勝利投手:杉内 11試合 5勝3敗0S
セーブ :西村 29試合 2勝2敗16S
敗戦投手:松葉 7試合 3勝2敗0S
投手リレー
巨人:杉内→マシソン→山口→西村 捕手:阿部→實松
オリックス:松葉→比嘉→平井→ミンチェ 捕手:斎藤→伊藤
巨人:長野9号ソロ
京セラドーム
NHK BS1 にて録画観戦
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京セラドーム大阪で行われたオリックスバッファローズとの3回戦。巨人は、打線が計16安打の猛攻でオリックス投手陣を圧倒。中でもこの日1番に復帰した長野は、9号ソロを含む4安打と大暴れした。投げては、先発・杉内が6回途中でマウンドを降りた後、リリーフ陣が無失点でつなぎ、7対1で快勝した。杉内は5勝目。巨人はオリックスとの対戦成績を2勝1分けとした
Yomiuri Giants Official Web Site
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ゲーム前に世間を賑わせたNPBの統一球問題
皆が思っていた事が結果として証明された。なぜNPBが頑なに認めなかったのか、今の時点ではまだわからないので、まぁそれはおぃおぃ話題にするとして・・・
(コミッショナーは知らなかったらしいが、だからと言って許されるわけでなく、おかしいと感じたなら自ら音頭を取ってハッキリとさせるべきだったな)
ボールが変わっているとハッキリしたことで、選手たちにどういう影響が出るのか考えたい。野手は「やっぱり飛ぶボールに変わってたんだ!」と自信を持って打席に立てるかもしれないし、ピッチャーは「今まで以上に慎重に投げなければ」という気持ちになっただろう。
モヤモヤしていたものがハッキリしたことで、投打ともに思い切った(割り切った?)プレーが生まれるかも?という期待も含めて今日のゲームを見ていたし、一方で「小久保とか1年引退を早まったと思ってね~かな~」って思ったり(苦笑)、ガッツや中日の和田、森野といった世間で”統一球の犠牲者”みたいに言われている選手が、今日以降、どういった変化を見せてゆくのか、そんなことも気になる今日の報道だった
さて、9日の楽天戦でマー君相手とはいえ、嫌な負け方をし、さらには阿部の負傷(かも?)というオマケまでついたゲームの後なので、オーダーも気になったが、それ以上に経過よりも結果が問題だと思ってた
てっきり阿部はDH(もしくは代打)だと思っていたのだが、しっかりとスタメン・キャッチャーで出てきた。1番には長野が戻り、2番には寺内、きわめつけは村田を9番に据えたオーダー。
2日間のインターバルを挟んで京セラドームに乗り込んできたことで、選手たちにどういった変化が現れたのか、なんといっても気になるのは1番に戻ってきた長野だろう
初回、いきなり”らしい”逆方向へのヒットからスタートし、三振のあと、タイムリー、ホームラン、タイムリーと4安打3打点の大活躍。
「おぃおぃいくらなんでも変わりすぎじゃね?」と思うような活躍だったけれど、いやいや騙されてはいかん、これまで、らしいバッティングが戻ってきたので安心だと思って、いきなり翌日から裏切られたことが何回あったよ!?という自分がいて、ヒーローインタビューを受ける長野を見ながら、喜びと明日への不安が入り混じってた
ただ、原監督の「今日という日がステップアップの材料となればと思います」というコメントに長野にかける期待と、言葉に出来ない手ごたえを感じている。
しかし・・・日大コンビのもう一人の方はというと・・・・こちらも原監督のコメントを引用すると(村田の9番は8年ぶりですがに対して)「ジャイアンツとして今の最善策が、彼を9番での起用です」ですと
