巨人 7-3 西武 対西武： 3勝 1敗 0分
勝利投手：杉内 10試合 ４勝３敗０Ｓ
セーブ ：
敗戦投手：菊池 10試合 ６勝２敗０Ｓ
投手リレー
巨人：杉内→マシソン→山口→西村 捕手：阿部
西武：菊池→岡本洋→岡本篤→小石→岩尾 捕手：炭谷→上本
巨人：阿部１４号ソロ、 村田８号２ラン
西武：
NHK BS1 にて録画観戦
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5連敗で迎えた埼玉西武ライオンズとの４回戦は、同点で迎えた三回に阿部のソロホームランで勝ち越しに成功した。一時は逆転されたが、寺内、中井の連続タイムリーで一気に再逆転した。さらに村田の２ランホームラン、中井のタイムリーで効果的に追加点を挙げた。先発・杉内は粘り強い投球で６回３失点に抑え、今季４勝目。連敗を５で止め、一日で首位の座を奪い返した
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この連覇中、チームの空気を変えるのは崖っぷち選手の頑張りだと言い続けてきたけれど、正直なところ中井を１番に持ってくるのは予想外だった
７～８番起用の多い寺内、中井が上位に回して、阿部が結果を出す
くらいに考えていたから（汗）
6月1日のロッテ戦で2安打して、気分はノッてると思っていたので、本当は昨日も使ってほしかったが、今日は打席数の多い1番で先発起用。
選手の入れ替えがそろそろ起きそうなタイミングだけに、中井本人にとってはゲームの勝敗以上に結果を気にしていたと思うけれど、気負うことなく冷静に打席に立ててる感じだった。
もちろん、4回、6回のタイムリーは素晴らしいんだけど、個人的には2回の空振り三振に注目したい。外角の変化球にタイミングが合わずに空振りしてしまったのだが、決して体を泳がせることなく、あくまでも自分のスイングに徹してた空振りに、この後の打席では期待できるかも？と思ったし、事実、次は同じ変化球をしっかりと読んで打ち返した。
（代打ではなく先発だからこそのタイムリーだった）
何とか当てようとして、態勢を崩されながら打ち返すのは坂本や阿部に任せて、中井は自分のスイングを心掛けてたし、その姿勢がその後のタイムリーにつながった
「俺がやってないからダメなんだ」と反省し、「俺が先頭になって模範を示さないといけない。勝利の神様は見ているからね」と言っていた阿部が初回の犠牲フライを1点取ったと喜ばず、打ち損じたことを2打席目でしっかりと修正してホームランを打って、存在感をしめした。キャプテンが打てば周りの雰囲気も良くなる、前日までは守備のミスを失点につなげ、さらに重くなる空気感だったけれど、寺内のミスを阿部がカバーし、さらに寺内自身がミスを帳消しにする一打を放つ。
連勝街道を驀進していたころのような、ミスをカバーし、打つべきところで打つという流れが出来ていた。
ところどころでツッコミたい所はあるけれど、先発全員安打で勝った勝利にケチをつけたくないので、今日はツッコまない（笑）
長野は7番という打順で多少気楽に打てたところはあるかもしれないけれど、凡打の内容に関して言えば、今日の中井とは月とすっぽんくらいの違いがあった。
（さすがに甘い球は打つけどね）
村田も1点差とはいえリードしている場面でのホームランだし、それ以外は残念な感じなので、なんか活躍した感はあるかもしれないけれど、まだまだこんなものでは年棒に見合ってないんで、もう少し頑張ってくれないとね。ついでにいうと、あそこまで振らなくてもいいだろうくらいのスイングだったが、個人的にはあれでイイ。クリーンアップならもう少し安定感が欲しいけど、今の打順を考えれば６、７番であのスイングされてホームランを打たれると、相手投手にはダメージが残るし、本来ちょっと気を抜きたいところで神経を使うとなれば疲労もたまるので、それだけでも充分役割を果たしたことになる。
杉内も打線が昨日までの状態だったら、3失点（自責点は２）は敗戦になってたかもしれないし、奪三振1個はらしくない。ただ、今の杉内に必要なのは自分から始まった連敗を止めるという結果なので、チームとしても久々に先発に勝ちがついたことに意味があるし、交流戦単独最多勝利をあとひとつというところで足踏みしていた流れがこれで変わるってことで、次の内海の100勝への足踏みもこれで達成できる？と期待感を持たせてくれる
やべ、軽く愚痴ってしまった
今日くらいはポジティブにゆかないと・・・
初回の松本の盗塁は良かった、アレが失敗しても攻める人はいないし、成功したことが先制点にもつながった。盗塁に関しては成否を問わず、絶えず意識させることで相手バッテリーから集中力を奪うので、仮に失敗したとしても、走れる選手が多いのだから、もっとドンドン走らせるべき。
あと気のせいかもしれないが、開幕当初に比べると阿部の体が少し絞れているように見える。膝のこともあるし、飛距離が落ちない程度に体重を絞ることは必要だと常々思っていたので、それを意識しての減量だとしたらちょっとうれしい。
あと寺内は中井のヒットでホームに突入するプレーは、うまくキャッチャーを交わしてて良かった。ま、プロだからあれくらいは出来て当然なんだけど、普通に上手くこなしていたところに技を感じた一瞬だった
久々に登板の西村も安定感は失ってなかったし、今日のように取ったら追いつかれという展開になっても、先に点を取っている気持ちの余裕があれば、中盤以降で捕まえることもできるってことで、何とか明後日以降も先に点を取って主導権を握った状態で、勝利の方程式につなげる野球をやって欲しい。
幸いにも4連戦以上ってのは今月はないので、中継ぎに関しても多少はつぎ込める。
来週火曜まで移動もないから、体調を整えつつ、良かった選手は調子をキープし、悪かった選手は調整するという有意義な時間を過ごしてもらいたい
もっと書きたいことあったけど、勝利に水を差したくないし、この辺で・・・・
（管理人：みんぐ）
