ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/15 巨人 4-8 ヤクルト → 予想はしてたけど、4月のこういう連敗は卒業しなきゃあねぇ

巨人 4-8 ヤクルト →  対 ヤクルト:0勝1敗0分 静岡県草薙総合運動場

勝利投手:山本哲 9試合 1勝 1敗 1S

セーブ :

敗戦投手:マシソン 8試合 1勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:セドン→マシソン→香月→高木京 捕手:實松

ヤクルト:ナーブソン→秋吉→山本哲→石山 捕手:相川

本塁打

巨人: ロペス6号ソロ

ヤクルト:

フジテレビONE にて観戦

解説:立浪和義 石井一久 実況:竹下陽平

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静岡・草薙球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの今季初対戦。巨人は先発のセドンが初回に2点を失い、追いかける展開となった。四回にロペスのタイムリーなどで同点とし、六回にはロペスのソロ本塁打で勝ち越した。しかし、七回に追いつかれると、八回にはリリーフ陣がつかまり一挙5失点。九回の代打攻勢で1点を返したものの及ばず、4対8で敗れた

Yomiuri Giants Official Web Site

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阪神に3連敗したことは、もういいよ、終わったことだし、これが初めてじゃないし、もっとひどい時もあったし・・・

ただ、昨年の日本シリーズの悔しさをバネにひと回り強くなったジャイアンツを目指すのであれば、3連敗で止めておかないとね(涙)

(ってか、3連敗の前にとめておかないと)

グッさんに不安があり、マシソンはまだ調整不足と勝ちパターンに不安がありながら、ビハインド時も不安という状況。それに加えて打線が下降気味では勝つのはなかなかしんどい。

こういう時は誰かが突破口を開いてくれれば、流れも変わると思うのだが、その期待を(前回の好投のあと、帰って最初にやったのがオムツ変えだという・・・徳光情報より)セドンにかけていた。

初回こそいきなりの四球でリズムを崩したけれど、2回以降は彼らしいピッチングだった

7回の同点タイムリーはもったいなかったけど、6回2/3で3失点なら十分に先発の役割は果たしたと思う。

いや、みなまで言わなくてもイイ、今日の敗因ははっきりしてる

マシソンがやらかしちゃったから・・・(爆涙)

解説陣も言っていたけど、ちょっと自信をなくしかけてるマシソンにとっては、確かに6回に出てきてピシャっと締めたところで、やめとくという手もあった。

一方で回跨ぎのイニングをしっかり抑えることで、さらなる自信になる可能性もある・・・・そんな中、いきなり四球からスタートしては、結果的に逆効果になってしまうという最悪のことに

先日もいっそのことファームで再調整しては?と言ったけれど、そろそろマジで考えてもイイんじゃないかと・・・・昨年、マシソンが無双していたのは、カーブ、スライダーでストライクが取れていたから。

あの速球にカーブがあるって思うだけで、ストレートにタイミングを合わせながらカーブも頭にいれなきゃいけなくて、そうなると変化球には手は出しづらい。で、捨てたはずの変化球でストライクを取られるもんだから、打者は追い込まれてストレートを待つしかなくなり、高めのストレートでも「来た!」と思って手が出てしまう・・・の繰り返し

その変化球でストライクが取れないのでは、カウントが打者有利になれば100%ストレートだってわかってしまうので、プロの選手なら打てない球ではなくなってしまう

球速は去年と大きく変わるわけではないのに、抑えられないのはあきらかに変化球の精度が悪いから。であれば、もう上で調整するのではなくて、下で徹底的にフォームの見直しとリズムの見直しをはかるしか手はないと思う

だからといって、じゃあ誰を上げるんだ?という話にはなるが、これから先の長いシーズンのことを考えれば、同じ苦しむのならいつか鉄腕が帰ってくることを想定して今は若手起用で苦しむほうがはるかにイイんじゃないだろうか?

