ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/3 巨人 2-1 オリックス → あと一本が出ないというか東明がギリギリで踏ん張ったというか…

巨人 2-1 オリックス → 対 オリックス:2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:マシソン 26試合 1勝 3敗 2S

セーブ :

敗戦投手:平野佳 11試合 0勝 2敗 6S

投手リレー

巨人:大竹→戸根→山口→マシソン 捕手:相川

オリックス:東明→佐藤達→平野佳 捕手:伊藤

本塁打

巨人:

オリックス:安達3号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:赤星憲広 実況:蛯原 哲

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東京ドームで行われたオリックスバファローズとの2回戦。巨人は初回にアンダーソンのタイムリーヒットで先制に成功する。しかし、巨人先発・大竹は四回、安達に同点ソロホームランを浴び、試合は振り出しに。その後はオリックス先発・東明の粘りの投球の前にあと一本が出ず、勝ち越し点が奪えない。それでも巨人は4番手のマシソンが八、九回のピンチを抑えると、九回、井端にサヨナラタイムリーヒットが飛び出し、オリックスに2対1で勝利。このカード勝ち越しを決めた

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10安打6四死球なら3~4点は取っていなきゃイケないゲーム展開

ココぞで一本が出なかった打線を嘆くべきか、ギリギリのところで踏ん張るピッチングをした東明を褒めるべきか・・・まぁどっちというよりも、両方だったような気がする。

細かいところで個々のバッティングに注文を付けたいところはあるけれど、ちょっと今日はそれを言い始めたらギリが無いので、良かったところだけ。

何と言っても亀井の猛打賞は嬉しい結果。今日を入れて5試合で無安打だったのは31日の楽天戦だけなんで決して調子が悪いわけではないのだが、ここのところ何となく空気になっていたような気がする。本来なら連夜のマルチ安打で4、5番をチャンスで迎える活躍をして欲しい選手なので、今日のようなバッティングを3連戦のうち2度くらいしてくれるとチームが一気に活気づく。故障さえ無ければ、それくらいはやってくれるポテンシャルと経験値は持っているはずだし、若きキャプテン坂本を立ててサポートしつつ、実質 亀井が引っ張っているくらいのリーダーシップを発揮してもおかしくない立場なので、去年、交流戦でMVPを取った亀井がもっと目立つような展開を明日以降もお願いしたい

原監督が大田を例として打者陣に「泰示はあそこでじゃあ何球ストライク来たのかというところ。たぶん1球も来ていない」と苦言を呈していた。基本的には仰るとおりだと思う(汗)2アウト2塁という場面で、カウント2-2でまともなストライクを投げてくると普通は予想しない。打ちたい気持ちが大きすぎて、つい手を出してしまうのだろうけど、今の塁上の状況、点差、残りのイニング、自分の後ろの打者、ピッチャーの状態、自分の状態、カウント、これまでのデータなど色んな事を加味して、自分にはどういった攻めをしてくるのか、自分に今求められているのは何なのかしっかりと整理して打席に立たないと…

同じことは大田だけではなく、長野や坂本もそうだし、敷いては打者全員に言えること。大田に関しては意外と四球を選ぶケースも多くて、去年以上に選球眼が良くなったのが成長の一因ではあるのだけれど、先発を外れてからは本人も焦っているのか、それまでは手を出さなかったボールに身体がついていってしまったり、とりあえず初球はストレート狙いでコース関係なく振りに行ったりとか、雑なバッティングが目につくようになってきた。

でもこういうのを経験して、乗り越えて、少しずつ成長してゆくんだと思えば、今はまだ微笑ましい目で見ていられる(笑)本人も試行錯誤しながらもがいてるのだと思うし、橋本、立岡の活躍をベンチで見ながら「また俺も!」って気合入ってると思う。チーム内にライバルや目標となる選手、相手球団に負けたくないライバルがいれば努力して自ずとレベルも上がってくるだろう。2軍で仲間と競い合うのと1軍で競うのとではステージも違うし、とにかく今シーズンは1軍に居続けて、夏に階段を1つ上がり、優勝争いする頃にはクリーンアップに再度、名を連ねるような存在になってくれることを目標に頑張ってくれればいい。