これはどう解釈したら良いのか?まだまだ調子が上がらないので、楽に打てる(はずの)9番で打たせたのか、1番に繋がる(DH制では)重要なポジションの9番を任せたのか、それとも単に日大コンビを9~1番と続けたかったのか、真意をはかりかねるコメントだ
5回のライト前ヒットの時、ベンチは「やりゃあ出来るじゃん」という風に見えたし、「お前に欲しいのはヒットじゃなくてホームランなのに・・・そのための9番なのに」というガッカリな薄ら笑いにも見えた。
TVの前では村田のヒットからの長野のタイムリーで2点差に広げたわけで、これをきっかけにこのコンビの快進撃が始まるかも!!!という期待をこっちは(勝手に)思った。
が・・・
その後も状態を上げる長野に対して、村田はサードゴロ、三振、センターフライと結局良いところなく終了してしまった。ま、最後のセンターフライはまぁまぁの当たりだったけど、6点差でゲームはほぼ決まりかけて、ピッチャーもアップアップな状況で、ファンが見たいのはヒットじゃなくてホームランなんだから、それこそ三振でもいいから転んじゃうくらいのフルスイングで一発を狙ってほしかった。
確かに村田の調子が上がれば打線に厚みは増すけれど、そろそろ覚悟を決めるべき。あくまでも3割を目指して広角に打てるバッターを目指すのか、打率は2割そこそこだけど下位打線で一発が飛び出す意外性の男を目指すのか・・・
個人的には下位に置いて後者の用途で使いながら、状態が良い時は時々クリーンアップにおいてみるくらいでいいのではないかと思う。ただ、それなら中井、大田でも出来そうな役割なので、少なくとも年棒は半分に下げないと。もしも、シーズン後半まで今のような状況なら来季の契約は無いに等しいので、ふてくされちゃう可能性もあるし、村田にとって大事なのはここから8月いっぱいくらいまでがラストチャンスかなぁ。
(もう結果は出てる気がするが)
一方で冒頭にあげた「統一球の犠牲者」と(巷で)言われているガッツは、代打で出ると球場の雰囲気を盛り上げて、打った後、苦笑いはしていたがしっかりとタイムリーという結果を残した。この声援の差が、今のガッツと村田に対するファンの期待値の違いなのだとしたら、結果も踏まえて9番にはガッツを置く方が相手投手に対してはプレッシャーになるのは明白だ
もう一人、実は気になっていた先発の杉内
本調子にはまだまだ遠い気がするけれど、今日はリードしている状態だったし、高橋信二には相性が悪かったから、あの場面で交代させられるのは仕方ない。杉内こそ必要なのは経過ではなく結果だと思うので、本人は不満と反省が多いだろうけど、まずは5勝目をゲットしたことで、次の登板に向かって充実した調整が出来ると期待したい
終わってみれば7-1の快勝だったけれど、初回に点を取れたはずだし、5回にももうひと押しできたはず。1,3塁からヒットでもう一度1、3塁と野球としては理想的な展開だったので、寺内のセカンドゴロが・・・ちょっと残念だった
それにしても、本来なら左の松葉だっただけに先発のチャンスを与えられても良かった中井が・・・・・・
全体練習への遅刻で懲罰降格とは(涙)
他の選手に示しがつかないという事で、基本的には無期限の降格
再び上がるためには、結果だけでなく普段の行いが重要となってくるだけに、本人は相当落ち込んでいるだろう。でも、それをナインに見せることでほかの選手の気も引き締まるだろうし、代わりに坂口があがったが、代走で出てホームインし、サードの守りにもついたことで村田へのプレッシャーにもなったはず。
どれだけ結果を残そうが、上の状態が良ければ枠は無いし、今後上がれるかどうかの保証もない中で、どうモチベーションを保ち、さらに成績をあげるのか、今後の中井に注目したい
(と書いたものの、せっかくつかみかけたチャンスをこんなことで不意にするとは・・・つくづく持ってないやつだのぅ(涙))
菊池雄星が気になって、テレビ埼玉とのザッピングだったもんで・・・ゲームの見直しに時間がかかってしまった
(管理人:みんぐ)