ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/2 巨人 15-9 DeNA → しかし、この展開で追いつくかね(笑)

巨人 15-9 DeNA →  対 DeNA:2勝0敗0分

勝利投手:香 月 2試合 1勝 0敗 0S

セーブ :

敗戦投手:山 口 3試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:宮國→高木京→笠原→香月→マシソン→青木 捕手:阿部

DeNA:尚成→三上→大原→長田→平田→山口→林 捕手:黒羽根

本塁打

巨人:アンダーソン2号ソロ、村田1号ソロ、ロペス4号ソロ

DeNA:梶谷1号2ラン、石川1号ソロ、井手1号ソロ

TBSチャンネル2 にて観戦

解説:佐々木主浩 実況:林正浩

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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの2回戦。試合は巨人先発の宮國が三回までに5点を失い、追いかける展開になる。しかし、六回にアンダーソン、村田、ロペスの三者連続ソロホームランで追撃を開始すると、8回には打者14人を送る猛攻で一挙10点を奪い、逆転に成功。9回にも追加点を挙げ、試合を決めた。計21安打の猛攻を見せた巨人が、15対9でDeNAに大勝した

Yomiuri Giants Official Web Site

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しかし、この展開で追いつくかね(笑)

細かいプレーでツッコミどころをメモしまくってたけど、それらを紹介してたら、どれだけ長くなるんだ?ってくらい、盛りだくさん過ぎたし、終わってみれば、そのプレーは今日のゲームにどういうポイントになったんだ?と疑問符が出てくるほど目まぐるしい展開になった

DeNAからしたら「巨人に勝つにはいったい何点とりゃいいんだ?」という気持ちになった、いやさせたゲームになった

日本球界に復帰した尚成が巨人打線に対してどういったピッチングをするのか、非常に興味があったし、こちらとしては負けたくはないので、尚成には勝ち負けがつかないところで降板してもらって、結果的にゲームは巨人が勝つ・・・というシナリオを期待していたけれど

てっきり今日は負けだと思った、尚成オメデト、次はこうはいかないからな!って文章が頭をよぎったけれど、終わってみれば希望どおりに・・・(汗)

巨人打線であれば、アンダーソン、村田、ロペスの三者連続ホームランが出て、2点差にまでなったところで「こりゃ後半勝負だな、ブルペンの厚さを考えれば2点差は無いに等しい、イケルぞ!」とほくそ笑んだ展開で・・・

しかし、直後にまた3点とられた時点で、あきらめた人も多かったんじゃないだろうか?いや、実際問題残りのイニングを考えれば、ちと厳しいなと私は思ってしまった

それがねぇ・・・・まさか8回に10点とるなんて、中畑監督も原監督もファンも誰も予想しなかった

後半の猛攻撃で宮國の存在を忘れそうになるけれど、4回5失点での降板は期待していただけにちとガッカリ。逆球多い、球は高い、シュート回転する、ストレートと変化球で腕の振りが違うなど、悪い部分だけが目についてしまった

個人的にはまだまだ擁護してあげたいのだが、変化球でかわそうとする悪い部分を見てしまうと、さすがに良い言葉が見つからない・・・・

原監督が「まだまだできると送り出しているのですが」とコメントしているように、我々ファンも宮國はこんなものじゃないと思っているので、今シーズン中に何とかこの壁を乗り越えてもらいたい

昨日もチャンスを作りながら、あと一本が出ず、今日もヨシノブが6回にノーアウト満塁から三振した場面を目の当たりにした時に「今日もギリギリの厳しい展開になるか?」と思ってしまった

そもそも、初回にアンダーソンがヒットを打った場面で、井端をイチかバチかで突入させることは無かったと思う。回が早いから出来たとも言えるが、次が右の村田で、その村田がライトフライを打った結果からも、井端はサードストップで犠牲フライを期待するくらいの余裕を見せても良かったと思う

で、結局、主導権を奪えずにすぐに失点してしまったことで、歯車が狂ってしまったのがゲーム中盤までの話

ただ、今年の巨人打線は違うね、後半になればなるほど粘りを見せるし、相手の先発投手はベストピッチを終盤までつなげないと厳しい(盤石のリリーフ陣がいれば別だが)。

特にアンダーソンは、毎日はじめて対戦する投手と戦うという状況下の中で、今日の5安打はスゲェの一言。キャンプ、オープン戦、ペナントと見てきたけれど、日に日にタイミングの取り方が良くなっている気がする。もともとシュアなバッティングでスイングスピードが速いので、手元までじっくりとボールを見られる選手ではあるけれど、ヨシノブを参考にしなさいと言われ研究している中で、足の上げ方やタイミングの取り方が日に日に似てきているような気がしているのは私だけ?

