ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/6 巨人 4-2 日ハム → こういう勝ち方は勢いを生むけど、出来ればもう少し早く・・・

巨人 4-2 日ハム 対日ハム: 2勝 2敗 0分

勝利投手:マシソン 24試合 1勝2敗0S

セーブ :西村 27試合 2勝2敗14S

敗戦投手:石井 22試合 2勝3敗0S

投手リレー

巨人:ホールトン→笠原→マシソン→西村 捕手:阿部

日ハム:木佐貫→宮西→矢貫→石井→鍵谷 捕手:鶴岡

本塁打

巨人:ロペス11号ソロ、 阿部15号3ラン

日ハム:アブレイユ16号ソロ、 アブレイユ17号ソロ

東京ドーム

日テレG+ にて録画観戦

(解説 堀内恒夫  実況 河村亮田辺研一郎

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北海道日本ハムファイターズとの4回戦。巨人は七回まで3安打1得点と日本ハム投手陣を攻めあぐねたが、1点差を追う八回、相手のエラーからチャンスを広げると、4番の阿部が逆転3ラン。最後は西村が抑えて4対2で勝利し、連勝を「3」に伸ばした。巨人は前夜の小笠原の一発に続き、2試合連続で決勝3ランによる劇的勝利を飾った

Yomiuri Giants Official Web Site

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昨日のガッツのサヨナラホームランの余韻が残る中で始まった今日のゲーム

実は8回の阿部のホームランまでは、私の観戦メモには、あそこが残念、なんで?みたいな文字が踊り狂っていたんだけど、3ランホームランを見た瞬間に、そこまでの残念感はどうでも良くなってしまった・・・(汗)

それでも、まぁ言っておきたいところがあって

それは7回のノーアウト1、2塁の場面なんですが、やっぱり野球の鉄則は相手のミスの時にはキッチリと得点することで、それまで好投を続けていた木佐貫がいきなり連続でフォアボールを出したんだから、こういう場面は慎重かつ強気に攻めて欲しかった。

木佐貫が代わらなければボウカーがそのまま打席に立ったと思うけど、宮西に代わったという事で、代打に矢野が登場。宮西としては矢野が出るとなれば強硬だろうと思われたところ、バントを試みるも3塁フォースアウトで結局アウトを1個献上しただけということになってしまう。終盤とはいえ、この時点では1点差、確実にランナーを送って1アウト2、3塁にし、最低でも同点、出来れば一気に逆転といきたかったんだと思う。

最初からバントさせるのであれば寺内を送るべきで、矢野を送り込むのであれば、進塁打もしくは一気にヒットを期待するべきだった(と思う)。

それが成功したとしても、続く村田、長野で得点できたかというと、その辺は微妙なので、あくまでも結果論だけど、結局、この回に追いつけなかった時点で正直なところヤバイなと思ったのも事実

先発のホールトンはいつもより早くブルペン入りして、立ち上がりの悪さを克服しようとしていたらしいけど、残念ながら今日も初回に失点してしまった。ただ、昨日のレポートの最後にアブレイユか中田に1本ホームランを打たれるのは想定内と言ったこともあり、むしろ逆によく1点で凌いだな・・・くらいに考えていた。

四球を連発することなく、何とかストライク先行でゆけていたが、それでも甘い球というか、ヤバッ!という球もあって、抑えたというよりも日ハム打線に助けられた感もあるので、合格か不合格か?と聞かれれば・・・保留としか言いようがない。攻撃に転じるため5回で降板したが、結果的には被安打4の1失点だったので数字だけ見れば、首の皮一枚つながったというところだろうか?

一方で相手の木佐貫は慣れ親しんだ東京ドームのマウンドで、これ以上ないってくらい徹底的に低め低めの制球で7回まで四死球0の完ぺきな内容だったと思う。巨人ファンとしては、ドームのマウンドで好投する木佐貫をほほえましくも、打てない歯がゆい思いで見つめることになってしまった。できれば同点のまま、勝ち負けつかずに降板してもらって、でも最終的に巨人が勝つというシナリオが(私の中では)ベストだった。もちろん今日の木佐貫には負けはついていないんだけど、勝ち投手の権利を持ったまま降板したので、ちょっとかわいそうだったかなと・・・・(巨人が勝ったからそう思えるだけなんだけど)

5回でホールトンを降板させることになった理由のひとつに、福ちゃんが帰ってきたことで、ロングリリーフでもさせるんじゃないかと予想をしたんだけど、私の意に反して送り込んだのは笠原だった。中3日あったとはいえ、5月はそこそこ投げているので、ちょっと休ませるのかな?と思っていたんだが、同点の場面で送り出すとなった時に、上がったばかりの福ちゃんと失点なしで来ている笠原とで、原監督の信頼度が違ったということなのかな。

そうそう、8回の阿部の場面ではダブルスチールを敢行したが、あの時、一瞬、おぃおぃそんなことしたら阿部は歩かされんだろぅと思った。冷静に考えれば、あれが成功した上で阿部と勝負を選択するのなら、ワイルドピッチになるような変化球は投げづらくなるし、外野フライでも失点する場面になり、なおかつ3盗されたというバッテリーのショックを考えれば、阿部にとっては狙い球を絞りやすい状況が生まれるわけで、結果的には采配ズバリだったということになる。

私だったら・・・で考えれば阿部を歩かせて、満塁という守りやすい状況を作ったうえで、増井にスイッチしたと思うが、同点覚悟で延長になることを考えると、8回というイニングで増井を投入するのは難しいかなとも思う。

ロペスが今日はホームランを打っているという状態も考えれば、阿部を敬遠してもロペスで打ち取れる保証はないわけだけど、日ハムベンチも非常に苦慮した場面だったんだろなぁ、でもせめてマウンドに集まって阿部と勝負するかどうか、1点覚悟するか守りきるのか、その辺の意志の統一とダブルスチールのショックから気持ちを切り替えるためのワンクッションは必要だったんじゃないかとは思う

(おかげでこっちは助かったけど)

前夜はガッツのサヨナラホームラン、今日はキャプテンの逆転ホームランってことで、チームにとっては勢いの出る勝ち方で、3連勝したわけだが、見ている側としては出来れば中盤くらいで追い越して、そのまま継投で勝ってほしいな・・・と思ったりもする(汗)。

しかし今日はボウカーは打ったわけではないけれど、偶然かどうか戻ってきてからいきなりの連勝。今シーズンのボウカーは何か持ってるのかもしれないな、個人的にはボウカーが戻ってきたことで、ロペスに話し相手が出来て心の平静と共に4月の良かったころの感覚を思い出すきっかけになってくれれば、それだけでも戻ってきた意味はあると期待していたが、その通り、今日はロペスは2安打(うち1ホームラン)プラス四球と3度の出塁をしているわけで、ボウカーのおかげかどかはわからないけれど、そう感じさせる期待感は戻ったと思う。

あっ、村田と長野に関しては、今日は触れないでおこうかな(笑)

土日は東京ドームで楽天戦。菅野→内海って来るんだと思うけど、杉内が去年くらい絶好調だったら、昨年やり残した完全試合の再現でマー君 vs 杉内なんてのを見たかった気が・・・・いや、仮にローテ的に杉内が可能だったとしても、実際に今の状態で出したら、フルボッコにされそうだけど(汗)

(管理人:みんぐ)