ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/17 巨人 7-2 西武 → ホールトンは本当に手のかかる子だ・・・(笑)

巨人 7-2 西武 対西武: 1勝 0敗 0分

勝利投手:ホールトン 7試合 4勝1敗0S

セーブ :

敗戦投手:野上 7試合 3勝2敗0S

投手リレー

巨人:ホールトン→山口→青木 捕手:阿部

西武:野上→岩尾→中崎→岡本洋 捕手:炭谷→星

本塁打

巨人:阿部11号3ラン、 村田7号ソロ

西武:栗山3号2ラン

東京ドーム

日テレG+にて観戦

(解説 山本浩二桑田真澄 実況 村山喜彦平川健太郎

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東京ドームで行われた埼玉西武ライオンズとの1回戦。初回にホールトンが西武打線につかまり2点を失ったものの、7回を2失点に抑えリリーフ陣にマウンドを譲った。打線は三回阿部の3ランホームランで逆点に成功すると、六回、村田にソロホームラン、七回にロペスの3点タイムリーが飛び出しリードを5点に広げた。九回表には、移籍後初マウンドの青木があがり、見事三者凡退に抑える。終始安定した戦いを見せた巨人が西武に快勝した

Yomiuri Giants Official Web Site

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今日は知り合いから神宮球場のヤクルト vs ロッテのチケットをもらったので、それに行ってきた・・・が、幸いにも地上波で巨人戦を放送していたので、スマホワンセグにて見る、つまり神宮球場のネット裏にいながらワンセグで東京ドームのゲームを見るというヤクルトファンからしたら、「てめぇ何しに来た!」と怒られそうな観戦シチュエーションだった(汗)

ゲームはロッテのホームラン攻勢から、バレンティンのホームランあり、守備のミスあり、そしてヤクルトのサヨナラ逆転満塁サヨナラホームランで、見ごたえのある良いゲームだったんだけどね

で、帰ってきてから改めて録画した巨人戦を見終わった

しかし、アレだね、ホールトンが投げる時はゲーム前から0-2もしくは0-3くらいで負けている状態からのハンデ戦を戦うような気持で見ないと心臓に悪いな。

本人も初回の入り方は相当意識しているだろうし「あとはメンタルの問題」と言ってるくらいだから、今日こそは!と意気込んでいたんだろうが・・・

いきなり浅村にヒットを打たれて、すっかり動揺してしまったかな?まさかの守備の乱れもあって、ヤバイと思ったところで、それでも相手の攻撃ミスがあって帳消しになったはずだったが

栗山相手にカウントを悪くしてからの2ランホームラン

これまでの実績から考えると、2回以降は立ち直るはずなんで、なんとか2点でしのいでくれよ!と願いつつ、その通り2失点でおさえてくれてよかった

3点差だとランナーが出ても、送りバントで確実に1点なんて采配はしにくいが、2点差ですんだのであれば1点を取りにゆく野球をすることができるし、采配のバリエーションというか選択肢も多くなるので、まだ追いつくチャンスはいくらでもある

案の定、2回以降はすっかり落ち着いたホールトン。村田、坂本の守備にも助けられ7回被安打6、死四球0、奪三振2で4勝目を手に入れた。7回2失点なら数字だけ見れば先発としての役目は果たした形になるけれど、ソフトバンク時代からの立ち上がりの悪さに関しては、そろそろ何とかして欲しい課題がさらに浮き彫りになったゲーム。まぁ接戦のゲームで中盤とかに2失点するよりは良いっちゃ良いんだけど・・・

しかし今日のゲームの注目点は攻撃陣

まずはロッテ戦のご褒美とばかりに立岡を2番先発で起用。結果を出せば使ってもらえるという姿勢を見せれば、他の若手のモチベーションも上がる。今日はレフトでの起用だが、レフトは矢野、亀井がいるし、ヨシノブ、谷が復帰間近ということもあり、競争の激しいポジション。ほかの選手の状態が上がってくる前にドンドン結果を残して何とかしがみついて欲しい

そして何といっても1番長野。これまたロッテ戦で兆しを見せた上での今日の4安打。1番が出塁し、足も使えばクリーンアップは調子は悪くないし、得点力は大きく跳ね上がる。ま、良くなったか?と思えば、翌日はノーヒットなんてことを繰り返しているので、明日以降の結果を見るまで良くなったと言い切れないが、ひと頃の悶々とした状態を脱しつつあるのは間違いないだろう

