巨人 3-2 広島
勝利投手:高木京 3試合 2勝0敗0S
セーブ :
敗戦投手:横山 2試合 0勝1敗0S
投手リレー
巨人:内海→西村→高木京 捕手:阿部
巨人:坂本1号ソロ
広島:エルドレッド1号ソロ
東京ドーム
日テレG+にて録画観戦
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広島東洋カープとの3回戦は、先制点を許して迎えた七回、坂本の今季1号ソロホームランで同点に追いつく。しかし延長十一回、エルドレッドにソロホームランを許してしまう。このままでは終われないジャイアンツはその裏、無死満塁から主将・阿部の一振りで勝ち越しに成功。今カードを2勝1分けとし、2連覇を狙うジャイアンツにとって幸先の良い開幕3連戦となった
Yomiuri Giants Official Web Site
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今日は用事があったので録画したゲームをさっき見終わった・・・
いやいや、見ごたえのある試合でした・・・っていうか今日はドームで見れた人がうらやましい位の内容だった
内海 vs マエケンってことで、まぁ投手戦になることは予想できたが、とはいえ内海の状態に関しては正直なところ「どうなの?」という感じだったし、WBCでも先発としては投げてないわけで、おそらく本人も不安だったんじゃないだろうか?
(見てるこっちも不安だったし)
でもふたを開けてみればがっぷり四つで、想像以上の投手戦。内海の方が先に失点したけれど、結果としては自責点0で被安打はマエケンと同じ、奪三振は1つ多い7個ってことで死四球は内海の方が多かったけど、互角以上のピッチングだったのでゲーム前の心配は杞憂に終わった。
開幕戦で勝ちがつかないのも見慣れてしまったので、次の中日戦で今シーズン初勝利が見れればまぁいいか
昨日のレポートで春先の巨人打線が湿りがちなのは風物詩と書いたけど、ま、開幕直後はどのチームも先発投手もブルペンも元気なので、よほど大崩れしない限りは投手有利の展開になりがちなのは仕方ない
今日印象に残ったのは、自分には勝ちも負けもつかない状況になったにも関わらず、11回にホームランを打たれてうなだれる高木京をベンチに向かい入れ、慰めている内海の姿。今年も変わらないキャプテンシーを感じたし、今シーズンも投手陣は内海を中心にまとまってそうだと感じる一幕だった。
最終的に、その裏にサヨナラ勝ちして高木京は負け投手から一転、勝利投手となってわずか3試合で2勝目を手に入れたわけだから、彼の中でも責任を感じつつもホッとしたゲームとなって、後に引きずらない終わり方が出来たのは最高だった
っていうか、矢野→長野→脇谷のコンボで同点においつき、とどめを阿部が決めるという巨人ファン的にはたまらない勝ち方は、昨日勝ちきれなかった分にオマケ付きでモヤモヤを吹っ飛ばしてくれた。欲を言えば延長に入る前に決めてほしかったところだけど、打線に火がつくにはもう少し時間がかかるか?
そんな中、心配だった長野に最終打席で長野らしい逆方向へのヒットが出たし、代打・矢野の集中力は健在、さらに坂本はマエケンからホームランを含む2安打と昨年から比べたら遥かに期待できる開幕スタートを切ったと思う。8回のボウカーの逆方向への技ありヒットも去年からの進化を感じるし・・・・
連日の1点を争う展開で、2日連続の延長戦に突入したためにブルペンには負担がかかったのは気になるけれど、それはカープ側も同じだろう。何より3時間半ルール撤廃の関係で昨シーズンとは違う継投になって、なかなか先の読みにくい采配を見ることができたのは面白かった。
7,8,9回と任せられる勝利の方程式を早く確立したいところだけど、どちらかというと原監督はその時の状況に応じてブルペンを臨機応変に使ってゆくタイプだし、各チームとの対戦が一回りするくらいまではこの3連戦のような感じで、各投手の状態を見極める使い方をするのかな
来週は開幕勝ち越しで勢いづくDeNAと横浜で、週末は中日戦と注目のカードがある。さらに2日からのG球場のファームの対日ハム3連戦のどこかで大谷を投げさせるという情報もあって、1、2軍の両方とも目を離せない1週間になりそうだ
追記
ゲーム後のコメントで
Q:11回、先頭の矢野選手が出て、長野選手に送らせるという選択肢はなかったのですか
A:同点にすることも大事だが、これほど打てない長野を見たことがない。きのう、2本出たといっても当たりも良くなかった。そろそろ出るだろうと思って、任せた
ってのがあったが、そろそろ出るだろうってのは半分ジョークだと思うが、苦悩する長野に対して、それほど監督としてあせっていないという事実に余裕を感じた
昨日は8番あたりで楽に打たせるのも手だろうと書いたが、原監督にはそんな考えは微塵もなさそうで、ある意味、安心した
(管理人:みんぐ)