巨人 4-2 オリックス → 対 オリックス:3勝0敗0分 京セラドーム
勝利投手:大竹 2試合 1勝 1敗 0S
セーブ :澤 村 24試合 3勝 0敗 15S
敗戦投手:金子千 11試合 3勝 4敗 0S
投手リレー
巨人:大竹→山口→マシソン→澤村 捕手:小林
オリックス:金子千→コーディエ 捕手:伊藤→山崎勝
巨人:坂本11号ソロ
解説:山沖之彦 実況:大前一樹
JSPORTS 3 にて観戦
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京セラドーム大阪で行われたオリックスバファローズとの3回戦。巨人は初回、坂本がオリックス先発の金子からソロホームランを放ち、先制点を挙げる。二回にも、亀井のタイムリー二塁打などで3点を追加し、序盤から試合を優位に進めた。巨人先発の大竹は立ち上がりから危なげない投球で、四回まで相手打線に安打を許さなかった。五回にタイムリーを浴びるなどして、2点を失ったが、六回途中2失点の粘投を見せ、マウンドをリリーフ陣に託した。後を受けた山口、マシソン、澤村はそれぞれ無失点。リードを守りきり、大竹に今季初勝利をプレゼントした。巨人は速攻が決まって連勝を「4」に伸ばした
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初戦が阿部、昨日が内海、今日が大竹・・・
交流戦前には戦力になっていなかったベテランが3日連続でお立ち台か…ある意味、感慨深いものがあるし、ここからが再スタートなんだと感じさせるようなヒーローインタビュー3連チャンだった
どれだけ調子が悪かろうと、巨人相手となると突然復調したり、確変したりする相手選手が多いので、今シーズンの金子千尋が余り調子が良くないという事を耳にしても、全くもって安心することが出来なかったゲーム前。大竹と金子の対戦ということになれば、多くのファンが金子からは取れて1点、大竹はよく投げても3失点くらいだろうと想像するだろうから、1-3で負けくらいを予想している人が多かったのではないだろうか?
(ってか、私がまぁそうだったんで(笑))
金子相手となると、どうしても思い出すのが2014年5月31日の交流戦
9回までノーヒットとやられて、延長12回2アウトまで追い込まれるも、亀井がシーズン第1号のホームランを打って延長を制した試合。別に亀井は金子から打ったわけではないのだが、京セラドームの亀井といえば、何かやってくれるという刷り込みがしっかり巨人ファンには埋め込まれているので、今日に関しては完全にポイントゲッターは亀井だと信じこんで見ていた
ゲームが動いたのは初回
脇谷ショートゴロ、重信サードゴロでランナー無しで坂本で回ってきたところで、いきなりの先制ホームラン。坂本も金子に相性が良いのだが、それを踏まえても良くスタンドまで持って行ったなと思わせる、腕を上手くたたんでの坂本らしいバッティング。
緊張していたであろう大竹への何とも嬉しい援護点だった
金子千尋といえば、キレのあるストレートに七色の変化球、その全てをカウント取りにも決め球にも使えるという、ある種、完璧な投手。普通に投げられたら、とてもじゃないけど連打を狙えるような投手では無いのだが、事前情報通り、今日もそれほど好調だとは思えない立ち上がりだった。2回には阿部の四球から村田のヒットでチャンスを広げると、今日のキーマンに押していた亀井が記録上は2ベースながら、相手の守備の乱れの間にホームへ突入するという走者一掃&自身も一掃というなんちゃってランニングホームランで一挙に3得点。やはり京セラドームでの亀井は何かを持っていると確信させてくれた得点で、巨人久々の4点を序盤で取ることが出来た
この時点では、金子はもって5回だろう、今日はこれまでの鬱憤を晴らさせてくれるくらいの点を取って快勝するんではないかと思っていたのだが・・・
なんつ~か、3回以降は通常運転だったね(涙)
立ち直った金子相手に3回以降は手も足も出ず、0点を積み重ねることになった。もう同じことの繰り返しになるので、本当は触れたくないのだが、やはり下位打線でチャンスを作っても、小林→脇谷→重信のコンボではどうしてもチャンスを広げることも、ランナーを返すことも出来ず、それがこの試合でも完璧に浮き彫りになってしまった
中でも小林の2度のバント失敗は見るも無残
これまでもバントのヘタさ加減は重々わかっているつもりだったけど、実は一番わかっていないのはベンチだったのではないかというオチ。7回の2ストライクからの意表をついたスクイズには半分同情はするけれど、9回の送りバント失敗には弁解の余地は無い
外側のボールに無理にバットを合わせようとすると、ヘッドがどうしても下がるので、どうしてもフライになりやすい。同時にバントの場合は、ボール気味でも当てようと思えば当てられるので、ストライクとボールの判定も曖昧になる。私が子供達に教えている時は、右バッターのバントは右手で当てにゆかないで、アウトコースは右肘は引き気味にしてヘッドを立てたまま、左肘を動かして当てに行くように指導しているのだが、そうするとバットのヘッドは立つことになってボールを転がしやすい、同時に外のボールを当てに行くのは遠く感じるようになるので、必然的にストライク以外のボールには届かなくなるため、外角の見極めがしやすくなる
