ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/20 巨人 1-2 日本ハム → 4、5番をおさえ込まれたら勝てないわな(涙)

巨人 1-2 日本ハム 対日本ハム: 0勝 2敗 0分

勝利投手:木佐貫 8試合 4勝2敗0S

セーブ :武田久 10試合 1勝0敗6S

敗戦投手:杉内 8試合 3勝2敗0S

投手リレー

巨人:杉内 捕手:阿部

日本ハム木佐貫→増井→武田久 捕手:鶴岡

本塁打

巨人:

日本ハム:大引1号ソロ

札幌ドーム

NHK BS1にて観戦

(解説 小久保裕紀 実況 坂梨哲士)

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札幌ドームで行われた北海道日本ハムファイターズとの2回戦。巨人打線は三回まで日本ハム先発・木佐貫に抑えられていたが、四回に坂本のタイムリ二塁打で先制する。一方の杉内は五回まで被安打1と快投を続けていたが、六回にタイムリーヒット、七回にソロホームランを浴び逆転を許してしまう。何とか奮起したいジャイアンツ打線だったが、日本ハムの投手リレーの前に得点は奪えず。1対2で敗れ、日本ハムに相手に2連敗となった

Yomiuri Giants Official Web Site

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今日の敗因はもう表題の通り

亀井だ、村田だ、ガッツだ、藤村だのに文句をつけたくなるが、結局のところ阿部、ロペスといったポイントゲッターに安打が出ないことにはなかなか勝利は掴めない

徹底して低目をつくことに集中し、フォークがあるぞと見せかけて、なかなか投げない・・・杉内に遠い昔のリベンジをと燃える木佐貫と鶴岡のバッテリーにやられてしまった。松本のけん制アウトといったミスもあったけれど、全体から見ればささいなこと。

ガッツに内野安打が出て少しほっとした感じの原監督だけど、いやいや本来、彼に求めるべきは内野安打じゃないし・・・木佐貫相手だからと、松本、亀井、ガッツと左を先発に持ってくるのは原監督らしいが、昨日も言ったように今は立岡のバイオリズムが良い調子なので、相手の左右に関係なく使うことで泥臭くてガムシャラな空気をチームに持ち込ませてほしかった。

もし、今日ガッツがノーヒットで終われば、交流戦の終了を待たずにファーム行きになったかもしれない。2度塁に出たことで、次回の仙台でもチャンスをもらえるかもしれないが、スイング的にはまだ1軍は早いと思う私の気持ちに変わりは・・・ない

展開的には9回は鈴木が代走で出てから見ごたえのある緊張感で、ドキドキしたけれど代打攻勢をかけて最低でも同点って場面だったので、村田と矢野のフライアウトは非常に残念。せめて転がせば何かが起きたかもしれないのに・・・(涙)

もひとつ愚痴をこぼすなら、個人的に一番残念だったのは3回の1アウト1塁(ランナーはガッツ)の場面での藤村の三振。おそらくエンドランのサインだったと思うが、いくら低目の難しい変化球とはいえ、せめてファールで延命するくらいの技術は欲しかった。

一本足にフォーム変更中らしいが、だとしたら完成するまで上にあげちゃダメだ。去年からそうだけど、強い打球を打ちたい気持ちはわかるけれども、それに気を取られすぎて三振が多すぎる。バットに当てれば内野安打もあるかもしれない選手がバットに当たらないのでは出す意味がない。

DH制ということで9番に抜擢されているわけだから、このチャンスを逃すまいと必死の形相で食らいつく根性を見せてほしかった

と、軽く愚痴ってはみたが、それじゃあテンションも下がりっぱなしなので、良かった点を

まずは先制タイムリーの坂本

1アウト3塁でバッター坂本となれば、バッテリーとしてはヒットはもとより犠牲フライを打たれたくはないと、より以上に低目重視の配球になるのは当然のこと。ポップフライを打たせてランナーを釘づけに出来たのは一昨年までの坂本なので、今の坂本相手にうかつに高目を投げようものなら犠牲フライくらいは打ってくれるだろう。

恐らく坂本は過去の木佐貫のピッチングをデータとして頭に入れつつ、目付は完全に低めに置いていたんじゃないかと思う。コース的には多少甘いとはいえ、意識が低めにあったことで打てたタイムリーヒットだと思う。あれが、亀井や村田であれば高めに目付をしていながら低めに手を出して内野ゴロを打たされていたんじゃないかと思う。坂本の予習と心の準備ができていることが垣間見えて「さすがだな」と思ったバッティングだった(本当かどうかはわかんないけどね、あくまでもそう感じただけ)。

欲を言えば8回の場面でもう1本欲しかった

もうひとつは杉内のピッチング

今日は追い込まれる前に打とうとする日ハム打線の積極さに助けられた感はあるけれど、球数少なくDH制のゲームで奪三振8個。大引に打たれたホームランは不用意だったけど、あの場面はゲーム後に阿部も「安易にいった、調子のいい打者だから早く追い込もうとした」と反省しているように、不用意な一球だったけれど杉内だけのせいとは言い切れないし、8回2失点で攻めるのはカワイソ過ぎる

なかなか状態が安定しない杉内だったけれど、セリーグ相手よりも慣れているはずのパリーグ相手の交流戦で、昔の良かった時のことを思い出すきっかけになればいいと思っていたので、勝てはしなかったけれど安定感のあるピッチングをしてくれた事は収穫だった。

(杉内が投げる時は援護が少ない、なんてのまで思い起こさせるようなゲームではあったけれど・・・(汗))

セリーグ主催の2カードでは互角以上の戦いをしていたけれど、パリーグ主催になった途端に昨日は阪神だけが勝利、今日はDeNAだけが勝利と悲しい結果になってしまった。

明後日からは楽天戦。

今度はDHで誰を使うのか興味深いけど、それより何より嫌な流れを澤村にかき消してもらって、もう一度チームに勢いを取り戻してもらいたい

この2連戦のうちどちらかに大谷が出ることを期待して、テレビ朝日は地上波の権利をゲットしたんだろうけど、出番がなくてあてが外れたね・・・(苦笑)

次の東京ドームで(日程的には微妙だけど)大谷vs菅野なんて戦いが見れたら、球場は盛り上がるだろうな

(管理人:みんぐ)