ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/11 巨人 2-1 DeNA → 2夜連続の1点差ゲーム、粘り勝ちでマジックは9に!

巨人 2-1 DeNA 対DeNA: 17勝 4敗 1分

勝利投手:宮國 15試合 6勝6敗0S

セーブ :西村 63試合 4勝3敗37S

敗戦投手:加賀美 6試合 1勝2敗0S

投手リレー

巨人:宮国→山口→マシソン→西村 捕手:阿部→實松

DeNA:加賀美→田中→小林太志→山口→大原→大田 捕手:鶴岡→黒羽根

本塁打

巨人:

DeNA

東京ドーム

日テレG+にて観戦

(解説 堀内恒夫  実況 町田浩徳平川健太郎

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東京ドームに戻り行われた横浜DeNAベイスターズとの22回戦。巨人は先発・宮國が初回に1点を失うも、四回に村田とロペスの2本の犠牲フライで逆転。宮國は二回以降は得点を許さず、6回1失点と粘りの投球を見せた。七回からは山口、マシソン、西村の継投で1点のリードを守り切り、巨人が2対1で勝利。優勝へのマジックを、ついに一ケタ台の「9」とした

Yomiuri Giants Official Web Site

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昨夜と違い、宮國 vs 加賀美 の対戦となれば、投手戦というよりも打ち合いになるかと思っていたが・・・・

初回、ノーアウト満塁のピンチを1失点で宮國がしのぎ、エンドランのサインにも関わらず阿部がバットに当てることも出来ずに三振して得点できないという展開になった時から、空気が重いゲームになり、その空気感に乗せられて両投手が踏ん張った

どこかで火が付けば、いきなり空中戦になる予感もあったけれど、巨人が4回にとった1点リードを守り切る、ある意味、今シーズンの巨人らしい勝利だったともいえるか?

中13日での登板となった宮國は初回こそ、初球にヒットを打たれて、いきなりランナーを背負ってセットで投げるピッチングとなり、フォームにタメも作れず、今日の軸となるボールを探ることすら許されないピンチからのスタートで、どうなってしまうのか心配になったけれど、2回以降、特に3回からは宮國らしい躍動感が生まれ、全身をうまく使って投げているように見えた。

ヒーローインタビューでしきりに阿部のリードに助けられたと言っていたけれど、ベンチでも阿部と会話し、しっかりと修正できていた事と、中13日の間に頭の中で色々とシミュレーションしながら引き出しを増やす練習をしてきた結果が出たんじゃないかと思う。

勝負に行ったストレートにはキレがあったし、緩急も上手く使えていた。どうしても勝ちたくて焦っているように見えたDeNAの攻撃陣のミスショットに助けられた部分もあるけれど、結果と内容の両方を求められる登板で、巨人並みの攻撃力をもつDeNAを相手に6回1失点でゲームを作って勝利した結果は、本人にとって自信になっただろうし、良いきっかけになるかもしれない1勝だったかもしれない。

相手の先発、加賀美に対しては「何で打てないかなぁ~~~」と嘆く場面も多かったけれど、恐らくDeNA側からの視点で宮國に対しても同じように思っていただろうから、お互い様ってところだろうか?

阿部のホームランからのファール判定が、2ランホームランだったとしたらもっと荒れた展開になっていたかもしれないけれど、冒頭に言った重い空気感がバットの出を鈍くしていたように見えるし、全体的に加賀美を打ち崩すことは出来なかった。特に坂本に関しては、やはりまだまだ復調にはほど遠い・・・原監督は「独りよがり」と言っていたが、結果が出ていなくて焦っていれば独りよがりになるのは仕方ない、東京ドームに戻ってくれば多少は変わるかと思ったけれど、もう少し時間はかかりそうだ。

幸いにも今は坂本頼みの打線という状態ではないし、原監督も休ませるつもりは無さそうなので、なかなか難しいだろうけど、何とか楽に打席に立てるように、首脳陣が気の利いた一言をかけてあげられるといいのだが・・・

