ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/7 巨人 12-6 DeNA → 橋本にプロ初ホームラン!なれど笠原には苦いゲームだった

巨人 12-6 DeNA 対DeNA: 11勝 2敗 0分

勝利投手:青木 17試合 3勝0敗0S

セーブ :

敗戦投手:大田 19試合 1勝2敗0S

投手リレー

巨人:笠原→青木→マシソン→高木京 捕手:阿部

DeNA:須田→加賀→菊地→大田→長田→福田 捕手:鶴岡

本塁打

巨人:橋本1号2ラン、 長野13号2ラン、 村田16号2ラン

DeNA:中村13号2ラン

横浜スタジアム

TBSニュースバード にて観戦

(解説 槙原寛己  実況 清水大輔

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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの13回戦。ジャイアンツ先発の笠原は、初回に3点を失うなど序盤に4点のリードを許したが、打線が奮起した。三回に橋本のプロ初ホームランで2点を返すと、五回には村田、阿部の連続タイムリーで逆転に成功した。その後再び同点となり迎えた八回、長野が勝ち越し2ランホームランを放ち、これが決勝点に。九回にもダメ押し点を奪ったジャイアンツが16安打12得点の猛攻で快勝した

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今日のキーマンは青木だった!

彼が6、7回の2イニングをパーフェクトリリーフしたことで、完全に流れを引き込み、8、9回の得点につなげてくれた。現状、勝ち継投の中に入っていない形だが、防御率を考えると(登板数はまぁ抜きにして)もっとも安定しているリリーフと言ってイイ

本来の役割は左打者のワンポイントになるのだが、高木京の調子が今一つという事もあり、打者一人から1イニングを任せるようになり、今日は2イニングを任せた

昨年なら左は高木康、右なら福ちゃんが同じように、ビハインド時に投げてゲームを立て直し、終盤の逆転劇を演出するピッチングをしたことでチームが波にのれた場面が、多々あったが、今シーズンは笠原と青木がその役目をカバーしてくれている

(笠原は先発調整組に入ってしまったが・・・)

今日は特に、力投型の笠原の後という事で、ペローン(青木)の独特なピッチングにDeNA打線も合わせることが出来ず、壊れかけたゲームを立て直してくれた。

って、褒めちぎろうかと思ったら、原監督はゲーム後に褒めちゃうし、解説の槙原氏もベタ褒めするしで・・・・やっぱ考えることはみんな一緒か

さて、その先発の笠原だけど・・・・

本来は中継ぎの経験が多いだけに、先発となれば初回から飛ばして、行けるところまで・・・って感じで、例えば3~4回あたりにつかまるならわかるけど、初回から、しかも先頭打者に四球とか・・・・で、ブランコにタイムリー、ノリにホームラン

こりゃ今日は須田vs笠原だったし、ゲーム前の予想通り「ノーガードの空中戦か?」と花火大会になることが頭をよぎったのだが・・・

3回以降は少し持ち直したかな。もともと思い切りの良いストレートとフォークが武器なんだけど、今日はスライダーを多投し始めてから、良くなったと思う。ただ、ストレートはキレがあるので高めに行ってもファールとか、ポップフライになるのだが、変化球が高めに行くときがあって、味方が逆転してくれた5回の裏に追いつかれて勝てたかもしれないゲームをフイにしてしまう。

3回にブランコを三振に取った球は素晴らしかったので、あれを初回から投げられるように調整してゆくことが課題として見えたゲームだった

2回に4点目を取られた時は、敗戦も頭をよぎっただろう。だけど、笠原のためというよりはチーム事情的に早々と中継ぎにスイッチするわけにもゆかず、たとえ負けたとしても今日は最低でも5回、いや6回くらいまでは投げてくれよ!っていう采配だったのかな?

結果的に、3、4回は持ち直し、嫌なイメージのまま終わるというよりは、わずかながら光が見えた感じの終わり方だったので、笠原にとっては良い経験だったと

終わった今だから言えるかも(涙)

勝利投手のチャンスは自ら消してしまったわけだし、そもそも初回に3点取られて勝ち星を手に入れようってのは虫のいい話なので、そこは反省として次に生かしてくれればソレでいい

攻撃面では6番に由伸を置き、8番に寺内を配置した以外は昨日と同じ。

一番の坂本が猛打賞、7番の長野も猛打賞と組み換えが功を奏した形で機能した。特に昨日、今日と連日の活躍の長野は7番において生き生きとしているように見える・・・が

原監督!状態が上がったからといって、また1番に戻さないように!

と、昨日言ったセリフをもう一度言わせてもらいます。

不調の後の猛打賞は今シーズン何度か見た光景。そしてすぐに打順を戻してまたおかしくなる・・・の繰り返しだったわけで、その時とバッティングの内容に違いはあれど、軽々しく戻すようなことはやめて、今のバッティングをじっくりと体にしみこませる時間を作ってあげて欲しい

今日はお立ち台の橋本に触れないわけにはゆかないだろう。2回が終わって0-4のビハインドだったところでの2ランホームランは、チームに勢いを与えたし、須田は予想以上に良いピッチングをしていたけれど、2回り目以降なら捕まえられるなという気がしてて、中盤までに追いつくことが出来れば、DeNAの中継ぎを考えても十分に逆転は可能だという空気にしてくれた

ただ個人的にはホームランも良かったけれど、2度の犠打、2度の四球を褒めてあげたい。1番の坂本が調子が良いだけに、橋本があぁいう打席をしてくれるとクリーンアップに良い形でつながる。特に5回の四球は2アウトからの四球で逆転のきっかけになる出塁だったことが大きく、あそこで倒れていたらゲームは最後の最後までもつれていた可能性もある。

しかし・・・立岡は残念だ

上がってきた日に途中出場ながら出ることができ、、若武者らしい必死さがプレーにあふれていて、ヒットまで打ったのに・・・自分で歩けないほどの故障では、昇格した翌日にすぐに抹消か・・・・いいものは持っているのに、運は持ってないという悲しい事になってしまった。願わくば、何とかシーズン中に復帰できるくらいの程度であってほしい

さて、明日は澤村 vs 藤井

藤井ファンの私としては、もうDeNAからは2連勝したし、藤井が負けるところは見たくないなと思いつつも、澤村にもそろそろ気持ち良い勝ちを手に入れて欲しいという思いもあって、複雑

小山と入れ替えた真意はわからないけれど、なんか神がかり的に勝てないので、リズムを変えて厄払いしたかったのか、それとも広島と戦うよりも打線の援護があると思ったのか、いずれにしても澤村に勝たせたいという思いからの変更だと思う

ただ・・・・前回藤井には抑えられているし、もともとは巨人キラーだったので、澤村が降りる前までに味方が点を取ってリードしないと、結局、良いピッチングだったけど勝ちが付かず・・・なんてことになりかねないので、明日は打線がどれだけ打てるかがキーになりそうだ。

あとは立岡の代わりに誰が上がってくるか・・・・かな(そろそろ大田を試してイイんじゃない?でもなぁ内野手か?だとしたら脇谷かなぁ、それとも亀井?)

(管理人:みんぐ)