ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/12 巨人 4-0 DeNA → さすが本格派(笑)カトケンとのコンビもナイス!

巨人 4-0 DeNA → 対 DeNA:8勝9敗0分 東京ドーム

勝利投手:内 海 19試合 5勝 8敗 0S

セーブ :

敗戦投手:三 浦 13試合 5勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:内海 捕手:加藤

DeNA:三浦→田中→萬谷→国吉→加賀 捕手:黒羽根

本塁打

巨人:片岡6号2ラン

DeNA

日テレG+ にて観戦

解説:立浪和義 実況:河村亮

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本拠地・東京ドームに戻って迎えた、横浜DeNAベイスターズとの17回戦。巨人は初回に阿部のタイムリーで1点を先制すると、四回にも片岡の2ランなどで3点を追加し、試合を優位に進める。投げては先発の内海が相手打線に付け入る隙を与えず、9回4安打で完封。巨人は4対0でDeNAを下し、4連勝。内海は今季5勝目を挙げた。試合後、広島が敗れたため、巨人の優勝マジックは14となった

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行き詰まる甲子園での3連戦が終了し、本拠地に帰ってきてのDeNA

昨日マジックが再点灯したものの、シーズン後半のDeNAとの戦いはトラウマになりそうなくらい相性が悪く、残り試合も数多く残しているため、今後の戦い方次第では優勝するための最も大きな壁になる

リーグ完全優勝を狙うためには簡単に負けてはいけない相手でもあり、15日からの広島との決戦を良い形で迎える意味でも出来れば勝ち越して終わりたいし、そのためには大事な初戦

前回の神宮では苦い思いをした内海だったけど、今日の相手は8月29日に完封した相手。場所は東京ドームとなるし、ナインは甲子園から東京へ戻ってきての戦いと疲れがたまっているところで、援護は期待できないかもしれない。完封の良いイメージを持ったまま、今日も何とか最小失点で乗り切ってくれればいいが・・・と半ば心配しながら見ていたのだが

完璧なゲーム運びだった

元気すぎたDeNA打線が少し落ち着いていることもあるだろうけど、とにかく今のDeNAの躍進の原因となっているグリエルを、いかにしてランナー無しで迎えることが出来るかというところと、その後のブランコの一発をどう回避するかというのがキーになると思っていた。結果的に二人に許した安打は初回のグリエルの1本だけと、理想的な形で抑えることが出来た。

神宮で負けた時、内海というピッチャーは、ギリギリのバランスの上で成り立っているピッチャーで、ピッチングに必要な要素のうち、1つでも足りないものがあると、簡単に被弾すると書いたが、今日に関しては文句のつけようがない。唯一、ストレートのスピードが遅いかな?と思うところはあったけど、それはあくまでもスピードガン上の話で、打者から見た時の印象は違ったのだろう。制球も良かったし、しっかりと緩急も使えていた

スタミナにはもともと問題は無いので、打者の目が慣れないようにバリエーションをもって攻めることが出来れば、最後まで投げきれる

カトケンとのコンビも秀逸で、阿部とは違うコンビネーションということもあって、内海対策をバッチリしてきたであろうDeNA打線の作戦もかわすことが出来た

そしてなんといっても、開幕から良いピッチングをしていながら勝ちに恵まれなかった最も大きな原因の「援護の少なさ」に関しては、初回に阿部のタイムリーで先制したことが大きかったし、4回の片岡の2ラン、長野のタイムリーで、突き放したことでDeNA打線の攻撃を淡白にさせたことも効果的だった

東京ドームだし、相手クリーンアップのホームランによる2~3点の失点は覚悟していたので、2試合連続での対DeNAの完封は、これから先、DeNA戦を数多く残す巨人にとって非常に大きな武器が出来たと言える

(相手も苦手意識を持ってくれたと思うし)

ヒーローインタビューでのガス仲間(笑)片岡とのやりとりも笑わせてもらったし、何よりもリーダーの内海に勝ちがつけば、他の投手への何よりの激になるので、この流れを明日の小山にうまく繋げられたらイイ

打線に関しては、阪神との3連戦と同じで、少ないチャンスを確実にモノにする巨人らしい攻撃が出来ていた。井端の故障が気になりつつ、元気のなかった片岡にホームランを含む2安打が出たことはチームにとって何よりで、誰かが悪ければ、誰かがカバーするという野球ができているし、何より日替わりでヒーローが出てくるのは理想的

反省点は田中以降の投手、特に萬谷以降の3投手から1安打も打てなかったことか・・・投手陣の整備さえ出来ればAクラス常連になれると言われていたDeNAが5月以降、しっかりと結果が伴う活躍を見せており、だからこそ後半戦から、ここまで苦戦させられているのだが、ゲーム終盤でダメ押しを取るくらいの攻撃力は見せないことには、今後に不安が残る。今日に関しては移動の疲れが・・・なんてことを言い訳にできるかもしれないが、明日、明後日もこの調子では、その先に待っている広島との表ローテ対決で苦労するのが見えているので、明日は何とかゲーム終盤のブルペン対決で相手投手を打ち崩す姿を見せて欲しい

コーチ陣の推薦があって・・・と起用されたカトケンも、實松、小林がいる関係でなかなかチャンスがなかったが、バッティングに関しては阿部を除けば今シーズンの控えキャッチャーの中では最も結果が出ていた状態だったので、その期待にそぐわぬバッティングが見れて良かった。今日の内海とのコンビによって、次回以降も内海登板の時には使ってもらえる可能性が大きくなったし、何よりももらったチャンスで即結果をだせるあたりはさすが。

本当は河野あたりが實松、カトケンを押しのけて上がってきて、持ち前の長打力を見せてくれなければいけないのだが、若手には負けん!というカトケンを含めた第2捕手、第3捕手をめぐる争いがチーム内でより激化してくれると、阿部の後継者問題を抱えている巨人にとって、これから先に期待が持てる

多少の苦言は呈したものの、投手陣のリーダーが完封したゲームなので、基本的に気持ち良い勝利だった。9連戦は5勝4敗を目標に出来ればいいかな?と思っていたところでの4連勝と想像以上の結果を残せているので、残り5試合で1勝出来れば何てことじゃなくて、ここまで来たら9連戦の3カードをすべて勝ち越しで終わらせられるよう、欲を出して戦って欲しい

管理人:みんぐ

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