(そんな魔法があれば苦労しないか)

明日のホールトン vs 三嶋 は、お互いの対チーム防御率が 5.40 と 5.71 で、普通に考えれば打撃戦になる可能性は高いので、昨日、今日とは真逆の打ち合いになる空気感の中で、坂本も雰囲気に打たせてもらったようなバッティングが出れば、少しは何かのきっかけになるかもしれない

プロ野球ニュースで平松氏が村田のバッティングが変わってきた・・・と言っていた。田尾氏は好調すぎる状態が2か月も続いたので、ここら辺で一度軽く落ちた方がポストシーズンを考えたら良いのではないか?とも・・・・

見る限りは構えもタイミングの取り方もそう変わっているようには見えないが、微妙な違いを上げるとしたら、妙に手首に力が入りすぎているような気がする。いわゆるリキんでいる状態とは違う気もするが、指先に力が入っている関係で、インパクトが微妙にずれて好調時ならしっかりと捉えていた打球がミスショットしているような気がするが、どうだろうか?

ま、絶不調を味わった分、引き出しにはそれなりにノウハウもたまっているだろうから、落ち切る前に修正してくれると思っているけれど・・・・

4回には阿部の久々の2枚腰バッティングが見れたし、由伸も好調なので、今は村田が少し不調になってもカバーできる状態にある。ロペスのチームバッティングも悪くないし、松本もボールがしっかり見えている。阪神戦でビッグイニングを見せたように、相手が隙を見せれば一気に畳みかける爆発力は失われていないはずだから、明日は攻撃陣が爆発して安心させてほしい。

宮國が6回までゲームを作ったことで、今日はスコット鉄太朗のフル登板が見れた。

マシソンがノーアウト満塁のピンチに陥った時はどうなることかと思ったけれど、下位打線&代打を三振、セカンドフライ、三振に仕留めた時はちょっと震えた。

(ノーアウト満塁ってのは、打つ方にもプレッシャーがかかるんだよなぁ)

ゲーム中、ブルペンで何度なく肩を作る澤村が中継されていたが、昨日、今日と出番はなかった。先発投手が踏ん張り、いつお呼びがかかるかわからない中、ゲーム展開を見つつブルペンで投げるという経験だけでも澤村には貴重な体験になっていると期待したい。

個人的には、昨日は内海、今日は宮國に勝ちがつきそうな展開で、僅差のゲームでもあったので、むしろ澤村の出番が無いことを祈る自分もいたのだが、明日は記録とは無縁のホールトンだし(前回登板に勝っていることもあって)、澤村の出番がありそうなので、ちょっとワクワクしている。

出来れば2点差でリードしているくらいの状況で登板があるといいかな・・・・

しかし、バレンティンすげーな。この調子だと、明日にでも56号が出そうな気がするが、相手バッテリーはどういう勝負に出るだろうか?

56号を打たれるという事は、今後、バレンティンの56号のシーンがテレビに出るたびに打たれた投手として何度となくTVに流れることになるし、誰もが打たれたくないという気持ちで投げることになるんだろう。

だからといって、勝負から逃げればブ-イングが待ってるし・・・・ただ、今のバレンティンはボール1個外すくらいじゃ打ち取れない感じで、じゃあボール2個外すと振ってくれない。結果的に逃げているように見える・・・という悪循環になっているところもあるし、相手から見たらやっかい極まりないバッターだと思う。巨人が相手をする24日までにはさすがに決めているだろうから、早いところ打ってもらって、今の騒ぎが収束してくれるとありがたい。

(球団的には今週は6連戦すべてが神宮なので、15日の阪神戦くらいまで引っ張ってくれると、集客面でも嬉しい・・・のかな?)

気が付いたらアクセスが400万を越えてました・・・・別にアクセスを稼ぐためにやってるわけでは無いですが、それでも大台を越えると嬉しいものですね、これも見ていただいている皆さんのおかげです。

本当にありがとうございます。

そして、これからも駄文が続きますが、何卒、よろしくお願いいたします

(管理人:みんぐ)