ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/1 巨人 0-9 中日 → ポジティブに行きたいが、持ち上げるところが・・・(涙)

巨人 0-9 中日 → 対 中日:0勝2敗0分 ナゴヤドーム

勝利投手:吉 見 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :

敗戦投手:大 竹 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:大竹→戸根→土田→笠原 捕手:小林

中日:吉見→浅尾→岡田→田島→又吉 捕手:松井雅

本塁打

巨人:

中日:

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解説:彦野利勝 実況:水分貴雅(CBC

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの2回戦。今季初先発の大竹は立ち上がりに苦しみ、3回途中で4点を失い降板。2番手・戸根は4回に1点を奪われたものの、その後は踏みとどまり、味方の反撃を待った。しかし、打線は中日投手陣の前に沈黙。投手陣は7回に大量点を奪われ、0対9で完封負け。巨人は今季初の連敗を喫した

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攻撃は2安打、守りは9失点。これでは、ポジティブになれというのが無理というもの。いつもなら、負け試合でもどっかを持ち上げたい点がいくつかあるもんなのだが、今日に関しては・・・・

フォローの言葉が見当たらない(笑)

オープン戦の調子をそのまま引きずっているので、負けることはまぁ別にイイ。もともと交流戦までは何とか5割をキープ、そこで勢いをつけて夏に本調子!くらいに思っていたし。

ただ、開幕をスタートしてこれから戦いをしてゆく相手に、勢いをつけたり、得意意識を植え付けたり、こっちが苦手意識をもったりするような戦いはいただけない。

今日に関して言えば、中日戦には分の良いはずの大竹が3イニングで降板し、久々の対戦で(私の見るところ)本調子では無い吉見に対して6イニングで僅か2安打とあっては、吉見は「ひょっとしたら、今シーズンはいけるんじゃないか?」という思いをしたかもしれない。

これから先、何度か対戦することになるであろう投手、しかも復調すれば間違いなくエース復活となる相手だっただけに、勝利出来ないまでもクリーンアップは結果を出して、「あれ?やっぱりまだ本調子には遠いな」くらいの事は思わせないといけなかった

攻撃陣もたった2安打という数字もそうだが、いかんせん内容が悪すぎる。特に坂本と村田は酷すぎる

これまで吉見に抱いていたイメージと若干ギャップがあったのかもしれないが、初めて対戦するわけでもなし、同じ三振でも、もっと上から見下ろして「やっぱり甘いとこに行ったらヤバイ」くらいのプレッシャーを与えるスイングをして欲しかった。完全にタイミングがあっておらず、三振した後に首を振ったりする仕草は相手に自信を与えるだけ。

昨日2安打で肩の力が抜けたはずの村田に関しては

2回に先頭の阿部が綺麗なセンター前ヒットで出塁した直後だったので、ここでせめて進塁打でも打てていれば、亀井が好調で3回にも先頭でヒットを打っていたので1点でも返せていた可能性はあった。それがピーゴロのゲッツーでは吉見の立ち上がりを助けただけになってしまい、巨人打線としては「今日はヤバイかも」と緊張感を煽るだけの結果に繋がってしまった

そこそこ甘い球もあったのに、仕留め切れずに凡打を繰り返すという去年と何も代わらない姿にがっかりしたし、立浪氏の言うとおりバットが一拍遅れて出ている感じなので、あれではバッティングピッチャーの投げるような素直な球しか打てそうにない

巨人のバッター全員に言えることだけれど、キャンプで使用した160km/hのバッティングマシーンで練習して、もう一度、最短距離でのバットの出し方と、球威に押し負けない力強いスイングを思い出してもらいたいと思って仕方ない

先発の大竹も、せっかく身体を絞ったのに、オープン戦で結果が出ていなかったにも関わらずローテに組み込んでもらったわけで、初登板くらいは後先考えずにガムシャラに投げる姿を見せて欲しかったが、結果が出ていない自信の無さから来るのか、終始、弱気に見える表情でコントロールも安定していなかった。自分に?がついている投手に対して、自信を取り戻すような配球だったり、声掛けが出来ない経験値の少ない小林の課題でもあるのだが、監督の仕事が選手に気持よくプレーさせることであるのと同じように、キャッチャーの仕事はピッチャーにいかに気持ちよく投げさせることだと考えれば、今日の小林にも責任の一端はあるかもしれない

そんな若いキャッチャーをフォローしなければいけないのがキャプテンの坂本なのだが、自身は吉見の攻略に四苦八苦だし、去年までの正捕手阿部は大竹を元気づけるところか、守備のミスで足を引っ張ってしまうという体たらく

その阿部はファーストコンバートした今シーズンに関しては、1塁手というポジションがら、使える助っ人外国人くらいの働きが最低限要求されているわけで、今の成績では全く持って見合っていない。もともと夏場になってから調子があがる選手なので、今の時期に打てなくても大きく責めるつもりはないのだが、開幕してから守備で足を引っ張りまくっている姿を見ると、その分、せめて打つ方で倍返しくらいはしないとチーム内での信頼が無くなってくるのではないかと心配になってしまう

前回、マシソンの投入に?をつけたが、あそこでマシソンを出すなら、前回は同点の場面で戸根を投入し、今日の負けムードの中でマシソンを出すという選択肢もあったのではないかと思う。まぁビハインドゲームでマシソンを投入なんてすれば、これまでの貢献度から拗ねてしまう心配も無くはないが、勝負事の中で、結果が出ていない投手に対して気を使う必要は全くない。笠原を使っちゃってるんで、消去法での戸根の起用だと思うし、戸根もピンチを迎えてちょっと自分を見失う場面を見せたが、新人投手にあぁいう経験はむしろ良いことだし、その後しっかりと修正した器用さも見せた

土田にしても反省点はあるだろうが、今日のような展開で投げれば、まぁああなるよなって同情できる部分はあるし、責めるのは可哀想な気がする

先日、DeNAに大敗した時に「1シーズンに数度あるかないかの敗戦」と書いたけれど、まさか開幕5試合目で大敗が2度あるとは思わんかった・・・・

観戦しながら、「内海と小山がいてくれたら・・・」と何度も思ったが、ないものねだりをしても仕方がない。明日は前回見事なピッチングをしたバルデスと不安しか無いマイコラス。最悪1勝2敗でDeNA戦と合わせて五分ならまだいいかなと思っていたけど、まさかの3連敗がありそうで、ちょっと心配

管理人:みんぐ

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