ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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5/22 巨人 4-2 中日 → 吉見相手に良く勝ったな、ポレダひょっとして持ってる?

巨人 4-2 中日 → 対 中日:3勝4敗0分 ナゴヤドーム

勝利投手:ポレダ 9試合 5勝 1敗 0S

セーブ :澤 村 22試合 3勝 2敗 15S

敗戦投手:高橋聡 10試合 2勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:ポレダ→澤村 捕手:阿部→相川

中日:吉見→浅尾→高橋聡→田島 捕手:谷繁

本塁打

巨人:

中日:エルナンデス3号ソロ

フジテレビONEにて観戦

解説:鈴木孝政 実況:斉藤誠征

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの7回戦。試合は終盤までもつれるシーソーゲームとなった。先発のポレダは二回に先制を許すが、粘りの投球で8回を2失点に抑える。打線は2対2で迎えた九回、代打の代打・高橋由が勝ち越しのタイムリーを放つなどで2点の勝ち越しに成功。最後は守護神・澤村が締め4対2で勝利した。ポレダは5勝目を挙げ、高木勇、菅野らに並びハーラートップタイとなった

Yomiuri Giants Official Web Site

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1点取られ、おいつき、追い越して、追いつかれ・・・最後に突き放した、野球ファンとしては見応えのあるゲームだったけど、巨人ファンとしてはイニング毎にヒヤヒヤするゲーム展開で心臓に悪かった

まだ5試合の登板ながら防御率0.55で3勝負け無しの吉見相手ということで、ここのところポレダも頑張ってるとはいえ、正直なところ勝てるイメージが全く湧かなかった。

一方で中日のチーム打率は .271で実はセ・リーグ1位、得点も160点でDeNAに続いて2位という実は攻撃型のチーム。

東京ドームでは2勝1敗と勝ち越しているが、開幕2カード目のナゴヤドームでは3連敗をした相手。ナゴドでやり返したい気持ちはあるけれど、いかんせん貧打に悩むチーム状況とあっては、この球場で吉見を相手にするとなると取れて1点か・・・ポレダは完封する気で投げないといけないなって考えながらゲーム開始を待っていた

まずは小山をさげて上がってきた矢野

正直、上がってくるのが遅すぎるくらいだけれど、ファームでは好調だったので、バイオリズム的に落ちた状態であがってくるような事になっていないことを祈ってた。長野、亀井、橋本、大田と巨人の外野の先発候補は俊足強打の選手が揃っているし、他にも足の鈴木、ガムシャラさが売りの堂上と控えている。極端に調子を落としている選手がいないので、矢野本人は諦めていないかもしれないが、恐らくレギュラーは難しく、基本的には左投手相手の代打が今シーズンも仕事になるだろう

少しでも調子を落としたり、ちょっと体に違和感があるだけで、またファーム行きというシビアな立ち位置だけど、何とかシーズン最後まで1軍に残って欲しい

鈴木が代走に出ると何かが起きる気がして球場が湧くのと同じくらい、代打 矢野がコールされると巨人ファンがざわめき、球場の雰囲気が一変する、さらに言えば代打 由伸もそう。三人共そういった場面でしっかり結果を出しているから余計に期待感が高まるのだが、膠着したゲームで隙を見せれば彼らが出てくるというプレッシャーを多少でも相手が感じているのであれば、よほどのビハインドで無い限り最後までゲームを諦めずに見続ける事ができる

今日の9回はまさにその3人が作り出した雰囲気が大きく貢献した

先頭の阿部が出塁すれば、当然といった感じで鈴木が代走へ、(本当は盗塁してからの橋本のバントが見たかったけど)橋本がしっかりと送り、寺内が繋いで1、3塁とチャンスを広げたら、お待ちかねの代打 矢野コール!相手が田島に代えたとくれば、代打の代打で由伸の出番…中日側からすると、先頭バッターを出してしまったがために、足のプレッシャーを感じながら次々と出てくる代打に合わせて投手リレーを変えなきゃならん、落ち着かねーよ!という愚痴のひとつもこぼれてきそうな場面だった

(そういえば、昨夜のプロ野球ニュースで代打由伸、阿部と出たところで解説の金村氏が巨人だけ登録人数多いんじゃないか?と勘違いしそうになる(笑)と言ってたな)

巨人の場合は、代打攻勢をかけても守備力が落ちないというのもミソで、阿部をさげても相川がいて、代走の鈴木はそのまま俊足の外野手へと変わる(矢野だけちと微妙だけど)。

理想を言えば井端、堂上が二人共先発出場し、井端が出塁して堂上の一発がナゴドで飛び出し、3塁ベンチに向かってガッツポーズ…なんてシナリオを期待してしまうのだが、まぁまだチャンスはあるだろう。

それにしても昨日猛打賞だった長野を即1番に起用してくるとは驚いた。まぁ1番大田では吉見のピッチングに翻弄されてしまうのは目に見えていたので、今日のところはベンチから見学して一度リセットするのが良いと思うので悪くない選択・・・どころか、長野は5打数2安打(うちタイムリー1本)としっかり結果を出した。9回に外スラに空振りしてしまった場面では「あぁまだあの球に釣られちゃうかぁ…」と諦めかけたけど、苦し紛れにバットに当てた打球がボテボテで助かった。その前の由伸の勝ち越しタイムリーが勝利打点なのは間違いないが、9回裏が下位打線となる中日にとって、2点目となった長野の当たりが試合を諦めさせることになったかもしれないと思うと、貴重な点だった

それと忘れちゃいけないのが橋本の守備。代わったところにボールが飛ぶじゃないけれど、守備についたイニングで谷繁のライト前の当たりをライトゴロに仕留めた送球と、9回エルナンデスのヒットをセカンドで刺したレーザービームはお見事でした。特にエルナンデスのヒットは次に代打ガッツが控えていただけに、1アウト2塁でガッツをむかえるのと2アウトランナー無しでは雲泥の差なので、このアウト1個は1点の価値があったと思う

先発のポレダは安定感があってイイね。5月8日のDeNA戦こそ4失点して5イニング持たなかったけど、それ以外はしっかりとQSをクリアしてる。ルナには3安打と打ち込まれたが、実はもっとも恐れていた平田をノーヒットにおさえたのが大きかったし、福田、エルナンデスと長打力のある右打者(エルはスイッチか)がいるんで、ナゴドとはいえ3~4点くらいは取られるかと覚悟してた

代打で交代した直後に味方が勝ち越して勝ち星がつくとか、ハヤトゥーばりの「持ってる度」も発揮してるし、来週からの交流戦も初対戦が続くわけで、まだしばらくは活躍してくれそうな期待感があって頼もしい

(その「持ってる度」をほんの少し、マイコラスにも分けてやって欲しいが…(汗))

明日は杉内 vs 大野の左腕対決か・・・

杉内は前回の東京ドームでは勝っているものの、3月31日の「魔の3連敗」の初戦で6回持たずに降板している。ナゴドの借りはナゴドでしか返せないわけで、大野相手はちょっとしんどいけど、何とか味方が点を取るまで踏ん張って欲しい

それで打線は長野、坂本、(恐らく明日は先発だろう)井端の3人が頑張ってチャンスを作ってもらいたいし、左にも強い亀井とアンダーソンが1本ずつくらいヒットで出てくれると、エース相手とはいえ何とか負けないゲーム作りは出来るのでは無いかと思う

DeNAがなかなか負けてくれないので、せめて交流戦までは今の差が開かないように食らいついてゆきたい

管理人:みんぐ

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