ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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9/26 巨人 6-3 DeNA → リーグ3連覇!さぁ忘れ物を取りに行こう!

巨人 6-3 DeNA → 対 DeNA:10勝10敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:内 海 21試合 7勝 8敗 0S

セーブ :

敗戦投手:井 納 25試合 11勝 9敗 0S

投手リレー

巨人:内海→西村→山口→マシソン 捕手:阿部

DeNA:井納→ソト→加賀→田中→林 捕手:黒羽根

本塁打

巨人:アンダーソン13号2ラン、村田20号ソロ

DeNA:平田10号3ラン

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解説:槙原寛己 実況:林正浩

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マジック2で迎えた横浜DeNAベイスターズとの20回戦。巨人は四回、亀井のタイムリーヒットなどで3点を先制することに成功する。直後に1点を返されるも、六回にアンダーソンの2ラン、村田のソロでDeNAを突き放した。巨人先発・内海はピンチを背負いながらも、大量点は許さない粘りの投球。八回途中3失点でリリーフにバトンを渡す。巨人は西村、山口、最後はマシソンと繋ぎ、6対3で試合終了。2位広島が敗れたため、巨人が3年連続36度目のリーグ優勝を決めた

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4回、橋本が四球で出塁、ワイルドピッチがあってからの坂本の送りバントで1アウト3塁のチャンスを作り、満を持しての4番だったけれど、犠牲フライさえ打てずのショートフライ・・・この時点で、

なんだよぉ~こういうところで仕事をするのが4番だろぉ~

とガッカリ来たのだが、得点圏打率4割の亀井が仕事をしてくれた!

ま、阿部も次の打席ではアンダーソンとセットで得点に絡んでくれたのでヨシとするけれど、恐らく4回あたりから肘がおかしくなったであろう井納のピッチングにも救われて、6回でゲームの流れを決定づけることが出来た

そこから先(7回以降)がノーヒットだったのは気になる(特に1~3番)が、6点とったことで選手の中にも攻撃力も守備の方に気持ちがシフトしたんだろうと勝手に思っているし、少ないチャンスの中でしっかりと点に結びつけるという今シーズンの巨人らしい攻撃は見せてくれたと思う

先発の内海は今日はいつも以上に気合の入った目をしていた

初回は坂本がエラーをして、自らがファインプレーで尻拭いをし、さらに内海がカバーするという集中力を見せたし、2回、3回は完璧だった。いつもなら、ランナーを出してもホームに帰さないという粘りを見せるところなのだが、今日に関してはグリエルと筒香にやられてしまい、3失点を喫してしまったが、味方の援護もあって何とか7勝目と優勝投手を手にすることが出来た

正直なところ後藤の調子が悪かったので、4番に筒香、5番にグリエルという打順で来られたらヤバかったとは思うけれど、バルディリスと合わせて、打たれたのはその3人だけだったので、ブランコ離脱というのにも助けられ、投手陣のキャプテンとしてしっかり仕事をしたんじゃないかと思う

本人としては最後まで投げきりたかったとは思うだろうが、球数的に厳しかったので、納得してるだろうし、昨年を思わせるスコット鉄太郎でゲームを締める形を作れたのは今後に繋がる勝ち方だったと思う

なんて、ゲームを振り返ってみたけれど、とにかく良かったなと思うのは、先に広島が敗戦したということで、勝って優勝の瞬間を手に入れるという事が出来たということ

こっちが先に勝利して、ベンチで広島の勝敗を気にするという待ち時間があるような展開だと、勝利の瞬間の感激が薄れてしまうところだっただけに、ゲームが終わろうかという直前に勝てば優勝だというニュースが流れてきたことは最高だった

残念ながら巨人主催試合では無かったので、優勝してからビールかけ、さらには優勝会見という流れで放送出来なかったし、土日では無かったので、各局のスポーツニュースをハシゴして、こっちも全局のスポーツニュースを録画して・・・という恒例行事が出来なかったのは残念だけど、明日の深夜(1:45~2:45)に日テレG+で優勝祝勝会の特別番組があるようだし、そこで改めて楽しませてもらうとするか

それにしても、優勝会見はてっきり阿部と菅野が同席するかと思っていたら、鈴木と菅野だったのは驚きと共に嬉しい興奮でいっぱいだった

今シーズンは鈴木の神の手に象徴されるように、彼が代走で出れば高い確率でホームに帰ってくるという神がかり的な得点をしていたことが記憶に鮮明に焼き付いている人も多いだろう。彼をMVPに推す人も多いくらい、優勝に貢献した選手なので、原監督の横に座る鈴木の姿に感激したのは私だけではないと思う

優勝監督インタビューで涙ぐむ原監督にもらい泣きした人も(私を含めて)多かっただろうし、村田と抱き合う原監督を見て、不甲斐ない成績だったとむくれてるんじゃないだろうか?と村田を心配していた私もホッと胸をなでおろした。

井端や片岡など今シーズン加入した選手の喜んだ顔も感慨はひとしおだったし、ビールかけで喜ぶ大竹の笑顔も印象的(あの格好は・・・だけど)

前半戦では広島に首位を奪われ、後半戦では幾度も阪神に0.5差まで詰め寄られるという苦しいペナントだったけれど、終わってみれば現時点で2位に7ゲーム差つけての優勝ということで、8月までの苦しみを9月に一気に返したという形になり、終わり良ければ全て良しというのを体現したシーズンだった

まぁまだ終わっていないので、シーズンを振り返るのは後の楽しみに取っておきたいが、9月だけを見れば(勝利の内容はともかく)、戦力通りの圧倒的な勝利を積み重ねたということで、記憶に強く残る優勝になった

明日がデーゲームなので、優勝したとはいえ、夜更かしする選手もあまりいないであろうが、ここからは疲労や身体に不調のある選手の回復をしながら、来るべき短期決戦に向けてのチーム力の底上げと調整になってくる

菅野の最多勝最優秀防御率、グッさんの最多ホールドなどタイトル争いしている選手もいるし、阿部にはあと1本ホームランを打ってもらって20本はクリアしてもらいたいし、長野にも何とか3割でシーズンを終わってもらいたい

2軍から若手を上げて、今後の見極めをすることもあるかもしれないし、CSに間に合うかどうかという由伸、大竹といった選手たちの調整起用もひょっとしたらあるかもしれない。優勝したからといって見どころがなくなるわけではないし、まだまだ乗り越えなければならない壁は多いので、ここからのゲームに関してもまだまだ注目してゆきたい

とはいえ、ここを見て頂いている皆さん、優勝おめでとうございます、そして残りも少なくなってきましたが、ぜひともまだしばらくお付き合いくださいますよう、よろしくお願い致します

(今シーズンも優勝が決まった後、風呂場でひとりビールかけをやっちまったのは内緒の方向で・・・・(笑))

管理人:みんぐ

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