ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/2 巨人 2-1 オリックス → 菅野の穴を若武者二人が埋めた!メンドーサはいいデビューしたね

巨人 2-1 オリックス → 対 オリックス:1勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:田 口 5試合 2勝 2敗 0S

セーブ :澤 村 27試合 4勝 2敗 18S

敗戦投手:松 葉 9試合 3勝 5敗 0S

投手リレー

巨人:田口→メンドーサ→山口→澤村 捕手:相川

オリックス:松葉→マエストリ 捕手:伊藤

本塁打

巨人:坂本4号ソロ

オリックス:T-岡田5号ソロ

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解説:吉村禎章 実況:新谷保志

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東京ドームで行われたオリックスバファローズとの1回戦。オリックスはこの日から森脇監督が休養し、福良監督代行が指揮を執る。巨人は三回に相川のタイムリ三塁打で先制する。六回には坂本にソロホームランが飛び出し、リードを広げた。先発の田口は5回を無失点に抑えて2勝目。来日初登板のメンドーサが2回を完璧に抑えるなど後を受けたリリーフ陣がリードを守りきった。巨人は交流戦の成績を4勝3敗とした

Yomiuri Giants Official Web Site

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今日、オリックスの森脇監督が成績不振を理由に休養会見したのは、ちょっとびっくりした。森脇監督は自身がきっかけとなってチームが良い方向に変わってくれれば・・・という思いがあったのだと思うけど、東京ドームで迎え撃つ巨人としては、チーム状態の悪いままのオリックスでいてくれたほうが正直良かったのに・・・とゲーム前に思ったのは事実(オリファンすみません)

今日を区切りにチームが一丸となって、一気に雰囲気が変わられたら嫌だなぁ~と思っていたのは、菅野が抹消となって、こちらのチームに暗雲が立ち込めそうな感じだったから(汗)

さて、菅野に代わって6連戦の頭を任せられた田口だけど、オリックスの打線がちょっと元気が無いことを差し引いても良いピッチングをしていたと思う。前回、初勝利をしてから抹消までのピッチングには守りの部分も見えていたけれど、今日は多少甘い所あるとはいえ、とにかく後先考えず、自分のピッチングをやろうという初登板の時のような思い切りがあったと思う

恐らく、事前に今日のピッチングの内容いかんにかかわらず、また抹消されるということは事前に伝えられていたと思う。だからこそ、ココをレベルアップ出来るアピールの場所のひとつと考え、結果よりも目の前の打者との戦いに集中できていたのではないかと思う。東の松井、西の田口と呼ばれていたライバル 楽天の松井裕に負けず劣らず、ストレートとスライダーはしっかりと通用としてた。あと、足りないのは1軍での経験値とそれで得られる状況に応じた駆け引き。でもまぁそれは今は求めてないので、この時点で19歳の若武者が連戦の初戦を投げた内容としては充分以上だったと思う

その田口のあとを受けたメンドーサ

いや、個人的にはビックリしてる。去年セペダ、アンダーソン同様キューバから入団してきた若いピッチャーだけど、彼ら二人と違って、メンドーサはどちらかと言うと助っ人というよりも、才能あるキューバの若者を巨人で育てて日本仕様のピッチャーに育成しようとしていると思ったからで、1軍での出番があるとしたら今シーズンは消化試合になってからくらいかな?って予想してた

去年、G球場に練習を見に行った時に投げている姿をチラっと見たのと、ファームの試合の映像を少し見ただけなので、正直なところどの程度の仕上がり状態なのか全く情報がなかった・・・昨年に見た時は手足が長くバネがありそうで、背筋のピシっとしたイケメンだなくらいにしか思ってなかったんだけど、いやいや今日見ても、非常に立ち姿の良い好青年だわ(余談だけど、成績も優秀で頭も良いらしい)

