ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

3/10 巨人 7-6 阪神 → 今日は小林のアピールデーだったなぁ

巨人 7-6 阪神

勝利投手:笠 原 3試合 1勝 0敗 0S

セーブ :田原誠 3試合 0勝 0敗 1S

敗戦投手:山 本 3試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:宮國→阿南→笠原→田原誠 捕手:河野→小林

阪神:鶴→筒井→伊藤和→岩本→山本 捕手:鶴岡→梅野

本塁打

巨人: 小林1号満塁

阪神

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「伝統の巨人阪神戦80周年企画」として、伊勢・倉田山公園野球場で行われた阪神タイガースとのオープン戦2回戦。先発の宮國は4回で2点を失ったが、打線がロペス、坂本のタイムリーなどで3点を挙げ、五回まで試合をリードする。六回に2番手・阿南がつかまり3点を追う展開となったが、八回にルーキー・小林が逆転の満塁弾を放ち、これが決勝点に。巨人が7対6で勝利し、オープン戦5連勝となった

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8回裏、3-6のビハインドで流れ的にはズルズルと負けてしまうかな?と思われたところに、ノーアウト満塁のチャンス、ルーキー小林が初球を振りぬいて逆転満塁ホームラン!!

ペナントで東京ドームだったら球場中が優勝したかのような大騒ぎになるような劇的なバッティングだった

ゲーム中も解説の吉村氏が絶賛するキャッチングで、開幕ベンチ入りへ猛アピールする小林デーになったといってもイイ試合となった。

肩とキャッチングの小林、長打力が魅力の河野、本来はアピールするポイントがはっきりしている第3キャッチャー枠を争う二人で、河野にしても今日は先発出場で盗塁を刺し、2打席目にヒットを放つなど、しっかりとアピールしているにも関わらず、最後の最後で小林にバッティングでおいしいところを持って行かれて、印象度で負けてしまうという結果になってしまった。しかしながら、この二人の争いから目が離せないという楽しみを改めて感じさせてくれたゲームになった

3点リードしているとはいえ、ノーアウト満塁でピッチャー的に四球を嫌がる場面で、初球をキッチリと狙い打ったあたりは、さすがキャッチャー。

(前日に同じ場面で大田はファーストフライ・・・・(涙))

先発の宮國は小雪がチラつく寒い状況下で4回2失点(うち自責点は1)と、良くもなく悪くもなくという内容だったけれど、正直言ってまだまだ不満

ローテ入りが確定している実績あるベテラン、中堅選手ならともかく、内海、杉内、菅野、大竹と4枚が確定していて、残る2枠を争っている投手としては、気迫も内容も結果ももの足りない。澤村、今村が復帰して今は中継ぎで結果を出している笠原が先発候補に名乗りを上げれば、「何とかゲームを作った」レベルではローテ争いに残れない、わかりやすい形での結果が残るようなピッチングで何とかファンを安心させてほしい。

ただ、片岡に不運な守備の乱れがあって、失点したものの、何とか崩れずに立て直したのは評価してあげたい

要求が酷なような気はするけれど、球威で押し込むタイプではないだけに、微妙に高めに抜けてしまう球をいかに少なくできるか、より精度の高いコントロールが要求される。

インコースをしっかりつこうという意識は練習試合の時から感じる事が出来るので、あと少し、ほんの少しの修正でもっと良い結果がついてくると思う。

あとは守備にまだ不安はあるものの、オープン戦当初から状態のいい藤村が今日も結果をだした。特に昨日、圧巻のピッチングをされた伊藤和の球威に負けることなく、コンパクトながら強いスイングで打った6回裏のヒットは何とか内野ゴロで・・・・という気持ちの見えた昨年から大きく成長したバッティング

2打席目は逆方向と、右左と打ち分けられていて、いやいやセカンドは片岡で決まりかと思われていたところ、原監督も嬉しい悩みが増えたようでニンマリだった

昨日はラストチャンスと言った大田も、1打席目はコメントのしようもない空振り三振だったけれど、2打席目は結果が欲しい気持ちもありながら、しっかりと四球を選んで出塁するあたり、まぁ良かったと思う。そのあとの橋本のバントヒットが絶妙すぎて、大田の打席を忘れそうになるけれど・・・・(汗)

伝説の井端の右打ち(笑)も見れたし、オープン戦とはいえ、ライバル阪神に負けるのは嫌だな・・・と思っていたところへ最高の逆転劇が見れて、途中、中断になるほどの雪が降っていたにも関わらずじっと見ていた伊勢の巨人ファンの方も興奮したんじゃないかというゲームだった

管理人:みんぐ