ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/4 巨人 2-0 中日 → 緊張感のあるいいゲーム。やはり菅野は頼れる投手だ

巨人 2-0 中日 →  対 中日:1勝0敗0分 ナゴヤドーム

勝利投手:菅 野 2試合 2勝 0敗 0S

セーブ :西 村 3試合 0勝 0敗 2S

敗戦投手:川 上 2試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→西村 捕手:阿部

中日:川上→高橋聡→又吉→田島→祖父江 捕手:谷繁

本塁打

巨人:

中日:

フジテレビTWO にて観戦

解説:鹿島忠 実況:加藤晃

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの今季初対戦。巨人先発の菅野が八回無失点の好投で、中日打線に的を絞らせない。一方の打線は、試合序盤にヒットを積み重ねていく。三回に橋本、五回にアンダーソンにタイムリーが飛び出し、2点を獲得。最後は西村が締めてこのリードを守り切った。菅野は2勝目

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まずは原監督、通算800勝オメデトウございます!

昨日、DeNAとの3戦目が雨で流れたけれど、結果的には移動もあったし、流れたことで気持ちも体も(ほんの僅かでも)休める事が出来て、良かったんじゃないかと思う

さて、中日との今シーズン初対決になるが、一体どうなるか?というのがゲーム前に考えたこと。他球団ファンが言うことではないと承知しているが、昨年、一昨年の中日は監督の独りよがりなところで星を落としたゲームが目につき、巨人としては組みやすい感じに思えたが、今年はどうだろうか

巷では落合GMの就任に目が行きがちだし、ヘッドの森シゲの復帰による期待感が大きそうな感じ。セ・リーグのファンミーティングでも改めて感じたが、谷繁監督はやはり捕手出身監督らしく細かい野球と守りの野球を目指している感じで、現時点においてもどういった野球をしてくるのか、まだ全貌が見えない状態にあると思う、そんな中、私は・・・・

中日のキーマンは達川コーチだと思ってる

前任の高木監督はコーチを含めて一枚岩でなかったように見えたが、谷繁監督は落合GM、森シゲヘッドとのタッグで何をしてくるかわからない雰囲気を作り出しながら、一見すると水と油っぽい達川コーチとは、相手の裏をかく、相手が嫌がる事をする、時にはセオリーを無視するという部分において、実は谷繁監督とはウマが合うんじゃないかと思ってる。

コーチにムードメーカーがいると、首脳陣と選手間の壁が少し薄まり、風通しが良くなる。去年までのバラバラ感が今シーズンはゲームを重ねるにしたがい、まとまってくるのではないかと思っているし、そうなった時は怖いな・・・・って感じている

まだ、そこまでの関係作りは出来ていないような感じを受けるけれど、ひとたびまとまると、かなり手強いチームになると、そういったところを注意して見てみようとゲーム前に注目していた

さて、開幕では自責点は0なものの、本人もファンも消化不良だった菅野が2戦目となり、どういった修正を加えてくるのか興味深かったが、さすがだね

前回に比べれば制球は安定しているし、今日はスライダーが良かった

中盤にドタバタした部分はあったけれど、それでも本人が言うように、落ち着いて粘りのピッチングが出来ていたし、締まったゲームを作ってくれたと思う

打順の巡り合わせと球数によって8イニングで今日は終了したけれど、恐らく9回まで投げても最悪1失点くらいで完投は出来たんじゃないかと思う。

(原監督の800勝がかかっていたし、甥っ子が完封で800勝をプレゼントしていたら、それはそれでドラマだったけどね)

グッさんがインフルエンザになったことで、リリーフ陣に僅かな心配事が増えた分、スタミナのある菅野、内海には少しでも長い回を投げてほしいという願いを叶えてくれたという意味では今日のピッチングはお見事と称賛してあげたい

相手の川上も不安定なところはありつつも、谷繁とのベテランコンビが巧みで、ビッグイニングを作らせてくれなかったところは、やはり侮れないと感じた

そんな中、安定感の長野と好調アンダーソンの存在は大きく、投手戦になりがちな中日との戦いの中でのマルチ安打は評価したい

勝利打点の橋本も彼らしいライン際のするどい打球は、一軍レベルの投手に慣れていってる証しだし、まだしばらくは松本にスタメンを譲ることはなさそうだ。

4回に坂本が四球で出て、橋本が打席に立つ場面は見ようによっては、1番坂本、2番橋本という打順を連想させ、そんな思いを持って見ていただけに、その打席での橋本のタイムリーは嬉しかったし、この組み合わせが下位打順にあるということの楽しみも今後味わえそうだと思いながら見てた

アンダーソンが足の張りを訴えて、途中で交代したけれど明日以降に影響がないかどうかちと心配。快心の当たりは少ない中でヒットを量産する現状は、状態の良さもあるけれど、運も味方につけている状態なので、バイオリズムが落ちるまでは目いっぱい頑張ってほしいもんだが・・・・

対中日との初戦ということで、気になるのは井端とガッツの出場がどうなるかだったけれど、井端に関しては先日の激突の影響もあってか今日は出番なし。

ガッツは代打で出場して、元気なところを見せてくれたけれど、セカンドゴロで今日は終了

ゲーム前の練習で、恐らくお互いが前所属球団の人たちに挨拶を交していると思うけれど、その場面が見れなかったのは残念(G+だったら直生あたりで見せてくれたかもしれない)

今のオーダーでチームが好調なので、ヨシノブの先発は無いと思っていたけれど、やはり見たかったのは同い年のライバル、川上とヨシノブの対決

ま、中日とのゲームは始まったばかりだし、数々の名勝負を繰り広げてきた川上とヨシノブの対決は今後に期待だけれど、先のガッツ、井端の件も含めて、これからの対中日戦は色んな意味で楽しみが増えそう

明日は杉内 vs 大野の左腕対決

今の巨人には左腕は苦手という空気感はまったくないので、大野が少しでの隙を見せてくれれば、こちらのペースで進められるんじゃないかと思っているが、問題は杉内か・・・・昨日が中止で今日は菅野が8回まで投げてくれたので、中継ぎ陣も少し休めた分、杉内に7~8回までというノルマをかけずにすむのは良い点だけど、とりあえず味方が先制するまでは何とか粘りのピッチングを見せてほしい

内海、大竹が内容のあるピッチングをし、菅野も今日は合格点だったので、あとは杉内さえピリっとしてくれれば、6枚のうち4枚は計算できるようになり、セドン、宮國+αに関しては勝ってくれるに越した事はないが、それでもゲームさえ何とか作ってくれればそれでイイという期待感にハードルを下げる事につながり、それが彼らにとってもプレッシャーを除いてくれる好循環になってくると思う

アスリートの魂NHK BS1)の菅野特集を見ながら書いてる・・・・

管理人:みんぐ