小林もアマ時代から散々やっていると思うのだが、やはり相手がプロレベルとなると、そういった基本を忘れてしまうのだろうか…
数えたくはないので、カウントしないけれど、今シーズンは何度バントの失敗をしただろうか…確率的には打たせたほうが、何かラッキーな事が起きるのではないかと思うのだが、それだけバッティングに関しての信用が無いんだろうね…正直なところ、かなり寂しい
それとパスボールをした場面も喝!身体で止めようとせず、片手で上からおさえようとするなんて、キャチャーとしてもっともやってはいけないこと。リードしていることで油断が出来たのかもしれないけど、仮に同点に追いつかれたり、逆転されて負けるような事になっていたら、バントの失敗とパスボールで、敗戦の責任が全て小林に降り掛かってくるところだった。阿部が戻ってきたことで、キャッチャーとしての先発出場の機会が減るかもしれない状況だからこそ、いやいや、今の巨人のホームベースに阿部さんの居場所は無いッスとでも言うような存在感を見せて欲しかったので、あぁいった緊張感の無いプレーは今後無いように、気持ちを引き締めてもらいたい
それと、ここ何試合か厳しい苦言を呈し続けてきた重信。今日もノーヒットだけでなく、3三振と2番バッターというポジションを考えたら絶対にやってはいけない打席を続けてしまったわけだけど、初回のサードゴロだけは良かった。引きつけてボールを高くバウンドさせるゴロは、間一髪のアウトだったけど、サードの小谷野を慌てさせるには十分だった。転がせば何かが起こるかもしれないと相手に思わせるだけの足を持っているので、それをどう上手く使うか、改めてしっかりと自分の長所を最大限に活かすにはどうしたら良いのか考えてもらいたい
先発の大竹は立ち上がりから飛ばしてたね、ヒーローインタビューでも言っていたように、ファームで共に調整に励んだ内海の昨日のピッチングが彼に勇気を与えたか、序盤は小林が構えたところに寸分違わず投げ込むような素晴らしいピッチングだった。6回にピンチをむかえて降板することになったが、4回までは文句のつけようのない内容で、内海同様、次につなげたと思う
気になるのは、毎試合僅差のリードだったので仕方ないとはいえ、グッさん、マシソン、澤村が3連投になってしまったことか。出来れば明日の菅野には、中継ぎの準備さえ必要無いくらいの完璧な内容で完投をお願いしたい
(ここのところ菅野にも若干の疲労が見えるので、本当はそこまでお願いしたくはないのだが…)
あと、8回、長野のセンターフライでファーストからセカンドへタッチアップした坂本は本当にナイスプレーです。得点にこそ繋がらなかったけど、キャプテンが率先して相手の隙を突いて次の塁を狙うという姿勢を見せたことは大きな意味があった。常にあぁいった積極的なプレーを見せることは、他のナインに絶対に伝染するはずなので、明日以降も背中と結果で選手たちを引っ張って欲しいなと頼もしく思いました
まぁ、内容的には課題の多かった3連戦だけど、7連敗の後の4連勝は、実質3連敗だったという形にまで縮めることが出来たわけで、非常に大きな意味ある勝利になりました
交流戦だけに絞って言えば、下位チームのオリックス相手だから、取りこぼせないのはもちろんだけど、3連勝したことによって、ソフトバンクだったり、ロッテだったり日ハムだったりといった上位球団に3連敗しても五分という心の余裕を持つことが出来るのは大きい。
明日からの日ハム3連戦も、3連敗さえしなければ良い、1勝2敗なら今週は4勝2敗で終われるわけで、明日の菅野に勝利がつくようなら、本当に気持ちに落ち着きが生まれ、それがその後のゲームにも好影響をもたらせてくれるかもしれない
まさかのエースが連勝ストッパーにならないように、東京ドームで菅野が躍動してくれることを願います
追記
公文にかわって、西村が上がってきた
西村がかつての西村として上がってきたのなら、勝ちパターンでもビハインドでも投げてくれるタフさを持っているので本当に心強い、現時点では、まだ投げてないので何とも言えないけど、頼もしい選手がまた一人復帰してきたというのはチームにとって良いニュース。
公文も投げっぷりの良さで、これまでしっかりと存在感を出してくれたけど、交代相手が西村ではしょうがないか
もちろん、今後も必要な戦力なので、ファームで疲れを落としつつ、さらにレベルアップして戻ってこれるようにしっかりと練習しておいてください。
追記2
友人から、見てみ!って言われて行ってみた
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/topics/ranking30/
おぉ~1位になっとる…ってか、こんなランキングあったのね(笑)
管理人:みんぐ