ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/20 巨人 4-2 ヤクルト → こういう時が一番怖い、何も無いことを願う!

巨人 4-2 ヤクルト → 対 ヤクルト:12勝9敗0分 東京ドーム

勝利投手:小 山 14試合 6勝 1敗 0S

セーブ :マシソン 61試合 6勝 6敗 29S

敗戦投手:石 山 33試合 3勝 7敗 0S

投手リレー

巨人:小山→山口→マシソン 捕手:阿部

ヤクルト:石山→久古→松岡→中澤 捕手:中村

本塁打

巨人:アンダーソン11号3ラン、阿部19号ソロ

ヤクルト:

日テレG+ にて観戦

解説:赤星憲広 実況:田辺研一郎

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの21回戦。巨人は初回、アンダーソンの3ランで先制し、早々と試合の主導権を握った。先発の小山はストレートで押す投球でヤクルト打線を圧倒し、中盤まで得点を許さない。六回、二死から連打を浴びて1点を失ったものの、小山は8回を投げ切り、最少失点に抑えた。打線は八回、阿部がソロホームランを放って待望の追加点を挙げる。九回、リリーフ陣がヤクルト打線の反撃を受けながらもリードを守り抜き、巨人が4対2で勝利。連勝を「4」に伸ばした。優勝マジックは「5」となった。試合後、DeNAが敗れ、巨人のクライマックスシリーズ出場が確定した

Yomiuri Giants Official Web Site

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ひょっとしたら、今シーズン一番安定しているピッチャーは小山(と菅野)なんじゃないだろうか?と思うくらい、規定回数までは常に結果をだしている。

代名詞となるフォークという武器を持っており、しかもそれを2種類使い分けて、その上で制球も出来ているというのは、首脳陣にとってわかりやすいアピールであり、我々ファンにも受け入れられやすい。

そのフォークという武器を持っていることで、当然相手も研究し、警戒してくるのだが今日はそれを逆手に取るようなストレートの連発。相手の裏をかく配球で序盤は本当に完璧なピッチングだった。相変わらず課題は6回を過ぎたところでのスタミナ不足だが、これはもう登板するたびに言っている通り、ある日突然向上することはない。日々の地道な訓練とオフ、自主トレでどれだけ身体をいじめられるかどうかにかかっているので、来シーズンの課題にしてくれればイイ。

菅野のようにあれがダメならコレ、コレがダメならアレというような幅はないけれど、フォークが落ち着かない(もしくは抜ける)時はダメという単純なピッチャーなのである意味、わかりやすい。

フォークの秘打率が低いということは、相手にとってわかっていても打ちづらい球だという証明だし、しっかりとコントロールが出来ているという証。ゲーム中盤はともかく、序盤においては抜けることもなく、しっかりとストライクからボールになるように投げ切れているということ。

シーズン途中からのローテ入で、日程の関係で間が空くような使われ方もしているが、結果としての数字だけ見れば、むしろキチンとした間隔で表ローテに入れてしかるべき投手となった。6勝という数字だけれど、それで貯金を5つ作っているのだから、内海、澤村は毎日焼き肉を奢ってもバチは当たらない(笑)

立ち上がりからバタつかない、四死球が少なく三振を取れる武器を持っている・・・・コレはもう完全にストッパーに必要な条件を満たしている。年齢も若いし、個人的には来シーズンは出来れば不動のストッパーとして育ててもらいたいと思っているのだが、原監督はどう考えているかなぁ

メンタルにおいても、澤村のように熱くならないし、西村のように逃げ腰にはならないし・・・・ってか、西村もマシソン相手だとなんとなく諦めちゃってるフシがありそうだが、競う相手が小山となれば燃えそうなので、出来れば二人で競わせたい。

(マシソンはいい人だから、中継ぎであろうと自分の役割に納得して、しっかり仕事してくれそうな気がするし)

攻撃に関しては昨日ちょっと心配だと言っていた橋本が久々(12試合ぶり?)のマルチヒットで心配を一掃してくれた。

特に初回の攻撃はその長野、橋本が出塁し、坂本が自分も生きようかという見事なセーフティバントを決めたのが印象的。

坂本なら普通に打たせても進塁打は打ってくれそうな気がするが、初回からの犠打は1アウト2、3塁という最も点が入りやすい状況を作ろうということで、ある意味、短期決戦の練習をしているのでは?と思わせられた(考えすぎ?)。その上で4番以降に託すという展開なのだが、阿部が倒れても次のアンダーソンが決めるという理想的な展開で、ゲームの入り方としては最高だった

そのアンダーソンは復帰後、代打でしっかりと結果を出しての3ランホームランということで、まぁよくもこの時期に良い状態で戻ってきてくれたなと・・・(原監督も9月に戻ってきてくれればイイと以前に言っていたが、本当にそうなるとは)。代打で結果を出せば先発で使ってもらえるという、これまたわかりやすい起用法で他の選手にとっても原監督の起用に納得せざるを得ない状況を作っているのはチームに良い風を吹かせるし、先発起用でいきなり結果をだしたアンダーソンも良かった。

その後にチャンスらしいチャンスを作れなかったのは全体として課題となるが、それはもう今シーズン見慣れた光景なので、今日に関しては作ったチャンスをモノにしたことと、最後にキャプテンが一発を打ったことでチャラにしたい(笑)

マジックもとうとう5となり、そろそろ球団関係者もビールかけの用意を手配して、まずはナゴヤにセッティングしなきゃ・・・なんてのを考える時期に入ってきた。今日でCS突破が確実になったと言われてもいまひとつピンと来ないが、最短であと3試合で優勝が決まると思うと、ちょっと身が引き締まる(汗)

ただ、日程的に楽だったはずの8月にあれだけ苦しみ、9月に入ってからのこの快進撃・・・原監督の目論見通りだったとはいえ、ここまで順調すぎると逆に怖くなる

優勝が決まるまでは選手も気が張っているだろうし、チームとしても浮ついた状態にはならないと思う。昨日も書いたが、それだけに、ハッスルしすぎてのケガやアドレナリンが出すぎて、身体の不調に気がつかないなんてことが起きるのが一番怖い。

ケガを恐れて消極的なプレーになるのはご法度だが、肝心のポストシーズンにグラウンドにいないということにだけはならないよう、選手たちには気をつけて欲しいし、私もお参りして祈りたい(笑)

明日の澤村は前回の初回降板の時に中3日でゆくと言われたようだが、あの炎上を受けてどういったピッチングで応えてくれるのか、その1点に期待したい(むしろ勝敗より)。気負いすぎて空回りするのか、逆に冷静なピッチングをしてくれるのか、この先の澤村の起用法に大きく影響する試合になりそうだ

(短期決戦で先発を4人で回すとするなら、菅野、杉内、内海、小山までは当確だと思う。そこに間に合えば大竹、そして澤村が候補としていることになるが、先発候補としてCS、日シリに向かうのか、ロングリリーフとして考えるのか、そもそも候補として上がるのか、それが問われるゲームになると思う)

さて、コレを書いているのが土曜の23:45。あと5時間後には東京から岡山に向けて帰省のためにハンドルを握ることになります・・・・明日のゲームは車中でストリーミングでチラチラ見ながら(というか聞きながら)になると思いますが、明日のレポートが微妙なのはもちろんのこと、今日のレポートにコメントをいただいても、お返事が出来ない可能性がございます、申し訳ございませんが(というか、どの程度の人が見て頂いているのか微妙ですけど)、ご了承くださいませ

管理人:みんぐ

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