190cmと身長もあるので、ストレートとカーブのコンビネーションは非常に強力。何より真上からというか、地面から180°の角度で投げるストレートがイイ。解説の吉村氏はこれで横の変化球があったら・・・と言っていたけど、あのフォームなら、チェンジアップ、カーブという今の縦の変化でイケると思う。180°から投げ下ろす形になるので、コントロールが左右に大きくぶれることは無さそうだし、バッターから見るとあの角度でストレートとチェンジアップが来たら見極めが難しい。さらにカーブがあると一度目線を上にずらされるのでかなり厄介だと思う。ストレートも140km/h後半から150km/h前半は出てるので、狙い撃ちされたとしても余程ドンピシャでタイミングが合わないと長打を打つのは大変そうだ。まだ若いので、いずれは先発で・・・という考えなのかもしれないけれど、個人的にはストッパーの素質ありだと今日見てて思った

もっと1軍で見たいと思ったけれど、外国人枠の問題もあって、ポレダが再登録となればまたファームに行くことになるだろう。21歳ということで、まだまだ伸びしろタップリな投手なので、ファームでもっと経験を積んで、また1軍で躍動する姿を見せて欲しい

(まぁG球場のほうが家から近いんで、見る機会は多いから、ソッチの方が・・・って思っちゃうけど(笑))

原監督の頭には、ある程度は二人で投げてくれるだろう、出来れば7回まで2失点くらいでいってくれたらラッキーって思ってたのかな?7回無失点で次にバトンを渡したのは良い意味で予想外。敗戦も覚悟で望んだゲームを取れたのは非常に大きかった

打線の方は、まぁ相変わらずというか・・・・若い田口が投げるので、出来れば初回から点を取りたかったけど、序盤、かなり松葉に翻弄されたところもあって、1~2回を見る限りはちょっと空回りしてる感があったのだが、今シーズンの相川はバッティングは本当にいいね。T-岡田の慣れないライトでの守備があったとはいえ、あの3ベースの打ち方は見事でした。ま、ノーアウト3塁でまだチャンスが続いていたので、次の田口は仕方ないにしても、長野あたりが犠牲フライでもう1点追加!ってのはしっかりとやっとかなきゃイケなかった。同様に坂本のバント失敗(ヒットで何とかチャンスは広げたけど)とアンダーソンのバントは残念。3塁線に転がすのはイイんだけど、もう少し強く転がさないとねぇ・・・(涙)バントじゃなくて打たせろよ!という意見もあるかもしれないけれど、個人的にはバント練習もまじめにこなしているというアンダーソンなので、しっかりと送って2、3塁という形を作り、そこから2点、3点と取ってゆくという方針はきらいじゃないので、しっかり決めて欲しかった・・・

坂本のホームランは・・・打った瞬間、本人が俯いてたので感触は外野フライだったのかな?まぁ東京ドームじゃなきゃ追いつかれていたか、フェンスにギリギリあたるか?くらいの打球だったと思うけど、これまた吉村氏の言うように、泳がされて打った逆方向じゃなく、しっかりと身体が逆方向へ体重移動できてのスイングだったからあそこまで伸びたのだと思う。あの打ち方を狙って打てるようになれば本当の意味での四番定着に期待がかかるけど、今日のは偶然かな?それでも、アレをきっかけに何か目覚めることがあるかもしれないし、明日以降の坂本にちょっと注目して見てみたい

問題は明日の大竹 vs 東明

田口が今日良いピッチングをして、下では小山、宮國が虎視眈々と上に上がるチャンスを狙ってる状況で、どんな結果を出すのか、ケガや故障を抜きにすると、大竹のポジションが今一番下から狙われていると思う。ここで良いピッチングをして、さらに次につなげるか、不甲斐ない結果を出して若手のチャンス枠となってしまうのか、かなり進化の問われる試合になるだろう

恐らく本人もその重圧は感じてると思うが、だからこそ、その中で下の追随を許さないピッチングで首脳陣にアピールして欲しい。前回のような弱気の虫が表情に出るような事になれば、あっさりとまた再調整・・・なんて事になりかねないので、気合を入れなおして、まずはオリックス戦の勝ち越しを決めちゃってください

管理人:みんぐ

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