個人的には、コレまで何度もこのブログで書いてきたように、もっとボールを前で捉えてフルスイングするような打者が1~2人欲しい。ヤクルトの畠山とか、日ハムの中田翔とか、西武のおかわりくんとか…筒香はどちらかと言うと、引き付けながら引っ張れるスイングスピードがウリの選手なのでちょっと似たような選手を育てろというのは今のメンバーの中では厳しい(期待を持って言うなら岡本は近い選手かも…全盛期の阿部もか)。

なので、三振上等で狙い球を絞り、1、2の3で(右打者なら)レフトスタンドへ放り込むような選手の登場を願うばかり

(本来は村田がそういう選手じゃなきゃいけないんだけど・・・)

先発の大竹は、今日はとにかく低めをつくことに集中してたかな。オリックス打線が去年のような状態、もしくはブランコや中島がクリーンアップで打線として機能していたとしたら2~3点は覚悟が必要なピッチングだったかも。

それでも四死球0だったのは評価できる。逃げのピッチングはなかったし、打たせて取るのはある意味大竹らしいわけで、途中降板になってしまったのは残念だけど、一定の評価はもらえたと思う

(ただ、そうなると来週の登板も回ってくるわけで、日ハム打線を札幌ドームで相手する事になり、今日と同じような結果を求めるのは厳しいかも)

明日はマイコラス vs ディクソン

マイコラスが先週の西武戦での初勝利をきっかけに勝ち運が上がるようなら期待できるけれど、一方で打線がディクソンを打ち崩すイメージが出てこない…阿部がスタメン復帰出来るのなら今日、相川が入っていた7番に入れるか、6番阿部、7番由伸という左を並べるというオーダーも面白いとは思うが、はてさて原監督の心中やいかに?

ホームでの6連戦はギリギリの最低ラインで3勝3敗、来週のヘビーな戦いを考えれば4勝2敗で終わらせたいので、この2戦を取れた意味は大きい。チーム状況的に交流戦の最高勝率チームを獲得するのは厳しいと見ているけれど、上位を占める日ハム、ソフトバンク、ロッテとはまだ当たっていないわけで、希望を捨てるのは早すぎる。とはいえ、目標は高いに越したことはないけれど、いま名をあげたチームとは打線の勢いが違いすぎるので、投手陣が相当頑張らないと互角に戦うのは厳しいかも・・・

それにしても、柳田のホームランとか、ロッテの1イニング8点とかなに?自分が戦うわけじゃないのに、今からビビっちゃいそうだわ(笑)

追記

気がつけばDeNAと同率首位に返り咲いた・・・今は交流戦中なので、セの順位で1位になったといっても今いち実感が湧かないのだが、同率とはいえ首位に立ったのは良いこと。まだこの先もぶっちぎるような体制は整ってないので、このまま夏場までは上がったり下がったりを繰り返してゆくんだろうけど、ひとまずは突然落ち込んで、ズルズル下がってゆくような事だけはないように、先発ローテの中で連敗ストップを期待できる投手が2人は必ずいる状態をキープして、打線は亀井、坂本、アンダーソンのクリーンアップがケガだけはしないように気をつけてくれればと願う。

せっかく上がってきた河野に何とかチャンスを上げたいけれど、僅差のゲームが続くようだとなかなか出番はないか・・・(涙)大量失点のゲームは困るけど、5-0くらいで終盤を迎えられるようなゲームが1つでもあると、チャンスはもらえるかな?う~ん、ギリギリで3-0か?(汗)

追記2

一個言い忘れてた、最後の場面、個人的には満塁策を取られたほうが嫌だった。内野ゴロでも1点入る可能性が高い状況で、三振の確率の少ない井端と勝負してくれたのは、ある意味ラッキーだった(そこで打っちゃう井端もスゴイけど)。

結果論から言えばそうなんだけど、あのピンチを勝負しておさえたら、流れが変わるって思ったんだろうな・・・そう思うと、紙一重の見応えのあるこれぞプロ!っていう勝負だった。原監督風に言えばギリギリのところでこちらがほんの少し上回ったという感じか?

管理人:みんぐ

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