ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/4 巨人 7-4 DeNA → 今日は両外人の日、今の流れはスゴク良い!ヨシノブが心配だけど

巨人 7-4 DeNA 対DeNA: 2勝 0敗 0分

勝利投手:澤村 1試合 1勝0敗0S

セーブ :西村 4試合 0勝0敗2S

敗戦投手:井納 1試合 0勝1敗0S

投手リレー

巨人:沢村→高木京→マシソン→西村 捕手:阿部

DeNA:井納→三嶋→神内v山口 捕手:高城

本塁打

巨人:ボウカー1号満塁、 ロペス2号2ラン

DeNA:中村1号ソロ

横浜スタジアム

TBSニュースバードにて録画観戦

(解説 槙原寛己 実況 戸崎貴広 1塁側 小笠原 亘 3塁側 椎野茂

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前夜の接戦に続く、横浜スタジアムでのDeNA横浜ベイスターズとの2回戦。ボウカーが満塁弾、ロペスが2ランホームランを放ち、外国人選手の活躍で効率よく序盤と中盤に得点を挙げた。DeNAも巨人先発の澤村から小刻みに点を重ねて追いすがるが、七回から継投策に入った巨人の投手陣が抑え込み、7対4で逃げ切った

Yomiuri Giants Official Web Site

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今シーズンの対DeNA戦はこういうゲームが多くなるのか?というのを予感させる2連戦だった。昨日の杉内はまぁ忘れるとして(笑)、今日の澤村は2日に先発のはずが予定が変わった事を考えれば、まぁ悪くなかったと思う。初回から 150km/hを連発していたが去年のようにリキんで投げているという感じでもなかったし、昨年のポストシーズンで得た経験をしっかりと吸収しているように見えた。

ま、欲を言えばもう少し変化球のコントロールが・・・と思わなくはないけれど、それはゲームを重ねてゆくことで少しずつ進化すると期待しておこう。

(大量リードだからこそ隙を与えないピッチングをしないと・・・ストレート勝負もいいが、ちょっとコントロールがアバウトだったな>対ブランコ2打席目。3打席目の決め球は良かったけど)

4点取られたが、DeNA打線が好調だったと割り切ることが出来れば、次に繋がる。何より5試合目にして先発に勝ちがついたのはチームにとって良いこと

打線にしてもそう、今日は長野に期待して見ていたが、残念ながら坂本とセットでノーヒットだった。

それでも相手のミス(ラミちゃんやってもうた)に付け込んで塁をにぎわし、一発で仕留めて一気にゲームの主導権を握ったボウカーとじわじわと得点して追いすがってくるDeNAに、追いつかれる前に引き離す2ランを打ったロペス。今日はこの二人が長野、坂本が打てなかった分の埋め合わせ以上の働きをしてチームを勝利に導いてくれた。

こういった誰かが打てない時は他の誰かがカバーするという打線の雰囲気は、昨シーズンの破竹の勢いだった頃に似ている。全員が調子が良いに越したことはないけれど、そういう時は全員そろって不調になることもあるわけで、今のような状態を継続して、不調が重い選手に対して状態の良い選手を代わりに出し、その選手が結果を出すような形がとれれば大きな連敗はしなくて済むだろうし、連覇に大きく近づくことができるだろう

(ま、今日も勝ったから、こんな余裕をぶっこいた事言えるわけだけど)

自前外国人野手は働かないと言われ続けた巨人だけど、ロペスは選球眼もいいし、今日のヒーローインタビューでも本人が言っていたようにセンター返しを意識して打席にたっているので三振が少ないのもイイ。決してホームランバッターではないが、開幕戦と今日の2本のホームランは低い弾道でスタンドまで持ってゆくパワーは持っている。東京ドームや横浜スタジアムだからというのもあるが、神宮も含めたこれらの球場で一発も期待できる選手が6番にいるだけで相手投手には大きなプレッシャーを与えることができる。

ボウカーも去年の反省をしっかりオフにクリアしようと練習しただろうことが伺えるし、結果もまずまず出ている。

二人ともシーズン通してこの状態を維持できるとは思わないが、一定の期間だけでも調子が良い状態が続くだけで昨シーズンとは全く違う戦い方ができる

しかし、昨日も書いたがやはりブランコが当たっている時のDeNA打線というのは怖い。今日も3点差あっても安心できない怖さが最後まで続いた。マシソン、西村がしっかりと抑えてくれたから良かったが、どちらかが少しでも隙を見せれば一気に追いつかれてしまう不安は隠せなかった。

中畑監督もそれを期待して9回表に山口を行かせたのだろう(3日間投げてなかったというのもあると思うけど)。石井が粘って四球を選び、長野がしっかりと送ってチャンスメークをしたのが個人的には幸いしたと思うが、あそこを3人であっさりと抑えられたらヤバイかも・・・と本気で思った

何よりブランコは本当に楽しそうに野球をやってるな、モーガンの明るさとラミちゃんのリーダーシップに引っ張られている感はあるが、あぁも伸び伸びとやられるとマジで怖い。負けが続いても今の雰囲気をキープ出来るかは疑問だが、いま我慢して起用している若手投手の中から2人くらい覚醒するピッチャーが出てきた時、暖かくなる季節にはDeNAが戦前の予想通り台風の目の球団になるかもしれない。

(トレード期間もまだしばらくあるし・・・(汗) )

そうそう、古巣巨人相手の2000本安打はできなかったラミちゃんだけど、もう一つの古巣ヤクルト相手に達成できたらイイね

さて、明日からは中日との3連戦。

開幕で負け越したものの、阪神との3連戦では中日らしい1点差、2点差ゲームを展開し勝ち越しで東京ドームに乗り込んでくる。

こちらはホールトン、宮國、菅野で立ち向かうことになるだろうが、まずはエース吉見から勝ちを奪って、若武者二人に良い流れを渡してあげたいもんだ。

ヨシノブの離脱は非常に痛い・・・戦力的にもチームの雰囲気的にも・・・

(管理人:みんぐ)