ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

3/15 巨人 2-4 ソフトバンク → 皆さんが思っている通りだと思いますよ・・・って???

巨人 2-4 ソフトバンク

勝利投手:森 福 5試合 1勝 0敗 0S

セーブ :サファテ 5試合 0勝 0敗 1S

敗戦投手:山 口 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→山口→久保 捕手:阿部→小林

ソフトバンク:中田→金無英→森福→柳瀬→サファテ 捕手:細川→鶴川

本塁打

巨人:村田3号ソロ

ソフトバンク

FOXスポーツチャンネル にて録画観戦

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ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクホークスとのオープン戦1回戦。巨人は二回に坂本の押し出し四球で先制すると、三回には村田のソロホームランが飛び出し2点のリードを奪う。開幕投手を狙う先発・菅野は6回1失点の好投を見せ、巨人のリードを保ったが、七回に2番手・山口が3点を失い、逆転を許してしまう。打線は四回以降、得点を挙げることができず、2対4で敗れた

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開幕投手争いは内海と菅野の二択に迫られたが、原監督の「皆さんが思っている通りだと思いますよ」というのは、いったいどういうことか??????

額面通りに受け取れば、しっかりと結果を残している菅野ということになるんだろうけど、以前には「普通に結果を出せば内海」とも言っていた。

確かに菅野のピッチングは素晴らしいけれど、じゃあ内海がダメか?といえば、内海もまた悪かったのは1試合だけで、他はしっかりとエースらしいピッチングをしている。赤星氏は4戦目のDeNAに菅野はあまり相性が良くないので、2カード目も考えれば開幕は菅野で内海は4戦目だと言う

それはもっとも理由だけれど、それじゃあ内海の気持ちも切り換えづらいだろう

エモやんはチームのイメージを変えるという意味でも菅野と言っている

まだ決めかねているという原監督の言葉もあるし、来週の金曜のDeNA戦が事実上の開幕投手になるので、それまで、色々と模索しながら楽しむのが正しい待ち方だろうか?(笑)

オフに楽天の則本との対談で、プロはスゴイなというバッターは誰?というテーマで菅野は内川がスゴイと言っていたので、内川との対戦でどういう攻め方をするのか興味深く見ていたけれど、今日はフォークがキレッきれで見事に抑えていた。

失点も守備のミスが絡んでのものなんで、打ちこまれて取られた点ではないし、6イニングで7三振は上々。何といっても大崩れしない安定感は見ていて頼もしい。開幕戦は能見だろうから、6イニング2失点でOKとはゆかず、1点もやらないくらいのピッチングが必要になる。となると、やっぱり菅野か?う~ん、悩むなぁ

(俺が悩んでもしょうがないけど(笑))

それにしても実況の信川アナと若田部・・・・巨人のことを詳しく知らないのはいいんだけど、打順を固定できないのが問題とか藤村がセンターの守りについた時にセンターの適任者がいないんですねとか、戦力は充実しているがポジションが重なっている選手が多いのは問題とか言ってる

いやいや、4番さえ固定できていれば、あとの打順は相手投手や選手の状態を見て、臨機応変に行ける方が効率が良い。1~8番まで固定できるのがベストってのは、もはや古い野球のスタイルなのではないかと思うが、オレがズレてるのか?

藤村をセンターにつかせるのは、危機管理という点から悪いことではないし、片岡、井端が入団したことで、セカンドオンリーではチャンスを与えづらいということもあるだろう、特にキャンプから藤村のバッティングが好調なので、彼を使うとなればセカンド以外の守りにつかせることで機会を増やすのは間違ってない。サード、ショートもこなせるし、センターも出来るとなれば藤村自身にとってもチャンスが増えるのは間違いない。

(その守備力には現時点では不安があるけれど・・・)

同じポジションが重なっているのも原監督流の危機管理で、選手を競わせる目的もあれば、有事の際に戦力が劣る選手に交代させるというリスク回避の意味もある。相手によって誰を使うか相性の良い方を使うという選択肢もあるし、1試合の中でもゲーム展開によって変更できる。

バリエーションが豊富なことに何か問題でも?と聞きながら思っていたんだが・・・・

2ケタ安打が続いていた打線も今日は沈黙、まぁそういうこともあるんで、それ自体は仕方ない。そんな中、村田のホームランは圧巻だったし、前回、三振して途中交代させられ原監督の直接指導を受けた橋本も1打席目にらしいバッティングで結果を出した。

全体的には悪い状態ではない

グッさんが久々に登場で失点してしまったが、グッさんの場合は、今日は投げられたということが大事で、内容はこれからでしょう。小林との実戦でのタッグも悪くない感じだし、残りの試合の中で調子を上げていってくれるでしょう。このオープン戦では久保を積極的に投げさせて、打たれたり、抑えたりの繰り返しだけど、これも原監督が意図的に久保を起用して、少しでも早く昔の姿を取り戻させることが、久保にとってもチームにとっても大事なことだと考えてのことだと思われる。

開幕まで残り5試合しかないので、特に投手陣に関しては実戦のチャンスを与える機会は少なくなるが、ファームや教育リーグなどで投げて調整するだろうし、ま、開幕してからが本調整なんて考えもあるかもしれない。

そんな中、開幕戦を迎えたファーム

(1軍と同時刻なのでザッピングしながら見てた)

開幕投手に指名された松本竜はランナーを出してからのピッチングに課題を残したものの、あの身長の左腕投手と対戦する機会が少ないことをからも、相手バッターがタイミングを合わせづらくしているのがアリアリで、高卒ルーキーとして入団してから3年目となるが、ケガなどもあり実質1年半くらいしか投げられていないことを考えれば、順調に成長してくれていると思う。

今シーズンはケガに気を付けて、ファームで実戦登板を数多くこなしてくれれば、絶対に1軍で投げるチャンスは貰えると思うので、早く上がりたいとあせらず、じっくりと腰を落ち着けて階段を上って欲しい

さらに後を受けた公文、今村も無難に投げた。特に今村は開幕に間に合わないんじゃないかと思っていただけに2イニング3三振の結果は嬉しい限り。ひょっとすると来週末のオープン戦3連戦には1軍復帰をしてくるんじゃないかと予感させてくれた。

また、入団以来、週刊ジャイアンツなどでも取り上げられ、バッターに必要なものを全て持っていると言わしめ、グングン評価を上げている和田恋はしっかり期待に応えて、2安打とアピール。個人的に左の坂本と期待している辻も今季初安打に加えて盗塁を決めるなど、ワクワクする結果を残してくれた。

結果は残しているのにファームスタートでストレスたまっているだろう松本や、昨年ブレークしかけた立岡も元気

1軍の選手は開幕ベンチ入りが決まって安心したりなんかしていると、簡単に下と入れ替えられてしまうので、1軍内での争いだけでなく、ファームで好調な選手も虎視眈々とそのポジションを狙っていることを意識しなきゃいけないんで、大変だな

(ファンとしては楽しみ)

管理人:みんぐ