初めて実戦でバッティングを見た時に、こりゃあ左ピッチャーを苦手にしてそうだなって思ったんだが、今のところ杞憂に終わっている感じ

ブランコやバレンティンのように振り回して、飛距離を稼ぐタイプではないので、ホームランに関してはそれほど期待していないが、東京ドームや横浜スタジアム、(そして恐らく)神宮球場といった球場では一発も期待できる

今の状態がどこまで続くか全く予想もつかないけれど、シーズン前にボウちゃん残しておいた方が・・・・なんてちょっと思ってしまった自分を反省し、アンダーソンに謝ります(笑)

ロペスはもともと今シーズンもやってくれると思っていたので、想定内だけど、アンダーソンまでやってくれるとなると、二人も自前の外国人選手が当たるのは、ほんと~に久しぶりなので、めちゃくちゃ嬉しい

井端が活躍し、藤村が活躍すると決まってカメラに抜かれる片岡だが、今は内心、本当に焦っているんじゃないだろうか?オープン戦から調子の良い藤村は、どの場面で出されてもしっかりと結果を残しているし、今日の内野安打なんかは彼の真骨頂で監督の信頼度はドンドンあがっているような気がする

橋本が調子悪けれは、藤村センターってチャンスもあるかもしれないが、橋本も日に日に1軍の雰囲気と相手投手に慣れてきて、結果を出し続けているので監督としては悩ましい日々が続いているんじゃなかろうか?

阿部の猛打賞と坂本のヒットはまだまだ安心できる状態ではないけれど、アンダーソン、村田、ロペスのクリーンアップの調子が落ちるまでは、相手投手が少しでも隙をみせれば、すぐに噛みつく体制が出来ているので、まだしばらくは安心して見ていられそうだ

解説の大魔神は今日のブランコの後退や、リリーフの投入タイミングを批判し、それはまぁそれで的を得ているなと思ったけれど、巨人のこの攻撃を見ると、調子の良い先発ピッチャーはなるべく長く、ビハインドも1点差以内なら勝ちパターンを惜しげもなく投入し、終盤でリードしているなら、とっとと守備を強化する布陣に変更するといった手だてを打たなければ、勝てないな・・・・と思ったら、今日の中畑采配も(順番に多少の違和感はあれど)気持はわからなくもないと2日連続で同情してしまった

今日のようなゲームを見せられた他球団の首脳陣は、巨人戦にベストメンバーを思いっきりつぎ込んでガチに勝ちを取りに行くのか、あきらめるのか・・・・本当に迷うだろうな

だからといって喜んでいるばかりではない、開幕ダッシュに成功して、5月から暗黒・・・なんてのを過去に経験しているだけに、常に「こんなのいつまでも続かないよ」という恐怖に追われている(汗)特に選手のケガは一番怖いので、今日の井端のホーム突入や橋本のデッドボールなど、見るたびに「やめてくれぇ~~~」って叫んでた

昨日と今日のゲームを見て、DeNAファンは去年までの対巨人戦の屈辱を返せるシーズンにしてほしいと期待していたところ、むしろひどくなってない?って思ってるんだろうなぁ~~~と一瞬考えてしまったが、巨人ファン視点で冷静に局面を見れば今の巨人打線がちと異常なだけで、なんだかんだいって9点とってるDeNA打線もある意味怖いし、久保と尚成がゲームを作っている姿を見て、「やっぱ今年のDeNAは怖ぇ~」って思ってる。

もちろん明日も取りに行くけど、この流れがいつ逆転してもおかしくない怖さは感じてる

あ!そうだ!最後に

香月が出た時点で「あぁ敗戦処理ね」って軽く見て、終わってみると実は勝利投手になったことに「正直スマンかった!」って心の中で思った人、手を上げて!(笑)

だいたい、このレポートを書くときって、観戦メモを見ながら、出だしと最後の締めを決めて、あとは流れでシナリオを決めてゆくんだけど、開幕してからの巨人のゲームはゲーム中に想像していたシナリオと「違う展開になることがあって、正直なところまとめづらい・・・・連日、読みづらくてスミマセン

と、黒田と松井の特番(NHK)見ながら書いてました・・・・・

管理人:みんぐ