最初は私も1軍の実戦の中で調整出来るんじゃないかと微かに思っていたけれど、今日のピッチングを見ていると、こりゃ小手先の調整ではなく、徹底的な反復練習が必要だなとつくづく感じた

打線の方は、頑固な原監督もとうとう打順をいじるという手段に出て、それが功を奏したような形にはなったけれど、全体的に初球の甘い球を見逃したり、チームバッティングをしようとして本来のスイングではなくなったりという場面をチラホラ見るし、どうにもバッターが(まだ負けてもいない段階から)消極的になっているような気がして仕方ない。

ま、負けが混んでるチームの打線ってのは、例外なくそういう空気になるんだが、だからこそ、ゲームに出ることに飢えている選手たち、井端、藤村、ヨシノブあたりを先発で使うってのがアリなんじゃないかと思ったし、9回の橋本のヒットなんかは、やはり自分は崖っぷちの選手だという意地みたいなものを感じる打席で、あぁいうガムシャラな空気が流れを変えてくれるんじゃないかと思っているのだが・・・・

ま、苦しいからって主力を簡単に代えるようでは、チームとしての先は無いって考えもわからなくはないけどね

スタメンから外して気持ちをリセットさせるってのは、巨人の選手層だからできることなので、思い切ってやっちゃってもイイと思うんだけどなぁ~~~~こうやって我々(っていうかマスコミ)が代えろって言って、いろんなところからそういう空気を感じちゃうから、余計に代えづらくなっちゃうのかなぁ~~~

相手のナーブソンは高身長左腕でストレートとチェンジアップを武器にするという、セドンと同じタイプのピッチャー。相手にしてみるとやはり角度のあるボールは打ちづらそうで、これから状態が上がってくると今後も手こずりそうなピッチャーだと思う。

弱点もセドンと同じで、ランナーを出した後のセットに問題がある感じで、巨人は積極的に足で仕掛けてきた(もっと仕掛けたかったけど、そもそも塁に出る機会が少なければ・・・・そうもゆかん)。一方のセドンも同じ弱点を抱えているけれど、今日は無難にまとめていたし、牽制なんかはむしろ良かったと思う

二人の大きく違う点は、やはり制球力

細かい制球力は無いけれど、少なくともストライクゾーンの中に投げることが出来て、テンポよくストライク先行でゆけるセドンの方が多少安心してみていられるか?

まだ肌寒い屋外のナイターで、どれくらいのピッチングをしてくれるか多少心配だったけど、それなりにゲームを作れることはわかったんで、それは収穫だったかも

前回息があったコンビだった實松を先発起用したのはわかるけど、ピッチャーを代えるなら(リードしている状態もなかったし)キャッチャーごと代えても良かったのでは?あの時点では延長になる可能性もあったし、阿部に代えるならここぞの代打で出して、そのままゲームに入らせるほうが効果的だったと判断したのかなぁ、ま、わからなくもないけど・・・・ただ、どうしても8番に實松が入ると8、9番が自動アウトに近くなってしまうので、そうなると巨人打線の良い所を出せないな。

8番橋本だと、2アウトながらランナーとして出て、ピッチャーで終わり、次のイニングが1番からという場面が多くなるので、それと比べてしまうと、正直言って攻撃力が落ちてしまうのが残念

昨夜の週刊ジャイアンツでも言っていたが、現在、巨人のゲッツー数がリーグダントツ1位の19個と大変なことになっている。

(ちなみに2位は13個)

それは先日の阪神戦の前から感じていたことだけど、チャンスであと一本が出ないばかりか、相手に流れをやってしまう原因になっている

今日は無かったけれど、チャンス時にどういうバッティングをするか、何を待つか、その辺の準備というか予想が今は裏目に出ている気がするので、できればどっかでリセットして欲しい

昨年は4月に5連敗ってのがあったけど、今日の状態を見てるとちょっと不安になる。明日は菅野 vs 八木ってことなんで、まずは菅野に連敗ストッパーになってもらい、そこから仕切り直しでやってもらいたいのだが・・・・もしも、菅野で負けて5連敗になるようでは、(予想では)今村に大きなプレッシャーがかかるし、先の見えないトンネルに入ってしまうので、鬼門の神宮とはいえ、日本シリーズ第7戦くらいのつもりで戦って欲しいなと思う

あ、言い忘れた8回先頭バッターの松本が四球で出た場面・・・個人的には村田といえど送らせて1点をとりにゆく采配が見たかった・・・

(その後、村田、長野、ロペスと3連続でおさえられてしまったので、送ったからといって点に結びついたかどうかは微妙だけど)

今シーズンは村田に対しては、完全に四番としての信頼と役割を背負わせようとしてるのかな?原監督は・・・

だとしたら、あの場面、逆方向を意識するんじゃなくて、思い切っていちにのさんで引っ張って欲しかった

管理人:みんぐ