ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/25 巨人 3-7 広島 → 今日のゲームが一番大事だったのに・・・・(涙)

巨人 3-7 広島 →  対 広島:2勝2敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:篠 田 4試合 2勝 1敗 0S

セーブ :

敗戦投手:杉 内 5試合 1勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:杉内→香月→久保→笠原 捕手:阿部→小林

広島:篠田→中田→一岡→永川勝 捕手:白濱

本塁打

巨人:

広島:丸5号2ラン、ロサリオ1号ソロ

JSPORTS1 にて観戦

解説:金石昭人 実況:加藤暁

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの4回戦。広島に先制を許すも、三回に片岡、アンダーソンのタイムリーなどで逆転する。しかし巨人先発の杉内が三回に同点に追いつかれると、五回と六回にも失点し、再び広島を追いかける展開に。その後は広島の投手陣を打ち崩すことができず、3対7で敗戦。首位攻防戦の初戦を落とした

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2ゲーム差で迎えた3連戦だったので、基本的には3連勝狙いで最低でも2勝1敗というのが目指しどころだった

初戦を取れば一気に3連勝!という気分も高まるし、カープにだって3連敗やられるかも?という予感が頭をよぎったことと思う。結果としては一番大事な初戦を落としたことで、残り2つ取っても追いつかないばかりか、負け越すと簡単に追い付けるゲーム差じゃなくなるという事態に・・・一方のカープは最低でも1つ取れば抜かされることはないという気楽さもあり、そういうお互いのチーム状況がゲーム内容にも現れてしまったように思える

まぁ、まだ開幕してひと月もたってないし、4月は良かったんだけどねぇ~~~と後々振り返るようなシーズンを何度も見てきているので、焦りはしない、しないけど

だからといって負けていいゲームは無いわけで・・・

一つ一つのゲームに一喜一憂するのがファンの特権なら、それをフルに活用させてもらい、叫ばせてもらう

勝ちたかったよぉ~~~!!!!!

3回の逆転劇は完全に巨人に流れを持ってくるパターンで、2年前の杉内で去年のブルペンだったら、そのまま3-1で逃げ切ることが出来るはずの内容

それがこういう結果になるのだから、野球は怖い

それにしても今日の杉内は悪かった・・・・フォームはバラバラ、腕は振れてない、球離れが早い、スライダーはことごとく高めにゆき、三者凡退がないばかりか、先頭打者を2度もフォアボールで出す始末

下で今村が圧巻のピッチングをしていただけに、杉内落として今村を残しておいたほうが良かったんじゃないか?と思ってしまった

前回の小林とのタッグで勝利をあげたから、ここからは気持ちも楽に勝ち星を積み重ねてゆくんじゃないかと思っていたし、首脳陣もその期待で初戦に送り出したんだろうけど・・・・さすがに今日は弁解の余地なしかな

ブルペンではどういう状態だったのか不明だが、昨日今日デビューした若手じゃないんだし、崩れた時の修正がうまくゆかないという悪癖が去年から治っていないのは心配で、このままだとまた自分を信じ切れない状態でマウンドに上がってしまいそうで怖い

気温が上がればもっと良くなると思うが、5月しか働けないんじゃ給料に見合ってないんで、その5月となる次の登板で結果がでなければ、下で走りこみするほうがイイのではないかと・・・・

同じ理由で久保もまだ上がってくるには早かったかもしれないな。戻ってきた時にも言ったけど、リハビリ明けで球威が戻らないのは仕方がないにしても、コントロールと多彩な変化球が持ち味の久保が、阿部のミットにちゃんと投げられない、生命線のフォークが高いとなると、これまた大問題。このままでは今日のようにビハインドでしか使えないし、そのビハインドでも失点して傷口を広げるような展開であれば、劣勢を跳ね返して後半に逆転するという巨人のオハコも見せることが出来ない

こんな杉内も久保も見たくないので、自分の今の状態を見つめなおして、下で鍛え直すなり、フォームを見なおして上で調整するなり何とか頑張って欲しい

とはいえ、今日の敗因は実は阿部・・・かな

5試合連続ノーヒットもそうだけど、2度盗塁を許すなど、打てないならせめて守りで・・・という部分で残念な結果だった。もともと機動力を使うカープを相手にして、相手に舐められているかのような走られ方は、バッティングの不信以上に問題だと思う。

(打てなくても誰かがカバーできるけど、投手への気配りやリード、送球はカバー出来ないから)

5回と8回のチャンスの場面では、どちらかで一発が出ていれば流れは大きくかわったろうし、2回は阿部らしい当たりだったけどスイングが2試合連発の時に比べると鈍くなっているので、本来ならライト線に矢のような打球がゆくはずが、ライトの守備範囲でおさまってしまうということに・・・

小林の第2の故郷でもあるし、前回杉内とうまく行っていたので、ぶっちゃけ今日は小林でも良かったんじゃないか?とこれまた思ってしまった

(原監督としても特打の効果が見たかったのかもしれないが・・・)

新加入の井端と片岡で比べると、個人的には井端押しの私だけど、今日のような (またはこれまでのような) 勝負強いバッティングと走塁を見せられると、やはり井端先発の出番はまたしばらくは無いか・・・と俯いてしまう

常にセンターから逆方向を意識したバッティングは誰が相手でも簡単に凡打しそうにないし、アンダーソンが好調なのと、坂本が良くなってきているので、この1~3番は現状では相当にイイ

4、5番がまだ不安定なのでビッグイニングというわけには行かないが、むしろ橋本から上位につなぐような場面では、この1~3番がクリーンアップの役割をしてくれているので、下位打線から始まって相手投手が少し休みたくなる場面こそ、期待が高まるという状況になってる感じ

投手力に優れるカープは打線のノルマが3~4点とハードルも低いので、常に1点を確実に取る野球をしてきており、今シーズンはその野村監督の教えがすっかりと身についてきた感じ。巨人だってそういう手堅い野球は得意なはずなのに、打線のノルマが菅野、内海以外は5~7点くらい必要な状態で、どうしても大味な攻撃になってしまう

ローテ6人のうち、確実にゲームを作ってくれるというのが菅野、内海、大竹、百歩譲ってセドンという状態では、6連戦を5割で戦うのが精一杯なので、やはり杉内には復活してもらわないと今後も苦しくなりそうだ

明日の九里 vs 大竹は2~3点の勝負になりそうだし、大竹は古巣相手に燃えてくれるだろう。明日負けると3連敗の可能性が出てくるので、何が何でも勝たなきゃいけない。

そのためのキーマンは阿部になりそうだ・・・

もう打てなくてもいいから、カープに好きなように走られることだけは勘弁して欲しい

管理人:みんぐ