ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/5 巨人 3-0 阪神 → 正直勝てるとは思わんかった…ハヤトゥ格好良すぎ!

巨人 3-0 阪神 → 対 阪神:2勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:高木勇 2試合 2勝 0敗 0S

セーブ :

敗戦投手:藤 浪 2試合 1勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:高木勇 捕手:阿部

阪神:藤浪  捕手:梅野

本塁打

巨人:亀井3号ソロ

阪神

日テレG+ にて観戦

解説:水野雄仁 実況:辻岡義堂

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの3回戦。先発のルーキー・高木勇が被安打2とほぼ完璧な投球で、プロ2戦目で初完封勝利を挙げた。打線も二回に、阪神先発・藤浪の暴投と亀井の犠牲フライで2点を先制、七回には亀井のソロホームランで追加点を挙げ、高木勇を援護した。巨人の新人投手では、澤村以来となるルーキーイヤーの完封勝利で、伝統の一戦を2勝1敗で勝ち越した

Yomiuri Giants Official Web Site

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1日ちょい遅れての更新になってしまいました、すみません

でも、おかげで今日は昨日録画したプレゲーム、本戦、ポストゲームをじっくりと見て、さらに全チャンネルのスポーツニュースまでじっくりとチェックしました。

(で、これ書いてから録画した週刊ジャイアンツを見るという(笑))

さて、前回の初登板でプロ初登板初勝利を手にしたハヤトゥ(高木勇人)が、どんなピッチングをするのか、藤浪とどう投げ合うのかを楽しみにしてたファンは多いと思う。

かくいう私もその一人。

スター選手以外の名前はなかなか覚えられないカミさんも、「高木?あぁ、この間、お立ち台で泣いてた人ね」と1度で覚えてくれました(笑)

まぁ総じて言ってしまえば、オープン戦そして前回の登板から弾きだした阪神ベンチのデータを良い意味で裏切るような、カーブでの組み立てと阿部のリードがうまい具合にハマったことと、ミスでもらった点が1点ではなく、2点になり、欲しい場面で3点目が取れたことで、疲れが出てくるであろう後半に阪神バッターにも焦りが出てきて淡白になったという2つの要素が大きかったんじゃないかと思う

ゲームあとに自分の高木ボール(カットボール)を「安心感のあるボール」と表現していたハヤトゥだけれど、それだけ自信があるということなんだろう。困ったときに頼れるボールがあるのはピッチャーとして大事なことだけど、ハヤトゥの場合は、カーブ、シュートも及第点、特にシュート系のボールは黒田のフロントドアを彷彿させる曲がりで、左バッターに対して有効に決まっていたと思う。左右への曲がりと縦の変化を持っていて、それらも制球が大きく乱れることがなければ、キャッチャーもリードのしがいがあろうというもの。

菅野と同じく、投球間にロージンを手にして時間を取るようなピッチングスタイルではないので、非常にテンポも良く、かといって投げ急ぐわけでもなく、さすがに社会人を7年経験しているだけあって、マウンドでの落ち着きはとてもルーキーには見えなかった

今後の課題は東京ドーム以外のマウンドでどうなんだ?というところと、曲がりが遅くて効果的な高木ボールやシュートなどの横の変化球の曲がりのタイミングが早くなってしまった時、そもそもコントロールにバラつきが出てしまうような時に、ゲーム中にどれだけ修正できるかという点だと思う。フィールディングも悪くないし、最終回にもたついたものの、ストレートの球速もまずまずだったので、スタミナは余り心配はしていない

当然、緊張からくるゲームあとの身体の強張りや疲労は蓄積してくるだろうから、ゴールデンウィークの頃は相当にしんどいことになっていそうな気がするけど、今は自分の連勝の勢いを持って、後先考えずに若々しく投げてくれればイイ

好調なときほどケガや故障に合いやすいものだし、事実、ここ数年巨人は、それに悩まされているので、不調で離脱ならともかく、お願いだからケガで離脱という事だけは避けて、身体のケアはしっかりとやって欲しい

相手が藤浪なので、打線の方はそれほど期待はしていなかったのだが、ハヤトゥが投げる時の亀井はイイ。まだ2試合だけれど、次にハヤトゥが登板する時に亀井が打つようなことがあれば、「ハヤトゥの時は亀井が打つ」って嬉しいジンクスが生まれそうで、次の登板試合が楽しみだ

S1でノムさんが天才だと言ってた阿部も良くなってきた。あとは打球がスタンドまで届いてくれるのを待つのみという状態に近づきつつあると思うし、この試合に関しては村田も逆方向に当てにゆくような消極的な形ではなく、引っ張りを意識していたようなので、しばらくはコレを続けてくれれば良くなる兆しはあるかもしれない。ヘタに率を意識して中途半端におっつけるくらいなら(状態が良ければ、逆方向へ大きいのが打てるのが村田の良い所だけど)、今の引っ張りを意識しながら、追い込まれたらセンターを意識するぐらいで良いと思う。そうすることで、タイミングの取り方を身体が思い出してくれたら、それこそ逆方向への打球はもっと余裕を持って打てるようになる

去年までだったら、今シーズンの亀井の状態を見て、2番とか、3番とか、5番とかに入れ替えてもおかしく無いのだが、ここまでずっと7番で起用してくれているのは今までと違う。1番とクリーンアップは固定したいと言ってたし、緊急事態で考えも曲げて阿部をキャッチャー起用はしたけれど、7番亀井を動かさないあたり原監督の今シーズンのこだわりの一端が見えてきて、そこは個人的に評価したいと思ってる

(状態が良いから打順をあげたら打てなくなっちゃうなんて、亀井には過去にあったしね・・・それで言えば基本的に村田も同じ。8番で当たってきたからといってすぐに5番に戻すのはヤメテ。出来れば阿部が完全にモードに入った頃にして欲しい)

今日の話に戻ると、藤浪の四球とワイルドピッチが無ければ、次の亀井はもっと緊張感がましたはずで、外野フライも無かったかもしれないし、藤浪のバントミスが無ければ早い段階で追いつかれていた可能性もあるわけだし、どちらかと言うと藤浪を打ち崩したというより、ミスで貰った点をルーキーのハヤトゥと守備陣(初回の井端のプレーが無ければどうなっていたかわからないし、あれがファースト阿部だったら・・・と考えると、ゲームの結果は全く違うものになっていた可能性が・・・)が守ったというゲーム。完封は予想外だけど、少ないチャンスをモノにして、僅かな点を守り切る・・・去年のような戦いが今日に関しては出来ていた

勝ったとはいえ8回まで投げ切られて、5安打しか出来なかったわけで、決して安堵できる内容ではない

(ま、そんなの選手が一番わかってるだろうけど)

さて、いよいよ明日からはマツダスタジアムで現在不調の広島と3連戦

今のカープの状況は前評判からは考えられないが、この巨人との戦いで、何か目覚めちゃうかもしれないきっかけになる事も考えられるので、何はともあれ初戦を取って、4連敗の後の3連勝でまずは五分に戻したい

っていうか、菅野、高木という若手とポレダという助っ人が勝利して、本来頑張らなきゃいけない杉内が初戦に失敗してるんで、ベテランらしく2戦目はしっかりと修正して、さすが!っていうピッチングを見せてくれないと・・・

管理人:みんぐ

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