ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/4 巨人 1-0 広島 → マジック点灯よりも3タテしたって事が嬉しい!

巨人 1-0 広島 → 対 広島:10勝9敗1分 宇都宮清原球場

勝利投手:澤 村 7試合 3勝 3敗 0S

セーブ :マシソン 54試合 6勝 5敗 23S

敗戦投手:福 井 8試合 3勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:澤村→西村→山口→マシソン 捕手:小林

広島:福井→中田→永川勝 捕手:石原→倉

本塁打

巨人:

広島:

日テレG+ にて観戦

解説:水野雄仁 実況:平川健太郎佐藤義朗

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宇都宮で行われた広島東洋カープとの20回戦。巨人が地元・栃木県出身の澤村ら投手陣の活躍で広島に1対0で勝利し、このカード3連勝を飾った。先発の澤村は再三、走者を背負いながらも決定打を許さず、7回を無失点。打線は広島先発・福井に苦戦したが、5回、内野ゴロの間に1点を先制し、これを投手陣が守り抜いた。試合後、DeNAが阪神に敗れ、巨人に優勝マジック「22」が点灯した

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9月に入ったら絶対にやってはいけないことが「同一カード3連敗」

1勝2敗、2勝1敗ならプラスにしてもマイナスにしても1ゲームしか変わらないわけで、相手が上位チームであれ、下位チームであれ3連敗さえしなければ状況が大きく変わることはない

逆に言えば3連勝することの意味も大きいわけで、それがカード前2位だった広島が相手となればなおのこと。

それだけに、この3連勝は勝負の9月のスタートとしては最高の幕開けとなったし、個人的には予想外だった

リザルトを振り返ってみても、巨人の安打わずか4本に対して、広島は9安打。初戦、2戦目とも安打数は広島のほうが圧倒しているだけに、「いや、これでよく勝てたな」というのが正直な感想

それだけ守り勝ったという見方の出来る数字なんだが、見ている分には、あと1本というところで広島側にミスが出ているという感じ。守り切ったというよりは相手に救われたという印象が拭えないのだが、2ケタ打たれようが、どれだけ出塁させようが0点は0点。

昨日も言ったけど、ギリギリのところで経験の差が出たということなんだろうし、先週は僅差のゲームを落としたけれど、9月に入って(心の)ギアがひとつあがったように、劣勢の流れの中で勝ち切る野球が出来ているのは、巨人側の首脳陣、選手の経験がものを言ったのかもしれない。

(勝負どころを見極めたり、勝負をかけたりするタイミングにおいて、野村監督よりも原監督のほうがホンの少しだけ上をいっていたように思う)

先発の澤村は前回の阪神戦の完封劇をうけて今日どういったピッチングをするか、今後の澤村の信頼度を上げる意味ではむしろ前回以上に大事なマウンドであるが、それを故郷のグラウンドという特別な環境の中で表現できるかどうかに注意していた

小林とのコンビもすっかり板についた感じだし、阿部とのコンビではなかなか見れないフォークを連投するなど、前回に続いてのピッチングスタイルがすっかりハマってきた

7イニング投げて四死球が2個というのが投球の安定を示しているし、ピンチでも動揺しないメンタルが身につきつつあるように見える。

ブルペンに不安のある巨人なので、降板後はいてもたってもいられない気持ちで見ていただろうけど、無事に3勝目を手に入れることができた。ま、負け数も同じだけあるので、このままではまた「貯金の作れない男」って言われちゃうんだろうけど、先週の阪神戦、今日の広島戦は1勝が3勝に近いくらい価値のある勝利だったので、それを加味すれば7勝3敗くらいの気持ちで見てあげたいくらい(笑)

残りあと4試合(間隔詰めれば5試合)くらいは登板機会があるだろうか?

再昇格してからは抜群の安定感を見せてくれているので、このまま、なぜ、今自分が結果を残せているのか、その根拠をしっかりと身体に染み込ませて投げ続けてくれれば、残り試合全勝だって夢では無いと思う

(打線もそれなりに復調して・・・ってのが前提条件になるけど(汗))

杉内、小山、澤村は安定しているし、内海がまだ心配だが、菅野が戻り、大竹も含めればローテ6人は埋まる。中継ぎが怖いので、澤村か大竹のどちらかをロングリリーフ要因として待機させたいってのが私の本音なのだが、まずは6人を固定させることのほうが先決か?

打線に関しては、どちらかというと苦手としている福井相手ではこんなもんか?というところなのだが、それにしても打てなさすぎ。特に村田の2度の得点圏での内野ゴロは、ある意味、神がかっていると言ってもいいくらい(涙)

まぁ今日は澤村を除くと、野手は3本しかヒットが出ていないので、誰もが責を負うべきなのだが、それにしても酷すぎ。私の希望通り亀井を5番にして、村田を6番に落としたところまではいいんだけど、村田に余りにも打てそうなオーラがなさすぎて、ただのいぢめじゃないかと思えてくる。やはり7月の悪かった時に苦戦覚悟でファームで再調整を命じるべきだった・・・2週間位、ミニキャンプはらせて、その間、チームが苦戦しようとも今の時期に爆発させることを考えたら、やはりソッチの方が良かったと悔いが残る。

(8月は村田がいなかったとしても、全体の勝率に大きな変化はなかったと思うし(笑))

今となっては抹消するわけにはゆかなくなってしまったので、出場しながら復活を待つしかないのだが、さすがに待ちくたびれすぎて、いないものとして扱いたくなってしまった

このままでは、打順もまたひとつずつ下がってゆきそうな予感をひしひしと感じてる

スコット鉄太郎は相変わらず今日も劇場だったけど(グッさんはまぁノーヒットだったからまだいいか)、なんだかんだと0点で切り抜けられたのは良かった。ただ、上がってきてから別人のように良くなったと安心していた西村が、またまた弱気の虫が見え隠れしているのが怖い。特に今日は澤村の後だっただけに、相手からすると打ちやすく感じてしまったかもしれない。

ヘタしたら首位陥落を覚悟(先月から何回目だろう、覚悟したのは)していただけに、2位(今日で阪神に変わったけど)との差が 3.5ゲームに広がったのは良い意味で予想外。マジック22の点灯はぶっちゃけ実感ないし、今後のゲーム次第ですぐに消えてしまうので、まぁ忘れていいだろう。それよりも明日の内海が苦手のヤクルト相手に、阪神戦で見せたようなピッチングが出来るかどうかの方が心配

逆に神宮でヤクルト打線を押さえ込めるようなら、今後にも期待できるし、炎上するようならローテ投手に心配の種がまたひとつ増えることになる

今のDeNAなら広島相手でも良い戦いをしてくれそうな気がするが、(中日ファンには申し訳ないが)中日が阪神からどの程度勝利をもぎ取れるかは、正直なところ大きな期待は出来ないかもしれない・・・

9日からの阪神との甲子園でのカード前に、出来れば3連敗しても首位キープって状態を維持したいが、また週の初めのカードで3連敗したら首位陥落ってギリギリの状態での首位攻防戦みたいなことになると、面白い反面、応援しててもメッチャ疲れるんで、明日からのヤクルト3連戦でもったいない取りこぼしだけはしないように、集中して頑張ってもらいたい

(出来ればヤクルト打線に刺激されて、こっちの打線も目覚めてくれると最高なんだが・・・)

管理人:みんぐ

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