それともう一人、貴重な4点目のホームランを打った村田

原監督は「もう確実によい状態だと思いますね」と言ってはいるが、これまた長野と同じくあす以降も見るまでは信用できない。ただ、今日のホームランは苦手だったコースをうまく肘をたたんで打っているし、ヒーローインタビューからもわかるように本人も相当に手ごたえを感じているようなので、いいイメージを持って追われたのは良いこと。

だからといって、打順を上にあげるとかやっちゃうと何度も言うように、村田の場合は脳味噌がリキんじゃうので、出来ればこのままのポジションで使ってほしい。今日のホームラン後のハイタッチなんかを見ていると、高校野球で1年生がホームランを打ったような顔をして、みんなにいぢられている感じが非常に良かった。ベイスターズにいた時はチームリーダーとして堂々と振舞っていたと思うが、巨人には阿部という大黒柱がいるので、そこまでチームの勝ち負けを背負わなくて良い。そのプレッシャーの違いがバッティングに良い影響を与えているなら、今の7番(ぶっちゃけると8番でもいい)という打順が巨人の村田としてはあっていると思う。

相手投手からしても7番以降でひと息いれたいところに村田がいるとなれば、相当に投げにくいと思うし・・・

いずれにしても、1番と7番、一発長打のある右バッター二人が復調傾向にあるとしたら、ボウカーが抜けてから何となく落ち着かなかった細い線が、ぶっとい打線となって相手に脅威を与えるし、2,6,8番を調子の良い選手で日替わりにすることもできれば、若手へのチャレンジ枠、ベテランの復活枠として使うことも出来る

明日は菅野 vs 岸

ちょっと疲労が見え隠れしてきた菅野が単独トップとなる6勝目を手に入れられるかどうか、ここ3試合で10失点の内容を立て直すことができるかどうかが楽しみであり、心配でもある

明日の岸も今シーズンは波に乗り切れてないし、今日の野上と同じようなタイプ(だけど、レベルは岸の方が上)なので、野上よりも腕の振りが鋭いとはいえ、カーブに目を慣らせておけたのは良かったんじゃないかと思っている

っていうか、今日の野上に関しては、橋上コーチは結構研究してたんじゃないか?と思うのだが・・・ラジオで鹿取氏が野上は変化球の時に腕が緩むと言っていたし、事実ビデオを見返してみれば「言われてみれば・・・」くらいの微妙なところで違っているようにも見える。阿部の狙いすましたようなホームランを見てると、微妙なその違いに巨人ベンチは気が付いていたのではないかと思う

昨夜のすぽるとでガッツの復活に触れていたが・・・今シーズンは昨年までのプレッシャーから解放され、少し楽な気持というか、今自分のやるべきことが見えていて、悪くても悲観しないし、良くても慢心しないという心のコントロールができているようで、決して焦っていない姿が見れて少しホッとした。しかし一方で今の目標を聞かれ「一日も早く1軍に上がること・・・いや、それはやらなければいけないこと」と言うガッツに、あぁ1軍で活躍することが目標ではなくて、とりあえず1軍に上がることが目標なんだ・・・と少しガックリ来た自分もいた。2年結果を残せていない立場で1軍で活躍するとは言いづらいと思うが、そう言い切れるほど状態が良いわけではないんだな?と感じたインタビューだった

ロペスをセカンドに回すのは怖いし、かといって1塁からは外せないので、彼のバッティングの状態が悪くなった時、満を持してガッツが華麗なる復活を遂げてくれるのがチームにとって最も良いパターンなんじゃないだろうか?まだしばらくはロペスは打ってくれそうなんで、ガッツも焦らず万全の形で復活できるよう、もう少し調整しててもらっても・・・いいかな(汗)

なんせ今ならG球場に行けばタダでガッツが見れるし

あ、そうそう今日最終回を締めた青木。ケガを乗り越えての久々のマウンドで、相当に緊張していたと思うけど、その復活試合を三者凡退で終わらせられたのは本人にとっても非常に大きな今シーズンのスタートになった。リッチギーがいないので、左の変則ピッチャーがいてくれれば、左のワンポイントが欲しい時にグッさんを使わずにすむのでありがたい。同じ左の高木京とはピッチングのタイプが違うので、相手によってどちらを出すか、使い分けられるという意味でも、今日のようなピッチングを続けてくれるなら、少し安心できる材料も増えるというものだが・・・まぁまだ1度しか投げてないんでね、もう少し様子見かな?

(管理人:みんぐ)