ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/2 巨人 3-4 広島 → 小山ナイスピッチングだった!でもちょっと勿体なかった

巨人 3-4 広島 →  対 広島:5勝6敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:中 田 31試合 5勝 3敗 0S

セーブ :ミコライオ 20試合 0勝 0敗 14S

敗戦投手:久 保 27試合 2勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:小山→久保→山口 捕手:小林

広島:九里→永川勝→中田→ミコライオ 捕手:倉

本塁打

巨人:

広島:天谷2号ソロ

TBSチャンネル1 にて観戦

解説:衣笠祥雄 実況:初田啓介

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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの11回戦は昨日に続き接戦となる。先発の小山は初回に先頭打者ホームランを浴びたが、二回から五回を三者凡退に抑える好投を見せる。打線は六回、長野のタイムリ二塁打で逆転に成功、一度は味方のエラーで広島に勝ち越されたが、八回に長野がきょう2本目のタイムリーヒットで同点とした。しかし八回裏、リリーフ陣が踏ん張りきれずピンチを招くと、小窪に犠牲フライを許し、この得点が決勝点に。終盤の攻防を制することができず、3対4の接戦で惜敗した

Yomiuri Giants Official Web Site

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勝てた試合だったとは言わないけれど、負けない戦い方は出来たはず

今シーズンは1点差ゲームでの強さが際立っている巨人だったし、守りは固い部類だったはずだが、今日に関してはミスが出てしまい、それがゲームを決定づけることになってしまった。

交流戦で良いピッチングをし、さぁペナントに戻って同じピッチングが出来るか?というところに注目していた先発の小山に関しては、初回のホームランは立ち上がりというところで事故のようなもんだと思うしか無いが、それ以降6回までノーヒットと完璧

小林とのコンビで大丈夫か?と初回こそ心配したが、息もあっていたようだし、小林はうまくリードしていたと思う

スコット鉄太朗がいた去年なら、6回に打席が回ってきたところで代打が出て今日の仕事はおしまいとなるところだったろうが、今は基本的に2枚しかいない。それまでの内容が完璧だっただけに7回まで投げて欲しいという監督の期待もあるし、チーム事情もある

本人が6回までと思っていたかどうかわからないが、もし、自分の打席のところで終わるという気持ちが少しでもあったとしたら、7回の先頭バッターへの四球は心が切れかけていたということで反省材料になるだろうし、この時点で100球は行っていなかったが、以前から問題視されていたようにスタミナ的には限界だったのかもしれない

特に7回は四球という自分のミス、坂本の悪送球にアンダーソンの捕球ミスという守備のミスが続いたこともあって、小山としては悔やんでも悔やみきれないイニングになったと思うが、この悔しさを次に繋げて、今日以上のピッチングをしてもらいたい

6回2/3 110球を投げて、被安打4、自責点2は先発ピッチャーとしては十分に合格点っていうか、昨日の菅野以上の内容だし、交流戦以降という事で言えば、巨人のピッチャーの中で一番安定している成績

幸いにも黒星はついていないので、まだ無敗。この負けていないという結果を自信に変えて、課題は課題として修正し、またひとつレベルアップしてくれれば、4番手、5番手とかではなく表ローテの一角としてマウンドを任せられる

(ま、ドンドン相手も研究してくるけど)

2回表に先頭で村田が2ベースで出塁してアンダーソンが結果的に送った形になり、長野に最悪でも犠牲フライ・・・と期待したところでのファーストフライ

この時点で「ヤバイ、今日はひょっとするとスミ1で負けるかもしれん」と予感したのは私だけでは無いはず(汗)チャンスは作れどもあと一本が出ず、気が付くとゲーム終盤で相手の勝ちパターンにやられて終了という最悪の結果を想像してしまった

ま、それは取り越し苦労で、長野はしっかりと自分のバッティングのミスを自分のバットで取り返したわけで、長野個人のことで言えば、こういうのは明日に繋がるプレーだし、ホッとしてるだろう

6回の片岡の天谷の打球を取り損ねるというミス(記録上はヒットだが、あれは取ってくれないと・・・)も、まぁ8回に自身が出塁して得点に繋げてるんで、それで帳消しといえば帳消しか?でも、うまくセカンドゴロで処理してくれれば逆転後だっただけに無失点でしのげる可能性もあったし、そうなると今度は広島側に焦りが出て、流れは完全にこちらになったかもしれなかったので、やはり残念なプレーであることに変わりはない。

打者としての小山は仕方ないにしても、7~9番で代打も含め12打席で四球2つだけってのは寂しすぎる。昨日爆発した坂本がノーヒットだったのも厳しいし、亀井も今日は攻撃面で活躍できなかった。長野の猛打賞がなければ完全に封じられていた可能性もあるので、その辺は大きな反省材料

というか、スタメンに阿部の名前が無かったのは、単に初戦を取って少し楽になったから休ませて、小林に経験を積ませようということなのか?それともまた首がおかしくなった?広島が機動力をガンガン使ってくるので、守りという面で小林の肩を見込んでの起用という可能性もあるけれど、せっかく打線がいい感じだったので、オーダーに関しては今日は昨日通りで良かったんじゃないかと思うんだが・・・阿部を休ませるにしても、守備を強化するならファーストはロペスで行って欲しかった

7回の坂本の悪送球にしても、解説の衣笠氏も言うように、ランナーはセカンドだったのでアウトにするよりも、ベースを離れてでも捕球することを第一に考えなければいけないところ、無理やり捕りに行ったことで最悪の結果になってしまった

1点を争うゲームではこういった瞬時の判断がゲームの行方を左右するので、やっぱアンダーソンの守備はこえ~わとつくづく感じた瞬間だった

その意味では6回に亀井をレフトに回したのはナイス判断(笑)

昨日菅野が打たれ、今日久保、グッさんが打たれたのを見ても、広島打線のしぶとさと粘りはさすがだなと思ったし、だからこそ今日の小山のピッチングが光ってた

ってか、久保・・・(涙)やはり久保はしびれる場面でピンチを切り抜けたかと思いきや、何でも無いところで打たれるってケースが多い。延長も睨まなければいけない終盤だったが、7回のピンチを凌いだところで8回はピッチャーを代えるべきだったと思う。もしくは8回、先頭の菊池をセカンドゴロでアウトにしたところで、丸に対してはグッさんにスイッチするくらいの手堅さが必要だったのじゃないかと思うが・・・

その辺に関しては結果論でモノを言ってもしょうがないか(涙)

広島にしても6回の巨人の逆転は四球からのワイルドピッチとミスが出たことで失点に繋がっているわけで、そういう意味では昨日と同じくお互い様というゲームで、最後の最後に広島が粘り勝ちしたという結果だったと素直に認めよう

ん?9回の阿部のゲッツー?あの時、原監督がなんと囁いたのかわからないけど、ランナー1塁で右方向へ打球を転がすというのはセオリーだし、鈴木に盗塁させてからのバッティングよりはヒットゾーンが広がっていることから、まぁ運がなかったとしか言いようがないかな。

明日は今村 vs マエケン

普通に考えれば圧倒的に不利なゲームになるのはわかっていることだが、マエケンとの対戦は2試合あってマエケンには巨人への勝ちはまだないという状態なので、勝てる可能性はある

難敵には違いないが、今シーズンはまたポストシーズンに広島とあたる可能性もあるので、難しいゲームこそ勝って貰いたいと思う

(金子千尋、則本とやった時に比べれば…と個人的には思っているのだが(苦笑))

(とはいえ雨天中止の可能性もあるけど・・・ま、それならそれでヨシ?)

管理人:みんぐ