5人)
これでも十分に戦えると踏んでのことだろうし、私もそう思う。もちろん、若干の不安感はあるけれど、巨人の選手層の厚さを物語るメンバーではないだろうか?
長野、坂本、阿部がいてくれるだけで、戦力としては十分だし、日本シリーズに出られなかった大田や中井にとっては、またとないアピールの場だろう。
ケガが完治していない阿部、長野が心配だが、原監督もそうは無理させないと思うし・・・
で、今日のスタメンだけれど
1 (9) 亀 井
2 (8) 松本哲
3 (6) 坂 本
4 (5) 村 田
5 (D) 長 野
6 (3) 石 井
7 (7) 矢 野
8 (4) 藤 村
9 (2) 加 藤
どうだろう?どうせ最終回には1/3から半分くらいの選手は入れ替わっているだろうから、スターティングメンバーとしては問題なさそう。長野をDHで使うあたり、やっぱり足の状態を加味してのことなんだろうが、その配慮がちょっと嬉しい。攻撃面ではいないと不安だが、ケガの悪化を避けるという意味では妥当な線じゃないだろうか?
相手のパース・ヒート(オーストラリア)は昨日のロッテジャイアンツとのゲームも見ていたが、さすがにオーストラリアだけあって、パワーはありそうだけどプレーはちょっと雑で、守備のミスが目立つ印象。ちょっと楽しみなのは具台晟(ク・デソン)のピッチングを数年ぶり(WBCで見たのが6年前か?、オリックスにいたのが2001年だから11年ぶり)に見れるかな?というあたり
今回のアジアシリーズでは、韓国で使用されているボールを使用するということで、良く聞くのは日本の統一球よりは飛びやすいということ。コレだけ聞けば巨人にとってもメリットがないわけではないけれど、一方で投げる側にとって変化球の軌道が変わったり、制球に難が出たりしないかという心配もある。普通に考えれば打撃戦になりそうだけれど、初対戦の投手も多いし、投手戦という事も・・・
5回までは、緊張してか表情の硬い選手たちは、クラゲッティの動くボールになかなか合わせる事が出来ずヒットも出るが、得点に結びつけることが出来ない。先発の小山も初回はボールが高く、いきなり2連打を浴びるものの2回以降は制球に苦しみつつも何とか抑えてゆく・・・・
こりゃ今日は投手戦か?やっぱり国際試合ってのは見てる方も緊張するな・・・と重い展開が続いているところで、6回に甘くなったボールをT.ケネリーにタイムリーを打たれて先制点を献上する
ヤバイ・・・戦力的には巨人が上だと思っていたが、短期決戦、しかも初対戦となれば戦力どおりに運ばないのが国際試合。これでさらに硬くなってズルズルと行かなければいいが・・・と心配していたら、硬くなったのは相手の方だった。
相手の守備の乱れからノーアウト1,3塁で坂本の犠牲フライですぐさま同点においついた。
この回は勝ち越すには至らなかったけれど、これで緊張がほぐれたか7回は石井、矢野、藤村が3連打で追加点を入れると代打の中井が四球を選び、松本が犠牲フライ(苦笑)、坂本がフェンスダイレクトのタイムリーで3得点、こうなると止まらないのが巨人打線、長野もヒットを放てば代走から出場の大田も2ベースなどで終わって見れば7-1の快勝となった。
っていうか、どんだけスロースターターなんだよ!(笑)
と、TVの前でツッコミを入れてしまったけれど、まぁ何にしても勝てて良かった。
投げる方では野間口がまぁまぁ、リッチギーも腕は振れてたし、福ちゃんは相変わらずの安定感。最後は江柄子が締めるというリレー
見たかった具台晟も見れたし(守備に足引っ張られて可哀そうだったが)、週末に巨人の勝ちゲームが見れて、今は良い気分でビールをいただいてます。
原監督はそれほど飛ぶボールだと感じなかったと言ってるけれど、坂本の打球とか見てると統一球よりは延びてるなと感じんだが・・・やっぱり長打には警戒が必要だと思う。特に今日の序盤のような無得点での展開だと油断した一発でゲームが決まる事も多いし、阿部が代打でしか起用できず、村田が相変わらずなことを考えれば、一発が出そうなのは坂本(ケガはあっても長野・・・かな)くらいか?
出来れば大田の一発を見たいけれど、足を絡めて繋いで点を重ねてゆくのが今シーズンの巨人野球だとすれば、今日のような展開を、出来れば早いイニングで出してもらえると、あまりドキドキしないで見れそうだ・・・
明日はロッテ・ジャイアンツとのゲーム。これに勝つか引き分ければ決勝に進める。A組ではラミゴモンキーズ(台湾)がサムスンに勝って決勝行きを決めた。サムスンと決勝で阿部vsスンちゃんが見れると期待していたし、下馬評でもサムスンvs巨人の決勝になるだろうと言われていたが、やっぱり短期決戦は怖い・・・っていうか、ラミゴモンキーズは昨日のゲームでも打ちまくってたけど、かなり手ごわそうだ。
韓国主催のシリーズで、巨人vsラミゴモンキーズとなると、観客動員とか韓国の野球ファンのリアクションとか心配になるけれど・・・いや、巨人もサムスンの二の舞にならないよう、明日もしっかりと勝たなければ
澤村が投げるようだが、韓国の選手はストレートには強いし、調子にのってまっすぐで押してパコーンとやられないように気をつけなければ
しかし、デーゲームとはいえ、余りにも観客少なすぎないか?東京ドームでやっていれば、台湾とオーストラリアのゲームであっても、もう少し客が入っていそうな気がするが・・・・今シーズンは韓国の野球人気は大変なもので、普段なら今日の球場もほぼ満員の客で埋まると言っていたけれど、ほんとかね?
(管理人:みんぐ)