ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/12 巨人 3-1 DeNA → 9月いまだ1敗のみで、まさに「進撃の巨人」状態

巨人 3-1 DeNA 対DeNA: 18勝 4敗 1分

勝利投手:ホールトン 15試合 6勝4敗0S

セーブ :西村 64試合 4勝3敗38S

敗戦投手:三嶋 31試合 5勝9敗0S

投手リレー

巨人:ホールトン→澤村→山口→西村 捕手:阿部→實松

DeNA:三嶋→大原→大田 捕手:黒羽根

本塁打

巨人:

DeNA

東京ドーム

日テレG+にて観戦

(解説 江川卓 実況 河村亮

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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの23回戦は、一回に先制を許すもすぐに同点に戻し、先発同士が一歩も譲らない戦いを繰り広げた。ホールトンは7回を1失点の好投を見せ、長野-ロペスによるライトゴロ、村田のバント併殺など好守も光った。七回に坂本のタイムリ二塁打などで2点の勝ち越しに成功すると、リードをリリーフ陣が守り、3対1で勝利した。優勝マジックは「7」となった

Yomiuri Giants Official Web Site

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ゲーム前、村田の表彰の後にベンチに戻ってきた村田の顎を坂本が触ったりする雰囲気の良さが見れ、坂本の表情が明るかったのでまずはひと安心

ホールトン vs 三嶋ってことで、今日はどちらかの調子が悪ければ、片方の一方的な展開になるかと思いきや、この対DeNA3連戦は終始、先発投手がゲームを作る息詰まる投手戦となった。

お互いに初回に得点をとってからは、一進一退の攻防で、どちらもチャンスらしいチャンスが作れずに、後半へ突入していった

8月30日以来のホールトンの立ち上がりが気になっていたけれど、その30日の中日戦で良い内容だった状態をうまくキープしているように見える。初回こそ、ストレートのキレが無いように見えたけど、生命線の高低への配球は出来ていたし、カーブのコントロールも利いていた。ベルト付近に球がゆかず、高めか低めかのどちらかにしっかりと投げられていれば、外野フライか内野ゴロで打ち取れるホールトンのペースになるので、今日も2回以降は安心して見ていられた。

7回106球、被安打2は内容的には文句なし、モーガン、ブランコが途中で離脱したり、守備に救われた面があるにしろ、ほぼ完ぺきなゲーム運びだったと思う

一方の三嶋も右打者のインコース、左打者のアウトコースへ力のある球をしっかりと投げて、それを軸に左右の揺さぶりでバットの心をしっかり外していたし、奪三振127個(今日のゲーム前)を取るだけのピッチャーらしくグイグイ押してきていて、巨人打線は打ちあぐねてしまった・・・・

7回の攻防で勝ち越しをすることが出来たけれど、3回のブランコのライトゴロが無ければ、展開的には先に点を取られてもおかしくなかったし、7回被安打5、奪三振6個の3失点は、本来のDeNA打線の攻撃力からすれば間違いなく好投だったと言っていいと思う

その紙一重のゲームをわけたのは、3回のブランコのライトゴロと5回の村田のバント処理だった。

特に5回のバント処理は、画面で見ていると、突然 村田が表れてものすごい速さでセカンドに送球するという、まさにあっという間の出来事だった。一気にダブルプレーで相手のチャンスの芽を摘んだこのプレーがなければ、流れはDeNAに傾いていたかもしれない事を考えると、ビッグプレーと言っていいと思う。

そして貴重な勝ち越しは、4試合ヒットの無かった坂本のフェンス直撃弾

点になったのは、鈴木の好走塁もあってのことだけど、思い切って振ったスイングは今後の良いきっかけになるかもしれない。4打席目は三振だったけど、ボールは見えていたようだったし・・・・

ちなみに、いつもコメントをいただく方々との間で、坂本のフォームについて色々と話題が尽きず、なかなか結論が出ないままズルズル来てしまったけど、いちファンとして私の中では、ヘタにフォームをいじって器用なバッターになるくらいであれば、今のフォームを突き詰めて、右にも左にも長打が打てる選手にこだわってくれるのもいいかもしれないと思ってます。

本人がどういった拘りをもっているかわからないけれど、3割打てる単打マンになるのも微妙だし、巨人の中で3割30本30盗塁を目指せるのは坂本と長野の二人だと思っているので、引っ張り専門のプルヒッターとして成長されるのも個人的には・・・・まだ若いし、時間はあるので、今のまま1年通じて力を発揮するためには何が必要なのか、試行錯誤してスケールの大きな選手になってくれるなら、今のこの苦しみは後で笑うための貴重な経験だと思っているので、ここまで来たら目先の結果を求めるよりも、苦しみながら引き出しを増やして欲しいと思う。

(村田にも助言を求めたり、貪欲にレベルアップしようとしているようだし・・・・)

その間は、長野、村田、阿部、由伸がフォローしてくれるでしょう。守備に関しては動きは冴えているので、疲労はあっても故障は癒えているように見えるのは幸いなこと

(ま、あくまでも一ファンとしての私の希望だから・・・・)

長野のスクイズも相手が無警戒で、犠牲フライをどうふせぐか?なんてのに気を取られていたように見えたところでのプレーで、非常に効果的だったし、優勝するまで手綱を緩めない原監督とナインの集中力に脱帽。

3夜連続の2-1になるかと思っていたので、ここで2点リードを奪えたことで、その後の継投もやりやすくなった。

DeNA初戦から中継ぎ待機していた澤村にとうとう出番が回ってきた。本来なら馬力のある澤村のことだから、最後まで投げさせても良かったと思うけど、しっかりと二人打ち取り、リズムよく来たところでグッさんにスイッチ。ほどよい緊張感と押さえた満足感が同居する貴重な経験が出来たのではないだろうか?

先発と違って、しっかりと投げ込んで肩を作ってから登板し、いきなり全開で投げる中継ぎは、実は澤村に向いているのではないかと思うほど、生きたボールを投げていた(笑)。

ホールトンの状態が悪ければ、5回くらいで交代して澤村に中継ぎで勝ち星が転がってくるなんて可能性もあるかも・・・とゲーム前は思っていたけれど、むしろ今日のホールトンなら最後まで投げれんじゃね?というくらいの出来だったので、澤村の出番はやはり、8回の頭からしかなかったか・・・・

巨人ファンでかつ、中畑ファンとしては3連勝は嬉しくもあり、一方で原監督vs中畑監督のCSの実現が一歩後退したという意味では微妙な気持ちでもある。

こうなったら、明後日からの広島3連戦、中日3連戦を全部取るつもりで、優勝へ近づきつつ中畑監督の援護をも・・・・は、欲張りすぎか?

(こんなこと言うと、また怒られそうだな(汗))

今日は村田が好守でキレッキレだった

(管理人:みんぐ)