ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/12 巨人 1-0 DeNA → 内海、昨夜は変なこといってスマンかった、これぞエースの意地を見せてもらいました

巨人 1-0 DeNA 対DeNA: 7勝 1敗 0分

勝利投手:内海 7試合 4勝0敗0S

セーブ :西村 21試合 1勝2敗13S

敗戦投手:ソーサ 17試合 1勝1敗1S

投手リレー

巨人:内海→西村 捕手:阿部

DeNA:三嶋→山口→ソーサ 捕手:鶴岡

本塁打

巨人:

DeNA

HARD OFF ECOスタジアム新潟

TBSニュースバードにて観戦

(解説 田淵幸一 実況 小笠原亘

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逆転勝ちで4連敗を止めて迎えた、横浜DeNAベイスターズとの8回戦は先発・内海が9回無失点と好投した。一方の打線はDeNA投手陣に苦戦し延長戦となるが、十回に坂本が左中間を破るタイムリ二塁打を放って先制した。最後は西村がリードをきっちり守って、1対0で勝利。交流戦前の最後の試合を白星で飾った

Yomiuri Giants Official Web Site

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最初に謝っておきます、内海、打たれると思ってた、申しわけなかった

相性の良いDeNA相手とはいえ、右の強打者がずらっと並ぶ打線に対して、気持ちよくスタンドに運ばれるイメージがどうしても払しょくできなかった内海だけど、前回の登板(国民栄誉賞授賞式だった日ね)以上のナイスピッチングを見せてくれた

強力打線をおさえるのはこうやるんだと言わんばかりの、徹底した低めへの制球。単に低めに集めるだけでなく、杉内のお株を奪うような、ストレートと変化球の腕の振りで、DeNA打線に隙を与えることなく9イニング、139球を投げ切った

5回、7回と先頭バッターが内海がだったので、5回はともかく7回あたりは代打を出されるんじゃないかと思ったが、相手の三嶋が降板しない以上、こちらも降りるわけにはゆかないといった意地も感じたし、グッさんを酷使していたので、DeNA打線に通用する中継ぎを使いたくなかったのもあるだろう、これまで良いピッチングをしても勝ち負けがつかないことがあった内海にとって、こういう展開で4勝目を手に入れたのは大きかったんじゃないだろうか?

1戦目が10-12、昨日が5-4、そして今日は1-0とドンドンロースコアになっていってるが、内容的にはド派手な空中戦に逆転の連続、そして1点を争う投手戦と色んなパターンを見せてもらった。

期待の若手が伸び悩み、頼みのベテランは離脱中・・・若きチームリーダーの坂本と予想外の活躍のロペスに引っ張られてなんとか今の位置をキープしている状態だが、ここは我慢のしどころ。阪神が5年ぶりの6連勝と波に乗っているが、巨人だって7連勝があった勢いがここのところしぼんでいるわけで、阪神だってこのまま勢いを増してゆけるかどうかなんてわからない。

キーとなるのはやはり交流戦

特にいきなり首位対決となるロッテとの対戦は、今後を占う意味でも大事なゲームになりそうだ。交流戦番長の内海は今日投げたし、巨人が苦手とする成瀬も今日投げた。Goingの言葉を借りれば、ホームラン数1位の巨人とホームラン数最下位のロッテとの首位決戦が交流戦の幕開けになるのは非常に興味深いし、それによって流れが左右されそうだ

今シーズンに関しては昨年のような優勝を狙えるかどうか、打線に不安があるものの、先発投手陣に関しては宮國が抜けてもコマはそろっている。ビハインド時にゲームを立て直し、ゲームをひっくり返せる力をもった福ちゃんが離脱中なので、個人的にはさびしいところだが、勝てるゲームは落とさない守りの野球を粘り強くすることで、交流戦の連覇も不可能ではないと思っている。

日程が少し楽になるところで、いかにグッさんと西村を効率よく使う事が出来るか、その見極めがキーになりそうだ

(逆にいえばビハインドをひっくり返す力は去年に比べると若干落ちているので、負ける時はあっさり負ける采配もケースによっては必要だろう・・・そんなゲームが無いことを祈っているが)

キーマンは長野、村田の右バッター二人かな。上向くか?と思えば翌日はダメってのを繰り返す二人だけに、なんとか交流戦の間にどちらか一人だけでも完全復活してくれると、打線にも明るい未来が待ってそうだけど・・・

(管理人:みんぐ)