ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/13 巨人 3-0 オリックス → 監督の言葉「やればできるじゃないか」これがすべて

巨人 3-0 オリックス 対オリックス: 3勝 0敗 1分

勝利投手:澤村 11試合 3勝4敗0S

セーブ :

敗戦投手:井川 3試合 1勝1敗0S

投手リレー

巨人:澤村 捕手:阿部

オリックス:井川→岸田→佐藤達→比嘉 捕手:伊藤

本塁打

巨人:

オリックス

京セラドーム

BS朝日 にて録画観戦

(解説 工藤公康有田修三  実況 岩本計介

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オリックスバファローズとの4回戦は、巨人が四回に坂口のプロ初タイムリーなどで2点を先制する。さらに五回にも阿部の犠牲フライで追加点を挙げ、試合の主導権を握った。先発の澤村はテンポの良い投球で三塁を踏ませず、今季初完封。巨人はオリックスに2連勝を飾り、セ・リーグ首位の座に返り咲いた

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原監督ぅ~~~私もおんなじこと思ってましたよ「やればできるじゃん!」って(笑)

先頭打者を出さす、9イニングを被安打5、四死球1、奪三振7、失点0

数字だけ見たら菅野の結果かと・・・・(爆)

う~ん、何が良かったかなぁ。一番印象に残ったのは終始リキまずに来てたことかな、開幕前に今シーズンは8割の力でゆくと宣言してたけど、なかなかそれが出来ずに来ていた。

今回は登板前に3度のブルペン入り、その中には前日も含まれるという今までにない調整法で挑んだらしい。

程よく疲れが残っていることが、リキみを取り除いていたのかもしれない。ストレートは糸を引くようなキレたのが行っていたし、変化球もそこそこ低めに決まってた。たまに大きく外すことはあるけれど、それが続くようなことは無かったし、ストライク先行でコントロールに苦しむというか、自分と戦うようなそぶりもなく安定していた

バルディリスイ・デホが昨日から調子悪いように見え、オリックス打線に少し元気が無いことに救われた感もあるけれど、これだけのピッチングをした投手にケチをつけるのは可哀想だ。気持ちよく勝った時くらいは褒めてあげないとな

序盤はラジオ観戦だったのだが、解説の水野氏が、とにかく澤村を褒めず「空振りを取れる球じゃない」とか「バッターにとって見やすいフォーム」とか、難癖ばかりつけてて、おぃおい今日の澤村はそんなにヤバイのか?とTVに切り替えたら、いやいやイイじゃないの、表情も落ち着いているし、これは先制点をとって気持ちを少し楽にさせてやれば7~8回までは投げてくれるだろと思った

(水野氏ぃ~~~一応、OBなんだからもう少し褒めてあげなよぉ)

ま、次また同じことが出来るかどうかはわからないけれど、なかなか勝てなかった交流戦の最終登板を完封で飾れたことで、気持ちも楽にペナントに戻れるかな。昨夜の杉内に「経過より結果が大事」と私は言ったけれど、今の澤村には「経過も結果も大事」だったので、その両方を達成できた今日のゲームは、今後に向けてのきっかけになったと思うし、引き出しにひとつ武器が増えたのではないだろうか?

監督からは「たとえ2点、3点、4点とビハインドになっても、代えないよ」と事前に伝えられていたという事なので、1点もやりたくないとリキんでしまうようなこともなく、2~3点は取られてもイイくらいの心の落ち着きを持ってマウンドに立てていたのかもしれない

正直なところ次回の登板が楽しみになったし、これを2~3ゲームくらい続けることが出来れば、本当の意味でひと皮むけたと言いきっちゃってもいいかもしれない。

先発投手陣がボロボロだった交流戦だったけど、ここにきて、杉内、澤村が復調したのは正直デカイ。あとは内海とホールトンだけだが、菅野と宮國の若武者がケガなくこの後も投げ続けてくれるのであれば、週6ゲームのうち、4つを取る計算は立てられそうなところまで来つつあるかもしれない

相手のミスに救われたとはいえ、そういうところでしっかりと得点を奪うのはゲームの行方の中で大事な事なので、先制点を奪えたのは大きいし、その後の坂口のタイムリーはチームに元気を与えた。

(ちゃんと初ヒットのボールはもらえただろうか?)

立岡が上がってきたばかりで打った時もそうだけど、この坂口もしっかりとチャンスをモノにして見ているこちらも嬉しくなった。今シーズンの原監督は上にあげた選手は調子が落ちる前に早いタイミングで起用してくれるので、若い選手もやりがいがあるだろう。

いつだったか行きつけの飲み屋で坂口の事を褒めていたら、心無い客に「どうせ東海大枠なんだろ?上にあげて結果を残せずおしまいだよ」なんていぢめられたことがあるので、結果を出してくれて本当にホッとしている。

今日が初出場ならもっと緊張していたかもしれないけれど、昨日代走で出て、しかもホームに帰ってくることができ、さらには守備に就くという予行演習が本番でできたのも、今日のゲームで少し硬くならずにすんだかもしれないという事を想像すると、原監督のナイス起用(昨日のことね)だった

一方で昨日4安打3打点の長野に関しては、「一日良かっただけでは安心できない」と言ったが、全くもってその発言通りの結果になってしまった。

積極性が持ち味で初球からドンドン振ってくるのは長野の良いところだけど、だったらそれをファールしないためのイメージトレーニングを打席に入る前にやっとかないとな。追い込まれたら外角へって打ち取られるパターンは決まってるわけだから、追い込まれてから粘りを見せるくらいなら、その前の甘い球を打ち損じない準備をしっかりとやっておかないと。昨日のホームランは初球の甘い球をガツンとやったわけで、そういう一振りで仕留める技を極めていってもらいたい

(同じことは村田にも言えるけど)

昨日良くて、今日は残念、一日おきでもいいから次はまた良いところを見せて欲しい

ロペス、ボウカーのセットは二人で4安打と相変わらずイイ。

5回にボウカーにもう1本欲しかったところだけど、今日も左から打ったし、いやいや巨人の5、6番は頼もしいわ。

さ~て、明後日からは交流戦優勝が決まったソフトバンクとか

チーム自体は今もっともノリに乗ってる状態なので、相手にするのはなかなか大変だけど、前回は東京ドームで2連敗してるので、しっかりと連勝をもぎ取って優勝チームと対戦成績を五分に戻してペナントに勢いをつなげたい

交流戦が終われば4日間の休みが取れるので、各チームともブルペンは総動員で来るだろうし、こちらも出し惜しみ無しで全力でぶつかるしかないな。菅野は悪くても悪いなりにゲームは作ってくれるだろうから、問題は内海か・・・・・投手陣のリーダーとして、交流戦の締めをしっかりと勝利で飾って欲しいもんだ

(管理人:みんぐ)