ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/26 巨人 11-5 広島 → 勝てて良かった・・・・けど、色々と考えさせられるものがあったな

巨人 11-5 広島 →  対 広島:3勝2敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:大 竹 5試合 3勝 1敗 0S

セーブ :

敗戦投手:九 里 5試合 2勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:大竹→西村→久保→香月 捕手:阿部→小林

広島:九里→横山→小野 捕手:石原→白濱

本塁打

巨人:ロペス8号ソロ、村田3号ソロ、アンダーソン5号2ラン

広島:九 里、横 山、小 野 - 石 原、白 濱

日テレG+ にて観戦

解説:山本浩二池谷公二郎 実況:HTV宮脇靖知

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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの5回戦。巨人は初回に1点を先制すると、二回の大竹のタイムリー、四回のロペスと村田のソロホームランなどで広島を6点差まで突き放す。巨人先発の大竹は五回まで1失点の好投を演じたが、六回に5連打を浴びて7対4まで詰め寄られる。しかし終盤七回にアンダーソンの2ラン、橋本のタイムリーなどで再び突き放すと、リリーフ陣がしっかりと締めて試合終了。先発全員安打の18安打で11対5と大勝を飾った

Yomiuri Giants Official Web Site

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以前にも書きましたが・・・・うちの家族は

私→巨人ファン(爺ちゃんがミスターと知合いだったから)

父→広島ファン(ファン歴60年、貧乏でも勝てる事を証明したいだって)

母→阪神ファン倉敷商業高校時代の星野監督の後輩だから)

って感じでして、今は一緒に住んでませんが、もしも同居していたら食卓は非常にギスギスとした状態に今シーズンはなっていたかも(笑)

って、昨日の戦績を見ながら思ってしまった

という話はさておき、昨日、巨人打線のノルマは5~7点と書いたけど、まぁ今日も見事にそれくらい必要なゲームになってしまった

打線を組み替えることで活性を促すのはまぁ理解できるし、今日あたり、いじってくるだろうなと予想はしてたけど・・・・

アンダーソンの4番は想定してなかった・・・(汗)

ま、勝負強いし、選球眼もいいし、何よりも今はノッている状態なので、4番という大役を任せたら、さらにテンション上がるんじゃないか?ってのは、よく考えたら理解出来る

最初にオーダー聞いた時は「マジかよ!」って思ったが、一瞬考えて納得した自分がいた

しかも結果を出すあたり、いやいや原監督の采配ズバリじゃん!ってTVの前で大拍手・・・原監督のコメントにあるように、相当な決断が必要だったんだと思う。アンダーソンを4番にするというよりも、村田を4番から下ろすという意味で・・・

今の村田は自分の置かれた立場を理解しているし、それに腹をたてるような選手じゃないことも知ってるが、それでもアンダーソンが丸っきりダメだったら、いい気持ちじゃなかっただろう。一種の賭けだったと思うけれど、結果的にはアンダーソンは結果を残し、発奮した村田も浮上のきっかけを掴むという構想以上の結果となったんじゃないだろうか?

これをいつまでも続ける事はないと思うし、ちょっと打順を組み替えただけで簡単に効果が出るほど野球は甘いもんじゃないってこともわかってはいるが、今日に関しては組み換え大成功ということで、とりあえずは素直に喜びたい

ところで、次に新しく4番に任命される選手は第80代になるわけだが・・・・80周年の記念の年に、第80代なんてそんなメモリアルな4番・・・・誰になるんだろ

(今日、中井が下で爆発したけど、中井あたりがなったら嬉しかったりして・・・ま、ないか。でも早く上がって来い!)

今日好調だった打線の中でも橋本の存在は日に日に大きなものになってる。

2アウトからでも出塁してチャンスメークをし、チャンスで回ってくれば走者を返す・・・バッティングの内容だけで言えば完全に1~2番を打つにふさわしい結果を出している選手が8番にいる。この事実はやはり相手投手にとって大きな脅威だなと改めて感じた

(大竹のタイムリーは予想外だったけど・・・(笑)ってか、何も無理して3塁まで走ることは・・・って心配になったよ、疲れて投球に影響しそうだし

でも、あの走塁がここ数試合の巨人になかった貪欲さだし、古巣相手に慣れ親しんだ球場で勝ちたいという気持ちの現われなんだろうな、その思いはナインにも伝わったと思う)

昨日も書いたけど、坂本が良くなり、片岡が勝負強いので、橋本から始まる攻撃ってのは、本来なら相手投手は軽く2つアウトを取って上位打線と楽に勝負したいと思わせる局面のはずが、一気にビックイニングになりかねないという要注意のイニングになるってことで、見ているこっちも何かが起きるんじゃないかとワクワクしてくる

さて、古巣相手に投げた大竹

3塁側のベンチから出てゆく光景ってのはどうだったのか興味はあるけれど、予想していたほどのブーイングもなく、落ち着いた顔をしているなという印象

ストレートも150km/h弱出ていて、最初から飛ばして、行けるところまで行こうという感じに見えたし、投げっぷりの良い九里にも影響されたのか、非常に若々しいピッチングをしているように見えた。6回に何かのエアポケットに入ったかのように立て続けに打たれてしまうが、それまでは小気味良いピッチングで連勝中の波にのるカープ打線を相手に、しっかりと自分の投球をしていたように思う

何よりもプロ野球15人目の全球団からの勝利投手という節目を、古巣相手に出来たというのも感慨深い。できれば最低でも6イニング、できれば7イニングは投げて欲しかったが、飛ばしたツケが来てしまったかな?何はともあれ無四球だったのは素晴らしい

一方で西村、久保に関しては、状態が上がるまでまだ時間はかかりそうだ・・・

6回表を終わって7-1と勝っているにも関わらず、その6回が終わった時点で3点差にまで詰め寄られ、この展開でスコット&鉄を出す可能性がある?と思わせられた時点でかなりヤバかった・・・

一方のカープは(恐らく)失点することも想定して、横山、小野を投入してきたと思う。ま、その二人から4点とって逃げ切ることになるわけだが、カープからしたら明日はマエケンだし、九里が打たれた時点で敗色濃厚と判断し、4回で交代させてもおかしくないような展開の中、6回まで投げさせたのは大きく、勝ちパターンには (これまた恐らく) 肩を作らせることなく休ませ、7回以降は2~3点は取られてもしゃ~ない位に考えていたんだろう

その意味では勝ちはしたものの、相手に対してのダメージは少なかったのが残念

今日負けてれば3連敗の可能性が大きくなっただけに、どんな形だろうが勝ったことは大きいし (阪神も負けてないしね)、今日はたまたまだったかもしれないけれど、貧打で勝ったのではなく先発全員安打と攻撃陣が気持ちよく終われた格好で、明日のマエケンと戦えるのは価値があったと思う

そのマエケンも絶好調とは言えない部分もあるし、内海も勝ちがないとはいえゲームは作っているわけで、コレで内海に初勝利がついて、この3連戦を勝ち越しで終わることができれば、また勢いがつくこともあるだろうし、何より日曜のスポーツニュースのハシゴが楽しくってしゃ~なくなるので、明日は10-9だろうが、1-0だろうが何でもいいから、とにかく内海に勝ちがつく形で勝利してもらいたい

管理人:みんぐ