勝利投手：高 宮 14試合 ２勝 ０敗 ０S
セーブ ：呉昇桓 17試合 ０勝 ０敗 13S
敗戦投手：山 口 17試合 １勝 ３敗 １S
投手リレー
巨人：マイコラス→山口→マシソン 捕手：相川
阪神：横山→高宮→呉昇桓 捕手：鶴岡→梅野
巨人：
阪神：
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解説：工藤一彦 実況：中井雅之
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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの１１回戦。巨人・マイコラス、プロ初登板初先発となった阪神・横山の投げ合いで、前夜に続き五回まで０対０が続いた。六回、巨人がアンダーソンのタイムリー二塁打で先制する。しかし八回、３番手・マシソンが逆転を許してしまい、そのまま試合終了。マイコラスは来日５度目の先発で、八回途中まで２安打無四球の好投も初白星とはならなかった。阪神に今季初の連敗で、対戦成績は７勝４敗となった
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チームとしては好調ではないが、今日みたいなゲームを落とさずに来たから今の位置にいるのに、わざわざ点を献上するとか…今日は最もやってはいけないゲームをやってしまっただけに、ちょっと悔しい敗戦になってしまった（涙）
お互い貧打に悩んでいるチーム同士だけど、まるで昨日のゲームの再現を見ているかのような投手戦。左右の差こそあれストレートとカーブを使いこなす二人の戦いは、見応えがあった。どちらも相手にとっては初物だし、情報は入っているものの、実際に見てみるまでは・・・という感じだったと思うが、そういった初モノという先入観を抜きにしても、二人共良いピッチングをしていた。
（とはいえ、打線の調子の良いチーム相手だとしたら、マイコラスも横山も同じような状況にはなっていないかもしれないけれど・・・）
横山はファームで見た時は、ストレートのゴリ押しで打たれていたけれど、しっかりと変化球のコンビネーションの精度をあげていて、狙い球が絞りにくく見えた。昨日、藤浪をリードして配球面で調子が良い鶴岡とのコンビも抜群だった
ストレートがウリだという情報は当然入っているわけで、巨人打線はストレートを狙いにゆく、鶴岡もそれがわかっているからカーブから入る、そらにその裏をかいてカーブを狙いにゆく・・・という読み合いは非常に面白かったし、今日に関しては鶴岡の洞察力が巨人打線を上回っているように感じた
（多分、リードしていて気持ちよかったろうなぁ）
阪神打線にもマイコラスの情報は十分すぎるほど入っているだろうけど、今日は相川とのタッグということで、テレビ越しでは、これまでのマイコラスとは別人のような感じに見えた（相川がうまくコントロールしていたように見えたし、今までのパターンと意識的に変えているようにも）。
そういう意味で、数字の上では投手戦なのだが、実はキャッチャーの戦いだったようなゲームだったんじゃないかと。
まぁ負けちゃったので、あんまりグダグダ言って長い文を書くのはやめようと思うけど、ちょっとグッサンをはじめ、マシソン、澤村の勝ちパターン投手陣が心配だ。マシソン、澤村は火種をまき散らしながらも、数字の上では何とかこらえている感じだけど、ここのところすんなりと終わらせる姿は見れていないし、グッさんに関しては今日で３敗目…（ま、今日はピンチを広げただけで、実際に打たれたのはマシソンだけど）
去年から相手球団に対して、「山口が出てきたらもう終わり」というような絶望感を与える存在感が残念ながら無くなってしまっている。実は肘の具合がまだ良くないのではないかと心配になるし、そういや３月には背中の張りを訴えてたな・・・体調に問題があるのであれば、休むなり治療すれば元通りになるけど、万全なのに今日のようなピッチングだとなると、はるかに問題は大きい
逆転のきっかけになったセカンドへの打球はヒットとなったけど、片岡なら止めてなければいけない打球だし、好調なグッさんだったら、送りバントもあんなにアッサリとはさせてないだろう。
この辺から負のスパイラルに入って、マシソンに関しては、もう自分でもどうしたら良いのかわからないくらいに荒れに荒れてしまってた…（涙）
それまでは神がかっていた相川の配球も鳥谷に対して、２－１からストレートを待っている相手に対して、真っ正直にストレートを投げるとか・・・（ま、イチかバチかでストレートを投げるしかなかったと言えばそれまでだけど）。
そもそも、球数９６球で被安打１のマイコラスを何故代えたのか？そこから？？？なのだが、まさか唯一打たれたヒットが伊藤隼だからって事は無いだろう。もちろん、流れやデータや、練習での調子を見ながら、それがベストだと判断したから代えたのだろうし、あくまでも結果論でしかないんだけど、あの祈るようなマイコラスのベンチでの瞳を見ると、ファンとしてはちょっと切なくなってしまったよ
今シーズンに関して言えば、左の中継ぎとしてはグッさんよりも戸根のほうが安定感があるし、試合数が少ないとはいえ宮國も悪くなかった。じゃあだからグッさんとマシソンの代わりになるかといえば、余りにも実績が少なすぎるけど、常にその時の状態が良い選手を使う方針の原監督であれば、そのくらいの英断をしても良かったのでは…と、無い物ねだりというか、わがままを言ってしまいそうだ（涙）
（香月もせっかく上げたのに使わないまま誰かと入れ替えになりそうだ…）
でも良かったところが無いわけではない、長野の猛打賞は復活の兆しを感じさせるし、相変わらず亀井、アンダーソンは左ピッチャーでも結果を出せる。ポレダよりも期待してなかったマイコラスも試合数を重ねるごとに良くはなってきた。
あと、幸いにもDeNAもお付き合いで負けてゲーム差は縮まらなかったし（ココ大事）
明日からはナゴドで中日との３連戦。
実はDeNAよりもチーム打率の良い中日相手ってことで、今の阪神に負け越しているようでは、とても中日に勝ち越せないのではないかと今から心配がつきない
初戦でいきなり吉見だし、どうにも打てるイメージが湧かない…体調を見ながら投げているはずなので、早打ちしないで何とか球数を投げさせて、できるだけ早いイニングで降板させるような展開に持ち込むしか、勝つ方法はないんじゃないかと思う
あ、そうそう、グッさんと、マシソンはちゃんとマイコラスに「ゴメンね」ってしときなよ（汗）
管理人：みんぐ
