ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/16 巨人 3-2 ヤクルト → 杉内踏ん張ったなぁタイムリーも見事!残り1つも勝つぞ!

巨人 3-2 ヤクルト → 対 ヤクルト:5勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:杉 内 8試合 4勝 1敗 0S

セーブ :澤 村 21試合 3勝 2敗 14S

敗戦投手:石 川 8試合 2勝 5敗 0S

投手リレー

巨人:杉内→小山→山口→澤村 捕手:小林

ヤクルト:石川→ロマン→オンドルセク 捕手:中村

本塁打

巨人:

ヤクルト:川端2号2ラン

日テレG+ にて

解説:水野雄仁 実況:佐藤義朗

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの8回戦。巨人は三回、二死からチャンスを作り亀井、坂本の連続タイムリーで2点を先制。しかし、直後に先発の杉内が2ランホームランを浴び、試合は振り出しに戻る。だが、その裏、二死三塁から、杉内が自ら勝ち越しのタイムリーヒットを放つ。この1点のリードを救援陣が守り切り、ヤクルトに連勝。杉内は投打にわたる活躍で、4勝目を挙げた

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阿部、坂本、内海がいない中でよく頑張ってる!

先週あたりまでは敗戦しても、そう言って自分を慰めてたが、阿部と坂本が帰ってきた今、内海というピースがまだ欠けているとはいえ、もう言い訳は出来ない

必然的に、彼らを中心として打線が機能して勝利することを期待されるわけだけれど、昨日、今シーズン初ホームランを打った4番坂本が好守にわたって今日も良い仕事をした。

1番大田が内野安打で出塁し、2番井端が粘ってチャンスを広げ、3番亀井、4番坂本がランナーを帰す。一発長打という形ではないが、理想的な流れで得点できたという事が大事だし、見ていて「1、2番が出て、3、4番が得点するって気持ちいいなぁ~」としみじみ思った。

それも、2アウトからというのがデカい

もひとつ言えば、亀井も坂本もどちらのタイムリーも決して失投ではなかった。低めの変化球を上手く拾いながら、しかも体勢が大きく崩れていないので、しっかりボールにスイングの力が伝わっている。亀井はシーズン当初からできていたけれど、坂本もそれに続いたというのが大きかった。外スラを簡単に空振りしていた頃なら、あの球はバットに当たっても内野ゴロかポップフライになっていたはずで、手を伸ばしながらもあぁいう打球が打てるってことは、左肘の使い方が良かったということ。構えを変えたことが功を奏しているのか、ファームで内田コーチとレッスンしていたことの効果なのかは分からないが、このまま順調に復調してゆけば、ちょっと前には見逃していた内角の甘い球を、得意の変態打ちでレフトスタンドに叩きこむ姿が見れるようになるかもしれない

ちなみに、アチコチで解説者が言うように、亀井の前の井端が9球粘って四球を選んだのも隠れたファインプレー。粘られて四球を出した後の亀井としてみれば、狙い球も絞りやすかったはずだし、カツオ(石川投手)の集中力も切れかけていたに違いない。さらに、井端は4打席で32球も相手投手に投げさせたわけで、ノーヒットながら2つの四球はマルチ安打に匹敵する活躍だった

(同じ変化球投手でも杉内と違って打たせて取るタイプのカツオは井端にとってはカットしやすい相手なんだろう)

寺内にあぁいう仕事が出来れば、セカンドの争いも井端、片岡、寺内と3人での争いになるんだけど…何とか井端が頑張っている間に、寺内には技を盗んで貰いたいなぁ~~~あ!藤村もね(笑)

杉内も広島戦での炎上から仕切り直しでのDeNA戦での好投、そして今日のヤクルト戦ということで、今日のゲームで良いピッチングをすれば、「まぁあの広島戦はもう忘れよう」って言えるし、今日の内容が悪ければ「とうとう杉内も投げてみなけりゃわからない不安定な投手になってしまったか…」と彼に対する見方を完全に変えなければいけなくなってくる。

そういった意味では、今日も非常に安定していた。6イニングで奪三振7個はまぁまぁいつもの内容だし、今日はスライダーのコントロールが非常に良かった。味方の守備に助けられた場面もあったとはいえ、村田と坂本のファインプレーは、もはや1試合に1つや2つあって当たり前の光景になりつつあるし、それも込みでの数字として勘定して差し支えない。

川端に打たれた2ランの1球だけが悔いが残るけれど、カツオにとっても杉内に打たれた球は思いっきり悔いが残っていると思うので、その辺はおあいこだろう(笑)。

3度しか無かった少ないチャンスのうち、2度で得点できたのは、ここぞというところでの集中力がチームとして高まっている証拠。それが1点差ゲームでの勝利数の多さに繋がっていると思う。

それにしても、DeNAも負けないな…5月中旬時点で貯金5個の巨人としては、上出来すぎるくらいの出来だと思っているが、まさかDeNAが貯金11個も作るとは…追いかける立場の方が気楽なはずなのに、勝っても勝っても追いつかないというストレスが見ている側にはじわじわと湧いてくる。

まだまだ勝負どころは先だとわかっているけれど、あまり離されると、向こうは主力を休ませたり若手を試してみたりとか、余裕のある戦い方をしてドンドンチーム状態を良くしてゆくので、焦りは禁物と言いながら、これ以上のゲーム差をつけられるのは、正直なところよろしくない。交流戦あけまで直接対決が無いだけに、他の球団頼みになってしまうけれど、せめて勝てないとしても、相手がそうとうヘバるような戦い方で食い下がって欲しい

なんてことを言ってる場合ではないな、明日はハヤトゥー(高木勇人)の先発だ

先週、プロ初黒星を喫してしまったが、負けることで得たものもあるはず。それをバネに日曜の連勝をまた始めてくれればイイし、明日は前回の新潟から本拠地へ戻ってのピッチング。東京ドームでまたお立ち台に上ってくれることを期待している。

明日勝てば、今週の勝敗が5勝1敗となり、先週の1勝5敗を帳消しにすることが出来るし、阿部、坂本が戻った状態で来週の甲子園3連戦、ナゴド3連戦の遠征6連戦に立ち向かえられる。

その先に待つ交流戦に良い状態で入るためにも、まずは明日、しっかりと取って、良い形で今週の戦いを締めてもらいたい

追記

ネオスポによれば、坂本は右肩の開きを内田コーチと修正したとか…確かに見比べてみると開くのを我慢している感じに見える。その分、左肘の使い方がキモになってくるんだけど、その結果、インパクトの瞬間のスイングスピードは早くなるし、引っ張っても切れない打球が生まれるんで、やはり、明日も坂本には期待だな

管理人:みんぐ

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