ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/10 巨人 2-1 中日 → 後半戦初の勝ち越しは嬉しいものの・・・・

巨人 2-1 中日 → 対 中日:12勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:大 竹 18試合 8勝 5敗 0S

セーブ :マシソン 46試合 4勝 3敗 20S

敗戦投手:雄 太 13試合 3勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:大竹→久保→山口→マシソン 捕手:小林

中日:雄太→田島→又吉 捕手:谷繁

本塁打

巨人:

中日:

日テレG+ にて観戦

解説:堀内恒夫 実況:田辺研一郎佐藤義朗

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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの18回戦。巨人は三回に坂本と阿部の連続タイムリーで2点を先制する。先発の大竹は6回2/3を1失点に抑える好投を見せると、リリーフ陣が1点差を守りきり2対1で勝利。オールスター後、初のカード勝ち越しとなった。この勝利で首位を守った巨人は12日から2位阪神との首位攻防戦を迎える

Yomiuri Giants Official Web Site

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本当は昨日書こうと思っていたのに、内海の敗戦で動揺してしまい、失念してしまったことを触れたい

元巨人の選手 中井康之さんが8月9日食道がんのために死去された。

私が物心ついて始めて野球をやり始めた時に、巨人にドラ1で入団し、完全に野球にハマった小学校高学年の時に投手から野手へ転校して1軍デビューをはたした選手で1軍としてのキャリアは僅か6年と短いながら、引退後に護国寺で「護国寺なかい」を開業された方。岡山から東京に来て、社会人になってもなかなかゆくことがかなわず、2007年に芝大門へ移転されてからやっと顔を出すことが出来た。バイトの兄ちゃんと仲良くなって、何とか貰ったサインボールは今でも実家に置いてある…

巨人ファンでも、よほどコアな方でない限り、記憶に留めている方は少ないかと思うし、若い方は全く知らないだろうけど、私にとっては幼少期に見た選手の一人で、最近知り合った若い巨人ファンの人を一度は連れて行きたいと思っていた矢先だっただけに、残念でならない、本当に心からご冥福をお祈りいたします

と、重い話で幕開けの今日のレポートですが・・・

いやぁ~いっそのこと2位に落ちて、阪神との3連戦をした方が、今の巨人にとっては良いのではないかと思ってはいたものの・・・・やっぱり勝つと気持ちイイわ(笑)

6回が鬼門、3回り目が鬼門と言われた大竹は、前回と同じく今日も5回までは完璧と言っていいピッチング。さぁ、いよいよその鬼門の6回だ!と思って見ていたら、非常に集中した顔で三者凡退で切り抜けた。

ここまで来たら完投しちまえ!と思った矢先、7回にガッツにヒットを打たれてから、2アウトまでこぎつけたもののエルナンデスに四球を出して、藤井に打たれて結局1点を献上してしまう(涙)

ゲーム中に解説の堀内氏が言ったように、何度見返しても「さぁカーブを投げますよ」というフォームで打たれてて、6回までの集中力がなぜあと1イニングもたないか!?と歯がゆい思いで見ることになってしまったが、まぁ相性が良いとはいえ、対中日5連勝ということで、8勝目を手に入れたし、1つめの鬼門はクリアしたので、ここはヨシとしてあげることにしよう

理想は7回まで先発が投げて、8、9回をスコ鉄でしのぐことなんで、ワンクッション久保が入ったとはいえ、1点を守り切って勝ったという意味では、不満はあるが、久保ががんばった分、まぁ巨人らしい試合だった(谷繁が自らに代打を出したならぶっちゃけヤバかったが)。

チャンスらしいチャンスが2回と3回にしか無かったので、まだまだ打線に不満はタラタラだが、最低でも1つをモノに出来たのは良かったし、前日にチャンスで凡退した坂本、阿部の二人にタイムリーが出たのは喜ばしいことだった

ただ、きっかけとなった小林の2ベースもルナの微妙な守備(ファールだと思って見切ったんだろうね)がなければ生まれなかったチャンスなわけで、そもそも小林の出塁がなければ、ヘタしたら0-1で負けていた可能性もあるわけで、後半戦最初の勝ち越しと言いながら、内容的には素直に喜べない勝利だったと思う

喜べない原因はやはり村田…8日の中日3連戦の初戦の第1打席、301号のホームランを打ってから10打席(うち1つは四球)ノーヒット。狙い球が何なのかも見えないし、引っ張るのか流すのかもあやふや、ボール3からのカウントでもストライクを取りに来た球をことごとくファールにするという低迷ぶり

3試合で11打席のうち、せめて3本出ていれば、ゲームはもっと違った形になっていただろう。身体に異常が無いのであれば、完全にメンタルの問題。上半身と下半身がバラバラで自分が思ったスイングが全く出来ていない。メンタルの問題だから、ほんのささいなことで上向く可能性も無いわけではないが、300号ホームランも、301号もきっかけとしては申し分なかったわけで、それ以降が続かないということは、問題の根は深く、たった1つのきっかけで浮上することは無いと証明されたも同然なので、やはり何度も言うようにお願いだから抹消して、リセットさせて上げて欲しい

(かえすがえすも、入団時の予定通り、大田がサードである程度モノになっていれば、それこそ村田の代わりに起用することになんの躊躇も無かったろうに・・・とゲーム中に思ってしまった(涙))

その大田も長野のアクシデントもあって、センターでのチャンスが巡ってきた。3打数1安打だったものの、上がってきて2試合の出場で連続安打が出ているだけに、チャンスをフイにしないだけのものは少しずつ身につけてきたか?と期待したくなる

もう一人の期待の中井は残念ながらレフトでの出場で3打数ノーヒットだったが、中井に関しては恐らく次のチャンスがラストになるかもしれない。出来れば何とか結果を残して、1軍にしがみついて欲しいが外野の守備力という意味では大田に一歩譲るので、攻撃面で大田以上の結果を出さない限り、いつづけるのは難しかもしれない

試合後に阿部が引きつけて打つことに意識を置いた・・・とタイムリーの場面を振り返っていたが、本当に求められているのは、引き付けながらも持ち前のスイングスピードでライトスタンドに運ぶ打球。個人的にはタイムリーを打ったとはいえ、あんなの四番のバッティング(本来の阿部の)じゃない!と思っているので、きっかけにはしてほしいけれど、これで満足して同じようなスイングを続けるとかは無しにして欲しい

いずれにしても、今日阪神が負けたことで、とりあえず1.5差に戻った。

次の阪神との3連戦を1つでも取れれば、ギリギリ首位はキープ出来る状態を作りだしたわけだが、当然むこうは3タテを狙ってくるし、次の広島だって3タテするために目の色を変えてくるだろう。

その強い気持ちに打ち勝つだけの状態に戻せているとは言いがたいわけで、始まる前から心配しか口に出来ない状況だけれど、原監督がよく口にする「徳俵に押し込まれてからの・・・」という中で、いかに勝ちを拾ってゆくか、そこに注目したい

あっさりと負けるようなら、それをきっかけに浮上する事ができるかもしれないし、勝ち越して差を広げることが出来れば、それはそれでその後のプレーに余裕が生まれることに繋がるかもしれない。

今はどんなことでもポジティブに捉える事が大事だと今日感じたので、勝敗がどちらに転ぼうが、前向きに考えて次の試合につなげるような、そんなゲームを期待したいと思う

管理人:みんぐ

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